
こんにちは、Yotchanです。
11月5日に公開されたmacOS Catalina追加アップデートをようやく行ったところ、私の環境で発現していた大きな不具合が三つ解消されました。
macOS Catalina 10.15.7 追加アップデート、macOS Catalina 10.15.7 アップデート
2020 年 11 月 5 日リリース
FontParser
対象 OS:macOS Catalina 10.15.7
影響:悪意を持って作成されたフォントを処理すると、任意のコードが実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性を悪用したエクスプロイト (攻撃) が確認されている旨の報告を受けています。
説明:入力検証を強化し、メモリ破損の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-27930:Google Project Zero
カーネル
対象 OS:macOS Catalina 10.15.7
影響:悪意のあるアプリケーションにカーネル権限を取得され、任意のコードを実行される可能性がある。Apple では、この脆弱性を悪用したエクスプロイト (攻撃) が確認されている旨の報告を受けています。
説明:ステート処理を強化し、型の取り違え (type confusion) の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-27932:Google Project Zero
カーネル
対象 OS:macOS Catalina 10.15.7
影響:悪意のあるアプリケーションによって、カーネルメモリが漏洩する可能性がある。Apple では、この脆弱性を悪用したエクスプロイト (攻撃) が確認されている旨の報告を受けています。
説明:メモリ初期化の脆弱性に対処しました。
CVE-2020-27950:Google Project Zero
https://support.apple.com/ja-jp/HT211947

追加アップデートの内容は上記のとおりです。
macOS Catalina 10.15.7自体は9月に公開されていましたが、11月に最新の追加アップデートがきていたようです。

MacBook Pro 15 2017を起動するのが1ヶ月ぶりぐらいだったので公開から日が経ってからのアップデートになりましたが、アップデート後の状況を共有したいと思います。
結論から言うと、リリースに記載のない不具合が解消されたので満足しています。
写真アプリで写真を開くとフリーズする問題が解消
私のMacBook Pro 15 2017で数ヶ月前から頻発していた写真アプリの問題。
写真を選択して開こうとすると必ずフリーズするという割と致命的なバグが解消されました。
グリッド表示自体はできていたのでブログへの写真のアップロードは問題ありませんでしたが、それでもたまに大きく表示しようとした際にフリーズしていたのでストレスでした。
今後はこの現象に悩まされないと思うと嬉しいですね。
クラムシェル解除後に内蔵ディスプレイが出力されない問題が解消
クラムシェルモードを解除した後も内蔵ディスプレイが出力されずにブラックアウトしたままだった不具合が解消されました。
私のMacBook Proはクラムシェルにすると途端に挙動がおかしくなっていたのですが、この不具合は目に見える形で発現していたので特に気になっていました。
クラムシェル時にパフォーマンスが極端に低下する現象が解消
続いてこちらもクラムシェル時に発現していた不具合です。
MacBook Proのディスプレイを閉じていわゆるクラムシェルモードにすると、文字入力に遅延が発生するほどパフォーマンスが低下していた謎現象が解消されました。
MacBook Proを使用するときは29インチのウルトラワイドディスプレイと27インチのディスプレイの2枚で運用しているため、本体内蔵のディスプレイが不要だったのでクラムシェルモードにしたかったのですがこの問題のせいでできていませんでした。
たまに調子がいいときは問題がなかったのですが、ほとんどの場合でパフォーマンスが低下していたので悩まされていました。
クラムシェル時にParallelsが起動しない問題が解消
以前、記事にもしていたクラムシェルモードでPrallelsが起動しない問題がアップデート後に解消されました。
どれだけクラムシェルモードに起因した不具合が発生していたんだという話ですよね。
まとめ
以上が私がアップデートした結果でした。
今回は気になっていた不具合が全て解消されたので満足しています。
本音を言えばBigSurに今すぐにでもアップデートしたいところですが、諸事情によりアップデートできないので非常にもどかしい。
BigSurの方が安定している上に使いやすいんですよね。