
こんにちは、Yotchanです。
昨今話題の5Gと5G対応スマホ。
本日はまだまだこれらの製品を様子見でいいと思う理由を紹介します。
5Gとは
5Gは現在主流となっている携帯電話通信網4G LTEの次の世代の通信方式です。
一般的な認識でいうと今までよりもかなり速いデータ通信です。
5Gには二種類の電波を用いています。
- Sub6
- ミリ波
それがこの二種類です。
それぞれの特徴をざっくりと記します。
Sub6:従来の4Gとデータ通信と近い電波帯域であるため、普及が速いがミリ波よりも速度は遅い
ミリ波:周波数が4GやSub6よりも高いため、高速・高容量のデータ通信が可能な真の5G。しかし、技術的なハードルがあるので普及には時間がかかる。
5Gの詳細に関しては過去記事にて紹介しているで本記事を読み進める前に一読しておくと理解しやすいと思います。
現状の5G

5Gが2種類の電波によって構成されているとお話ししました。
次は現在整備が始まりつつある5Gの中身を見ていきたいと思います。
先述の通り、真の5Gはミリ波ですが大気中での減衰など技術的なハードルがあり普及まで時間がかかります。
つまり、5Gでまず普及するのはSub6の通信網となります。
5G対応スマホの実際
au

- Xperia 1 II
- Galaxy S20 5G
- Galaxy S20+ 5G
- AQUOS R5G
- OPPO Find X2 Pro
- ZTE A1
- Xiaomi Mi 10 Lite 5G
AUの現時点における5G対応スマホは上記機種です。
この中でミリ波対応の端末はGalaxy S20+ 5Gのみ。
docomo

- AQUOS R5G
- Galaxy S20 5G
- Xperia 1 II
- LG V60 ThinQ 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S20+ 5G オリンピック版
- arrows 5G
docomoの5G対応端末は上記の通りです。
ミリ波対応のスマホはこの二種類。
- Galaxy S20+ 5G
- arrows 5G
国産メーカーで唯一のミリ波対応スマホということでArrows 5Gは一部からは注目が集まります。
Softbank

- AQUOS R5G
- ZTE Axon 10 Pro 5G
- LG V60 ThinQ 5G
- OPPO Reno3 5G
残念ながらSoftbankにミリ波対応スマホはありません。
開発中

映像制作などプロフェッショナル向けソリューションにも対応した、5Gミリ波帯対応デバイス※6。Xperia 1 IIに搭載しているカメラ機能やディスプレイなどを有し、高品質な動画視聴や写真撮影が可能です。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/202002/20-014/
現在、開発中でミリ波対応が明示されている中にはXperia Pro。
スペックやデザイン的にかなり魅力的・・・!
5Gスマホをまだ買わなくていい理由

5G対応スマホの中でも真の5Gに対応しているスマホの少なさ。
auは1機種、docomoは2機種、softbankは0機種です。
そう、現時点では5G対応スマホを購入しても将来的に展開が進むミリ波に対応できるのはGalaxy S20+かArrows 5GとXperia Proのみ。
5Gが始動し始めた今飛びついて対応端末を購入してもミリ波普及時にまた端末を用意せねばなりません。
今のところ5Gに対応しているのはAndroidのみなのでOSのアップデート期間が2年しかないことを考えるとミリ波の普及する頃には機種変更も視野に入ります。
そう考えると、今5Gスマホを購入してもいいかもしれません。
しかし、そもそもSub6ですらもエリアが狭いので今5G端末を購入する意味があるのかと言われると微妙な現状。
真の5Gたるミリ波が普及するまでは待ちの姿勢でいいかもしれません。
まとめ

Apple信者としては5G対応なiPhoneがまだ販売されていないので縁のない5G。
合理的なAppleのことなので今年発売されるiPhone12シリーズがミリ波対応している可能性は低いでしょう。
何はともあれ、5G対応エリアが狭い今では5G網の普及を待つしかありませんね。