
こんにちは、Yotchanです。
本日はSurface Pro4からMacBook Pro 15 (2017)へ移行して三ヶ月たった私の感想をツラツラとお話していきたいと思います。
WindowsとMacの違い(ハード編)
今までの人生でWindowsしか扱ってこなかった私が初めてMacを触ってから二ヶ月経ちました。
ハードの構成としては基本的にはWindows機と変わりない印象ですがそれでも大きく異なる点が二つあります。
そのうちの一つが「トラックパッド」でもう一つが「Touch Bar」です。
正直Surfaceを使っていた時はトラックパッドという名称すらしりませんでしたがMacBook Proのトラックパッドなるものは、なるほど便利でした。
トラックパッドはどう便利?


MacのトラックパッドはSurfaceのそれと比較しても非常に高機能でした。
MacBook Proの方がトラックパッドの大きさが物理的に大きいということもあるかもしれません。

キーボードは両機共にフルサイズですが、トラックパッドの大きさがかなり違います。
このトラックパッドの操作感がiPhoneやiPadの画面を操作している感覚と非常に似通っています。
そのおかげか「直感的に」Macを操作することが可能です。
購入前に色々調べている中で「直感的」というの表現で表されているのを読んで分かるような分からないようなという感想でした。
しかし、実際に自分で操作してみるとなるほど、これは「直感的」だと思いました。
何を指して「直感的」なのか?
まず、スマホやタブレットと同じように二本の指でWebページの「拡大」や「縮小」ができます。
Safari上で一本指で左右にスワイプすることで「前のページ」「次のページ」に、二本の指で上下にスクロールなど。
次にトラックパッドを4本指で左右にスワイプすると別のアプリに遷移できます。
トラックパッドを4本指で上にスワイプすると起動している全てのアプリを一覧で表示することができます。
この他にも色々ありますが割愛させていただきます。
ですが、先の例だけでもWindowsのトラックパッドの機能とは異なることがご理解いただけるかと思います。
そう、MacBookのトラックパッドの挙動は基本的に「iPadのジェスチャー操作と同じ」と言って差し支えないです。
ページの拡大やアプリの遷移、起動しているアプリの一覧表示などの方法がiPadと全く同じなんです!
だから「直感的」にMacBookを操作することができる。
この感覚は一度使ってみると心地よい。
いつも使っているiPadと同じ感覚で操作することができるのです。
それでいてWindowsと同様にトラックパッドでカーソル移動もできるのでマウスも不要。
MacBookがタッチ操作に対応しない最大の理由はこのトラックパッドにあることは明白です。
なぜなら画面に手を伸ばさずとも、手元のトラックパッドで画面タッチと同様の操作ができるのですから。
そのうえ、iPadにはないマウス操作にも対応。
MacBook最強じゃないか!
Surface Pro4でもChrome上で一本指スワイプでページの前後は切り替えができましたが、MacBookのそれと比較するとスムーズではない。
最新のSurface Pro6であれば改善されているのかもしれませんが、私の印象ではやはりMacBookのようなスムーズで直感的な操作感は体験できないのではないかと思います。
ハードとソフトを一貫して開発し、高いレベルで最適化されているMacBookだからこその操作感。
他のMacユーザーがこぞってメリットにトラックパッドを挙げるのも頷けます。
Touch Barって実際どうなの?

私が初めて購入したMacはこちらのMacBook Pro 15 (2017)。
13インチProと異なり、Touch Barなしモデルがありません。
よく他のMacユーザーの方々が「Touch Barは不要である」と言っているレビューを見ます。
私は他の方々と違い、Touch Barが付いていないMacBookを知りません。
その意味で私はこのTouch Barと先入観なく付き合っているわけですが実際のところ役に立っているのか?
答えとしては「役に立っています」

例えば、文字を入力している時はTouch Barに全角や半角などWindowsでいうファンクションキーに対応した変換が表示されます。

Touch BarがついていないMacBook12ではF7に該当するキーを押しても特に変換されないのでMacでは半角とかの変換どうしてるんだろう?

