
こんにちは、Yotchanです。
本日はワイヤレス充電器が本当に使い勝手がいいのか考え直していきたいと思います。
私のワイヤレス充電器との出会い
私がワイヤレス充電デビューを果たしたきっかけはiPhone Xの購入です。
Galaxy Note8はiPhone X購入以前から所有していましたが、たった一つだけの端末のためにワイヤレス充電器を用意するほどではありませんでした。
そのため、iPhone Xを購入してワイヤレス充電対応端末が2台になったことで導入を決意したという次第です。
その後はiPhone XRやiPhone XS Maxなどの端末を購入しましたが、どれもワイヤレス充電対応の端末ということで活用の幅は広がりました。
私が感じていたワイヤレス充電のメリット
私が日常的にワイヤレス充電を利用していて便利であると感じることはいくつかあります。
- ケーブルレス
- 端子関係なく充電可能
- 充電速度は思っているよりも早い
私が感じているメリットは上記の3点です。
特に、端末の端子に依存することなくケーブルレスで充電できるという点が私にとって最大のメリットでした。
私のようにiPhoneとAndroid端末を併用する人間にとってはUSB-C端子とLightning端子の二つのケーブルを使い分けねばなりませんでした。
ケーブルを刺すという行為もそうですが、この端子の使い分けが地味に面倒。
そういうこともあって置くだけで充電ができるワイヤレス充電は重宝していました。
Quick Charge 3などのQiにおける高速充電規格の製品を利用すれば、通常の充電ケーブルでの充電と速度はそこまで変わりません。
流石にiPad用の10WのACアダプターや、最近の18Wでの高速充電ほどのスピード感はありませんがそこまで不便を感じない程度の速さでした。
私が脱ワイヤレス充電を考えるようになった理由
上述の理由で概ねワイヤレス充電器に満足していた私ですが、最近は別になくてもいいかなと思い始めるようになりました。
導入当時とは私の利用するデバイスの層が変わってきたことが原因です。
iPadの使用頻度が増えた
現在、私は3台のiPadを自宅で利用しています。
- iPad Pro 11
- iPad Pro 12.9
- iPad mini 5
iPad ProはUSB-C、iPad miniはLigtning端子とケーブルが分かれているという現状。
それに加えてiPadではワイヤレス充電が利用できません。
そのため、スマホだけワイヤレス充電を利用したところでケーブルは常に必要になってきます。
Galaxy Foldのバッテリーが大きすぎる
Galaxy Foldはスマートフォンというカテゴリの中に入ってはいますが、4235mAhとかなり大容量のバッテリーを内蔵しています。
iPhone XSは2658mAh、iPhone 11 Proは3046mAhであるため、Galaxy Foldの内蔵バッテリーの大きさが際立っています。
それに伴い、Galaxy Foldをワイヤレスで充電をしようとするととにかく時間がかかります。
50%の状態から充電を開始しても終了まで2時間20分と表示される絶望。
ワイヤレス充電では満充電まで端末を操作することができないというデメリットがあります。
iPhoneであればそこまで充電の時間を要さないので問題ありませんが、Galaxy Foldの充電時間は流石に長すぎます。
iPhone XとiPhone XS Maxを断捨離した私の手元に残っているスマートフォンは以下の4点。
- Galaxy Fold
- Galaxy Note8
- iPhone 11 Pro
- iPhone 7
この中で事実上ワイヤレス充電ができる端末は2つになってしまったので今までのようにワイヤレス充電万歳というわけでもなくなってたのが現状です。
PD対応の充電器が増えた
MacBookシリーズを3台購入してからというものの、何気にPD充電対応の充電器が家に増えてきました。
ワイヤレス充電ができないiPad Proはもちろんのこと、Galaxy FoldやGalaxy Note8といったUSB-Cポートを搭載している端末が徐々に主流になりつつあります。
今USB-Cでない端末は数えるほどしかありません。
- iPhone 11 Pro
- iPhone7
- AirPods Pro
- iPad mini5
- Apple Watch
独自規格のApple Watchは置いておくとして、それ以外は全てLightning端子の製品です。
私がApple Watchの充電に利用しているスタンドには一応10WでのQi規格のワイヤレス充電が搭載されているのでiPhone 11 Proの充電はこれだけでなんとかなりそう。
今までのようにワイヤレス充電器を合計で5つも設置する必要はなくなったかもしれません。
個人的に欲しいPD充電器
RAVPower Type C 急速充電器 90W

現在、私が欲しいPD充電器の筆頭は「RAVPower Type C 急速充電器 90W」です。
最近トレンドのGaNを採用しており、PSE認証はもちろんのことながら2ポート合計で90Wの電力を供給可能です。
また、単体のポート使用時でも90Wの電源供給が可能なようなのでこれひとつでとりあえずなんとかなるほどのポテンシャルを秘めています。
重量は200gと多少重めではありますが、90Wの充電器としては軽量です。
それに加えて2ポートあることから、充電できる端末数も多くなります。
iPad Pro以外でもGalaxy FoldやUSB-C to Lightningケーブルを購入すればiPhoneの充電も可能に。
もちろん、90Wの充電器であることから30Wでは充電できない最近のノートパソコンの充電も可能とかなりオールマイティーな製品です。
同時に充電できる端末は2つあればとりあえずは問題ないので外出先や旅行・出張中のお供の筆頭候補です。
Satechi 75W デュアル Type-C PD トラベルチャージャー

次に検討している製品は「Satechi 75W デュアル Type-C PD トラベルチャージャー」です。
先ほど紹介したRAV Powerの製品よりは出力では劣りますが、必要十分なスペックを備えつつもポート数は多めです。
iPad ProやiPhone 11 Proを充電する用途であれば18WのPDでも十分であるため、こちらの製品でも問題はありません。
MacBookやノートパソコンなど電力を必要とする製品は60WのPDで充電すれば良いでしょう。
ほかにも普通のUSBポートが2つあることからポケットWiFiやワイヤレスイヤホンの充電の心配もありません。
RAV Powerと比較すると363gという重量であることや、コンセントに直挿しタイプではないことから単純に大きいという難点もあるのでバランスが難しいところ。
コンパクトさを求める場合はやはりRAV Powerの製品を選ぶのが無難かもしれません。
USB-Cコネクタのケーブルを用意すれば支障はなくなるので。
Apple Watchやモバイルルーター程度であればiPad Proからの給電で間に合いますしね。
まとめ
以上が私が脱ワイヤレス充電器計画でした。
個人的には年に1,2回あるかどうかわからない出張のために6000円近い出費をするかどうかというところで非常に悩んでいます。
PD充電器は今家にある分で足りているので、わざわざ買い足すほどでもありません。
しかし、コンセントをすっきりさせることを考えると出張がなくてもこのような製品を購入することはありなのではと思いもします。
とりあえずはワイヤレス充電器を使わない日々に徐々にシフトさせてからケーブルの取り回しをどう思うかでこのプロジェクトを進展させていこうと思います。