「自宅完結型インフルエンザオンライン診療」実現へ

医療機関へ一切行くことなくインフルエンザ薬を入手できるようになるかもしれません。

目次

内容

兵庫県養父市(市長:広瀬栄、以下「養父市」)と塩野義製薬株式会社(本社:大阪市中央区、 代表取締役社長:手代木功、以下「塩野義製薬」)は、地域医療の向上にかかる連携協定(以下「本 協定」)を締結しましたのでお知らせいたします。

養父市は、日本の国土の約 70%ともいわれる中山間地域が持つ様々な課題解決のため 2014 年 5 月に国家戦略特別区域の指定を受けて以降、農業分野をはじめとし医療分野や公共交通分野な ど、多岐に亘る規制改革に取り組んできました。このうち、医療分野における「テレビ電話によ る服薬指導の特例」の取り組みを通じ、テレビ電話の最大の特徴である「遠隔(隔離)環境」が感 染拡大防止に有効であること、インフルエンザ診断キットの使用方法が比較的簡便になり且つ判 定精度も充分高いことなどから、インフルエンザウイルス感染症に対してテレビ電話を使った診 療と服薬指導の一貫したオペレーションが選択できるよう国家戦略特区の新たな規制改革メニュ ーとして「自宅完結型インフルエンザオンライン診療」を国に提案、実現を目指しています

http://www.shionogi.co.jp/company/news/2020/qdv9fu000001nw8u-att/200310.pdf

一般用医薬品でも有名な塩野義製薬が兵庫県養父市とインフルエンザのオンライン診療の実証実験を行うようです。

連携協定の期間は2年。養父市での実証実験は次のインフルエンザシーズン(2020‐21シーズン)に行う予定

自宅完結型インフルエンザオンライン診療について、現時点で検討中のイメージは次のようなものになる。患者宅にあらかじめ簡易の診断キットがあり、インフルエンザ様症状がある際に自ら検査し、オンライン診療で医師に診断してもらう。陽性と診断された場合はデジタルの処方せんが出て、調剤薬局を介して、患者宅に医薬品が届く――との流れになる。患者は一度もリアルの医療機関を受診することなく、オンライン診療により、抗インフルエンザ薬など必要な医薬品を入手できる。

https://www.mixonline.jp/tabid55.html?artid=68909

ミクスオンラインによると今年の年末に実証実験がスタートするようですね。

塩野義製薬はかの有名な抗インフルエンザ薬ゾフルーザを創製したメーカーです。

このゾフルーザの販売拡大も視野に入れた戦略の一つなのでしょう。

インフルエンザ検査キットは大塚製薬をはじめとして多くのメーカーが販売している売れ筋商品です。

在宅での診療が可能になれば自宅に配置される検査キットは塩野義製品となりますので製剤以外のキット製品の拡販も見込めます。

我々患者側としてもわざわざ医療機関に出向く必要がなくなるのは大きいですね。

冬場はインフルエンザ以外にもノロウイルスなど各種感染症があるのでできるだけクリニックには訪問したくないのが本音。

そういう意味で検査キットありきでのオンライン診療はありがたいです。

懸念点としては検査キットの有効期限があることから家に配置する人はよほど健康や疾患に関心のある人でなければ置かない点。

養父市のように気軽に医療機関に受診できない地域における診療状況の改善が主旨であるように思うのでそういった地域の人以外はオンライン診療を受けるという発想がでなさそうですね。

合わせて読みたい記事

最新情報をチェックしよう!
NO IMAGE

Gadget Nyaa

手軽に少し、ハイテクな暮らしを