
東京都医師会より新型コロナウイルス感染症対策についてのリーフレットが公開されました。
内容

このたび東京都医師会では、新型コロナウイルス感染症の予防策や医療機関へのかかり方を記載したリーフレットを作成いたしました。
https://www.tokyo.med.or.jp/17708
本リーフレットは日本語・英語・中国語・韓国語の4つがございます。ぜひ、ご活用ください。
今般、東京都医師会より公開されたCOVID-19対策のリーフレット。
日常生活における注意点がわかりやすくまとめられています。
日本語以外にも英語、韓国語、中国語版が公開されています。
必要に合わせて引用元リンクからダウンロードして活用しましょう。
リーフレットの中で今最もインパクトがあると言っても過言ではない項目は「タバコをやめる」こと。
先日、日本に衝撃を与えた志村けんさんの死亡。
志村けんさんが急速に容体が悪化した背景にはヘビースモーカーであったことが挙げられます。

COVID-19の特徴は両肺の辺縁に見られるすりガラス陰影です。
肺の中心に陰影が見られる症例は少ないようです。
また、片肺だけではなく両肺に炎症が見られることからSARS-Cov-2を含んだ飛沫を吸い込むことで感染することが裏付けられます。

喫煙者の肺は非喫煙者の肺と比較してすでにダメージを受けています。
この状態で両肺で炎症が生じるとどのようなことになるのか?
言われなくてもわかるでしょう。
現在、とあるHPでは毎日3〜4例のCOVID-19の症例が認められていると勤務医からお聞きしました。
中には肺炎とは関係のない疾患での肝臓造影CTのついでに胸部CTも見てみたところすりガラス陰影が認められ、PCR検査でもSARS-CoV-2陽性であることが確認された症例もあるようです。
この症例の場合、まさか患者がCOVID-19へ罹患しているとは思っていないので検査に当たった技師や看護師は防護措置を取っていません。
上記症例は入院患者ではなく外来での検査だったそうです。
このことから分かることは、自覚のない患者が街の中には確実に存在すると言うこと。
この症例のような事例が続くようになれば検査に当たる医療スタッフに感染者が発生し、医療崩壊が起こることも机上の空論と笑うことはできなくなりつつある状況にあります。
外出の自粛要請がいまだに出ていない関西ではGWの到来ともに患者数は急増する可能性は十分にあります。
自分を、周囲の人をCOVID-19から守るためには外出を可能な限り避けることと手洗いうがいの徹底です。
自粛疲れなどの言葉が出てくる気持ちはわかります。
ですが、「疲れ」で済むのであれば全然儲け物ではないでしょうか?
重症化した場合に死亡する可能性もあるのです。
疲れを感じることができると言うこと自体幸せなのかもしれません。