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【カメラレビュー】Xperia 5 IIIのカメラ性能は他のスマホにない魅力に満ち溢れているけど動画はダメ

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こんにちは、Yotchanです。

本日はXperia 5 IIIを購入してから二週間ぐらいが経過したのでカメラ性能の魅力について語りたいと思います。

静止画の撮影は最高なのですが動画撮影に使う気にはなれないという極端なカメラの印象です。

目次

Xperia 5 IIIのカメラ性能

まずはXperia 5 IIIのカメラについてざっくりと概要をおさらいしましょう。

画素数はどのレンズも12MPで統一されていてZEISSのT*コーティングが施されているので他のスマホにはないクリアで自然な写真を撮影できる点がXperiaの特徴です。

また、1III/5IIIから広角レンズ以外のセンサーもSONY製センサーを採用したことから先代と比較すると画質の向上が期待されます。

特に望遠レンズについては1III同様に可変式望遠レンズを採用しているのでロマンに満ち溢れるカメラ性能を備えたスマートフォンであると言えるでしょう。

二週間使用して感じたXperiaのカメラの魅力

Photography Proの使い勝手が最高

Xperia 5 IIIのカメラを語る上で「Photography Pro」は外せません。

通常のカメラアプリと統合されたことによってXperia 1 II時代と比較すると操作の煩雑さが軽減されている印象を受けました。

じっくりと設定をいじらずにさっと撮りたい時の敷居が先代よりも低くなったので以前よりも扱いやすいカメラになりました。

「Photography Pro」はシーンに合わせて最適なモードにワンタップで切り替えることができるので慣れると使いやすくて便利なカメラアプリです。

基本はプログラムオートで露出の調整のみを行い、俊敏な動きを見せる子供の写真を撮る際にはシャッタースピード優先に切り替えるのが私のお気に入りの使い方です。

Xperia 1 II時代にはあまり使いこなすことができなかったPhotography Proを多少なりとも扱えるようになった背景にはSONYのコンデジ「RX100M7」と「RX100M5A」を購入したことが挙げられます。

見ての通りPhotography Proのモードや画面配置といったUIはSONYのカメラと同じ感覚で扱えます。

コンデジを購入する前は誰がスマホで設定を弄ってまで写真を撮るんだと思っていたものですが、カメラを使うようになってからは容易に調整が行えるXperiaの使い勝手がたまりません。

Gakaxy Note 20 Ultraのプロモード

カメラの調整という意味ではGalaxy Note 20 Ultraのプロモードである程度は可能ですが、Xperiaと比べると設定項目が少ないのとUIが煩雑なので使い勝手はよくありません。

この辺りは流石はカメラメーカーといったところでしょうか。

明るさの調節がiPhoneよりも簡単

Photography PROのUI
iPhoneのカメラUI

また、iPhoneと比べても明るさの調節がXperiaの方がやりやすい点も気に入っているポイントの一つです。

iPhoneは被写体をタップして上下にスライダーを操作することで光量を調節できますが、他のところに少しでも指が当たってしまうと一から調節をし直さねばならないので撮影の機会を逃してしまうことがありました。

その点、Photography Proであれば一瞬でEV値を調節できるのでより簡単に自分好みの明るさに設定することができました。

ベストショットが撮りやすい

Xperia 5 IIIでは秒間20コマの高速連写ができるのでベストショットが簡単に撮れるという点に驚かされました。

iPhoneでもバースト機能を使えばXperiaほどではないにしろ連写は行えますが、シャッターボタンを長押しするという手間がありました。

Xperiaならカメラのシャッターボタンを1回押すだけで連写がされるので気軽にバースト撮影を行うことができます。

これの何がいいのかというと動きの多い被写体であったり、ライトのように明るさが頻繁に変わるものを撮る際に効力を発揮します。

こちらは連続撮影:Loにて撮影した子供の写真です。

動きが激しい子供を撮影するとどうしてもブレてしまう確率が高くなることが難点でしたが、Xperiaの高速な連写性能のおかげで瞬間瞬間を切り取って写真に収めることができるようになりました。

iPhone 12 Pro Max デフォルト
iPhone 12 Pro Max 調整
Xperia 5 III 切り抜き

こちらはキャンドルのように光が揺ら揺らと動くライトを撮影した写真です。

iPhone 12 Pro Maxでは光量を調節する手間がかかって2枚目の写真を撮るまで8秒ほどかかりましたが、Xperia 5 IIIではシャッターボタンを一回押した後に複数枚撮影された写真の中から一番いい感じに撮れているものを選ぶだけなので撮影にかかった時間は1秒です。

AFが優秀

XperiaのカメラはAFが優秀なことは言うまでもありませんが、焦点がどこに合っているのかひと目で分かる点が何気に便利です。

AFの速度も速いので子供を撮る際にその恩恵を感じています。

適当に撮っても一味違う写真に

Xperia 5 IIIは適当に撮影した写真ですらも一味違う写りになっているとこの二週間で感じています。

こちらの写真は3coinsで曲げわっぱの弁当が売っていることを知って妻にLINEで送った一枚ですがいかがでしょうか。

木の質感が伝わってくるようなクリアな写真に仕上がっているように感じます。

iPhoneだとAIの補正で無駄に明るい写真になることが多いので少し薄暗い店内の雰囲気すらも感じられるようなXperia 5IIIの自然な写真を私は気に入っています。

また、SONYのコンデジRX100シリーズのようなパキッとした色味の写真が撮れる点にも気に入っています。

RX100M7を購入してからiPhoneやGalaxyのAI処理を微妙に感じていた私にとってXperia 5 IIIは最高のスマホカメラです。

今回掲載した以外の写真については購入初日のレビューにてXperia 1 IIやRX100M5Aと比較したものを紹介しているので興味のある方は合わせてご覧ください。

静止画は最高だけど動画はクソ

静止画の撮影が最高なXperia 5 IIIの最大の弱点は動画撮影時にレンズの切り替えができないことでしょう。

iPhoneやGalaxyでは当たり前のようにできていることがXperiaではできないというストレスからXperia 5 IIIで動画を撮影しようという気にはなりません。

Cinemagraphy Proは本格的すぎて私には扱えませんし、Photography ProのBasicモードでもこの仕打ちなのでちょっと酷すぎる。

Xperia 5 IIIの購入を検討している人は動画撮影用に別途iPhoneなりを持っておいた方がストレスフリーになるので2台持ちを推奨します。

スマホの皮を被ったコンデジ

以上がXperia 5 IIIを二週間使用して体験できたカメラ性能の全てです。

個人的な印象としてXperia 5 IIIはRX100M5Aの代わりに持っていけるレベルです。

ちょっとした瞬間にPhotography ProでiPhoneでは撮れない”カメラで撮影したような写真”が撮れるようになったので毎日がより楽しくなりました。

あとは動画のレンズ切り替えさえ対応してくれれば文句なしなのですが・・・。

今回は触れていませんがオーディオ性能もスマホで最高クラスのスペックなので完成度が高いだけに惜しい。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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