
iMacの27インチモデルの新型が密かに発表されていました。
筐体に変更はなく、マイナーアップデートのようです。
21インチモデルは変わらず

今回更新されたiMacは27インチモデル。
筐体は噂されていたようなベゼルレスモデルに変更されませんでした。
そのため、外観上の変化はなく中身が最新の世代へ更新されるのみのマイナーアップデートに留まりました。
ディスプレイ

- 27インチ(対角)Retina 5Kディスプレイ、
- 5,120 x 2,880ピクセル解像度、十億色対応
- 500ニトの輝度
- 広色域(P3)
- True Toneテクノロジー
- オプション:Nano-textureガラスに変更可能
ディスプレイで気になった点はオプションにてNano-textureガラスに変更できるというところ。
Nano-textureガラスといえばPro Display XDRに採用されている技術であるためiMac 27でも選択できるようになったことは大きな更新点と言えるかもしれません。
オプション料金は5万円なので高いのか安いのかイマイチわからないところ。
・・・安くはないか。
CPU・メモリ

CPUは最新の第10世代Intel製チップを採用。
メモリの最大容量も128GBへと強化されています。
iMacの27インチのスペックはMacBook Pro 16と比較すると個人的には悩ましい製品。
16インチは持ち運ぶことができないので据え置きで使用することを考えると画面の大きい27インチの方が使い勝手が良さそう。
GPU

GPUに関しては最上位モデルのみカスタマイズ可能です。
グラフィック性能が必要な方は必然的に最上位モデルを選択することになりますね。
その他
ストレージ

ストレージはFusion Driveから標準でSSDへと変更されています。
最低構成ではストレージの変更ができない点がネックとなりそうです。
最上位モデルでは最大8TBまでのオプションがあるのでヘビーユーザーでも安心です。
ビデオのサポートとカメラ
- 1080p FaceTime HDカメラ
- 本体ディスプレイで標準解像度(十億色対応)と以下を同時サポート:
- 1台の外部ディスプレイで6,016 x 3,384ピクセル解像度(6K)、60Hz、十億色対応、または
- 2台の外部ディスプレイで6,016 x 3,384ピクセル解像度(6K)、60Hz、十億色対応(Radeon Pro 5700またはRadeon Pro 5700 XTが必要)、または
- 1台の外部ディスプレイで5,120 x 2,880ピクセル解像度(5K)、60Hz、十億色対応、または
- 2台の外部ディスプレイで3,840 x 2,160ピクセル解像度(4K UHD)、60Hz、十億色対応、または
- 2台の外部ディスプレイで4,096 x 2,304ピクセル解像度(4K)、60Hz、数百万色以上対応
- Thunderbolt 3デジタルビデオ出力
- USB-C経由でDisplayPort出力に標準対応
- アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2、HDMI、DVI、VGA出力に対応
オーディオ
- ステレオスピーカー
- 高い信号対雑音比と指向性ビームフォーミングを持つ、スタジオ品質の3マイクアレイ
- 3.5mmヘッドフォンジャック
- 「Hey Siri」に対応
拡張性
- 3.5mmヘッドフォンジャック
- SDXCカードスロット(UHS-II)
- USB-Aポート x 4
- 2つのThunderbolt 3(USB-C)ポートで以下に対応:
- DisplayPort
- Thunderbolt(最大40Gb/s)
- USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)
- アダプタ(別売り)を使用したThunderbolt 2、HDMI、DVI、VGAに対応
- 10/100/1000BASE-TギガビットEthernet(RJ-45コネクタ)
- オプション:10Gb Ethernetに変更可能(1Gb、2.5Gb、5Gb、10Gb Ethernetに対応)
- Kensington社ケーブルロック用セキュリティスロット
通信
- Wi-Fi
- 802.11ac Wi-Fiワイヤレスネットワーク接続
IEEE 802.11a/b/g/nに対応 - Bluetooth
- Bluetooth 5.0ワイヤレステクノロジー
価格

吊るしの最安価格は税別194800円からとなっています。
最上位モデルで気になるのは標準ではRAMが8GBしかないこと。
MacBook Pro13の上位モデルでは標準で16GBだったので少し残念。
27インチアップデート内容まとめ

- Nano-textureガラスのオプション
- 第10世代Intel製CPU
- メモリの最大容量が128GBに
- 標準でSSDを搭載
- Apple T2 Securityチップが搭載
今回のiMac27インチの更新内容はざっくりこんな感じになりました。
マイナーアップデートではありますが、日常利用においてその恩恵は目に見えて実感できる内容となっています。
21.5インチiMacとiMac Proにおけるアップデート
Appleは本日、21.5インチiMacのすべてのラインナップに、初めてSSDを標準搭載することを発表しました。お客様は21.5インチiMacでは、Fusion Driveの構成を選択することもできます。
iMac Proに10コアのIntel Xeonプロセッサが標準搭載されます。ワークステーションクラスのパフォーマンスを必要とするプロフェッショナルユーザーのために設計されたiMac Proは、最大18コアのXeonプロセッサ、最大22テラフロップスに及ぶグラフィックパフォーマンス、最大256GBのクアッドチャネルECCメモリ、美しい27インチRetina 5Kディスプレイを特長としています。
何気にiMacとiMac Proも少しアップデートがあったようです。
21インチでも標準でSSDになったのは嬉しいですね。