
こんにちは、Yotchanです。
本日はJVCのウッドイヤホンをワイヤレス接続可能にする「SU-ARX01 BT」の2年間使用したレビューを書いていきたいと思います。
SU-ARX01 BTとは

SU-ARX01 BTはJVCケンウッドより発売されているワイヤレスオーディオレシーバーです。
私はHA-FX1000にこのレシーバーを装着してワイヤレス化しています。

この製品の特徴はなんと言ってもワイヤレスでありながら高音質を実現している点にあります。
JVCケンウッドの独自技術を惜しげもなく取り入れており、発売から数年経っているにもかかわらずいまだに現役のレシーバーです。

この製品は現行WOODシリーズのワイヤレスモデル「HA-FW02BT1」などJVCのネックバンドタイプのワイヤレスレシーバーと同じものです。
そのため、従来モデルのMMCX端子でリケーブル可能なイヤホンを所持している人にとってはお気に入りのイヤホンを現行モデルのようにワイヤレス化できるというメリットがあります。
充電が切れたら有線ケーブルに切り替えればいいので安心感もあって良いです。


ウォークマンやAndroid端末のようにNFC搭載機種であればワンタッチで接続可能です。
iPhoneやiPodの場合は設定からペアリングしてください。

バッテリーの持続時間は約7時間と少し短めです。
2年間使用した率直な感想

私はHA-FX 850およびHA-FX1100に接続して2年間使用しました。
その上で感じたことを書いていこうと思います。
まずは良かった点から。
- 音質は最高
- バッテリーは案外持つ
この2点が良かったです。
特に音質は素晴らしい。
ワイヤレスにもかかわらず有線時の音質と変わらないクリアなサウンドです。
使い始めた当初は本当にびっくりするぐらいの音質でワイヤレス技術は進んでるんだなと感激しました。
HA-FX1100で付属のケーブルとこのSU-ARX01BTで聞き比べをしましたがほとんど違いはありません。
そして、案外バッテリー持ちます。
往復1時間40分ぐらいの道のりだと2~3日は持ちます。
Bluethoothだと大体こんなもんでしょう。
完全ワイヤレスモデルと比較して連続使用可能時間が長いのはメリットと言えます。
充電時間を気にして音楽を聴いていると没入できないですからね。
次に、あまりよくなかった点を書いていきます。
私が使用している上で感じたデメリットは以下です。
- 人混みで接続が切れやすい
- ホワイトノイズが少しある
- iPhoneで接続が地味に面倒
使用していて感じたのは人混みに弱いこと。
梅田や東京など都会ではブチブチ切れます。
音質が良いだけにここは本当に残念です。
AppleのW1チップを搭載している「Beats Solo³ Wireless」と比較すると接続の安定性は非常に残念。
ホワイトノイズですが、音量をある程度あげれば気になりませんが、小さめだとノイズが主張します。
これはワイヤレスの宿命かもしれませんが、「Beats Solo³ Wireless」で気になったことがないだけに気になりました。
とは言いつつも、普通に音楽を聴く音量では気にならないのでそこで神経質になる必要もないかと思います。
最後に、接続が地味に面倒な点。
NFC搭載のGalaxy Note8では簡単に接続できますが、iPhoneではいちいち設定から接続しないといけないのが少し面倒です。
「Beats Solo³ Wireless」やAirPodsのように電源をつけて端末を持つだけでペアリングされる便利さに慣れていると接続が煩わしいです。
総評
良かった点、いまいちな点を上げました。
総合的に買って良かったかと言われれば買ってよかったです。
ワイヤレスレシーバーに2万円を出すことには非常に抵抗がありましたが、お気に入りのWOODシリーズをワイヤレス化できるという魅力には抗えませんでした。
なんと言ってもワイヤレスで有線並みの音質を維持できるのがすごい。
都市圏に在住で外出先に人が多い場合は接続性の問題があるので要検討にはなりますが、乗り換えや通過する時に通るだけであれば問題ないかなと思います。
MMCX端子対応のイヤホンをお持ちの方でワイヤレス化に興味がある方は是非試してみてください。