調べてみたらんー、なんか微妙。
音量の変更するボタンは結構つかうので残しておきたい感。

Touch Bar有りモデルでは文字の変換だけでなくワンタップで音をミュートにできたり、音量や輝度の調節が可能です。
パソコンでの音量や画面の輝度調整はWindowsではわざわざ設定画面やら右下のスピーカーボタンを触ってから音量を操作などの手間がありました。
その手間がなくスムーズに調節できることは大きな強みだと私は思います。
Touch Bar無しモデルではファンクションキーかこのような音量ボタンのどちらかを選択することになるので両方とも使えるTouch Barは便利。
このような理由からTouch Barの存在意義に特にマイナスのイメージを持っていない私ですが、1点だけ不満があります。
それはMacBook Proのバッテリーの持ちが異常に悪いことです。
Appleは製品HPにて「10時間のインターネット閲覧が可能」としていますがそんなに持ちません。
私の感覚では4時間持つかどうか。
このMacBook Proの異常なバッテリー持ちの悪さに寄与しているのが常に発光しているTouch Barにあることは想像に難くありません。
それもあって出先に持ち歩くことが多くバッテリー持ちを重視する人にはTouch Barなしモデルを購入することを強くオススメします。
MacBook 12インチは本当にバッテリー持ちが良くサイズも小さいので非常に持ち歩きやすいです。
これらのことから、Touch Barが有ってもマイナスにならない人は以下の方です。
- 外に持ち運ぶことがない
- 常に電源がある環境下にいる
- それでもカッコいいからTouch Bar欲しい
バッテリー持ちの悪ささえなければTouch Barは痒いところに手が届く便利な機能であることには違いがありません。
バタフライキーボードは実際のところ使い勝手はいいの?

2016年以降のMac Bookから採用されているバタフライキーボードですがネットでのレビューを見て気になっている方もいらっしゃるかと思います。
私は現在、Mac Book Pro 15(2017)とMacBook (2016)を愛用しています。
Pro 15は第二世代バタフライキーボードを、MacBookは第一世代バタフライキーボードをそれぞれ採用しています。
バタフライキーボードは世代を重ねるごとに改良されているらしく、第二世代と第一世代を比較してもやはり違います。
正直、第一世代は打ちにくいです。
Proで第二世代を使った後にMacBookの第一世代で文字を入力すると普通に「打ちにくい」と思います。
というのも、第一世代はキーを押してから跳ね返ってくる感覚がどこか引っかかっているような感覚があり、いまいちタイピングがスムーズとは言い難い。
第二世代と比較してもキーを打った時の「パチパチ」という音が響くのも事実。
第二世代ではSurfaceのキーボードと比較しても特に打ちにくいと感じたことはないので第二世代搭載機以降であればきにするほどのことではないかと思います。
MacBookであれば2017以降から、MacBook Proであれば2016以降から第二世代以上のバタフライキーボードを採用しています。
MacBook 12インチの2015と2016は第一世代なのでメインとして使うにはキーボードでストレスがたまるかなぁといった印象です。
正直買うまでは第一世代でも言うほど気にならんだろうと思っていましたが、実際に使ってみると長時間触るにはストレスが溜まるというのが本音です。
WindowsとMacの違い(ソフト編)

先ほどまではMacBookのハードに関してお話ししましたが、次はOSの違いをお話ししたいと思います。
とはいっても、MacはOSとハードが非常に高いレベルで最適化されているのでトラックパッドの項でも結構紹介していましたよね。
iPadと同様の操作でパソコンを操作できるトラックパッドの機能はMac OSならではの軽快さ。
そしてMacを話す上で切り離せないのがiPhoneやiPadなどのiOS端末との連携があります。
まずはそちらについてお話ししたいと思います。
MacとiOSの連携とは

MacユーザーがあげるMacのメリットの一つにiOSとの連携がありますが、連携とはなんぞやというところをお話ししたいと思います。
Mac初心者がiOSとMacでの連携で便利と感じたこと
Mac初心者の私が便利だなぁと感じたのはこちら
- 写真の同期
- Safariの同期
- Numbersの同期
この中で個人的に最も恩恵を受けているものは「写真の同期」です。
iPhone内に保存されている写真はiCloud経由でMacに自動同期されます。
これが本当に便利。
ブログ用にiPhoneで撮影した写真がMacへ自動で追加されていくので写真を移す手間が省けます。
Apple製品以外だと写真の共有方法が面倒なんですよね。
スマホでクラウドにアップロードしてPCで写真をダウンロード。
この面倒なステップを踏むことなく写真が同期されるのがApple製品の良いところ。
スマホ、タブレット、パソコンのすべてで特に何も設定しなくても同じファイルを扱うことができるのはやはり便利です。

Safariの同期はこんな感じ。
自分が持っているすべてのApple製品のSafariで開いているタブが表示されるので外でiPhoneやiPadで検索していたページをMacでも簡単に開いて続きを読むことができます。
最後がNumbersの同期。
NumbersはWindowsでいうExcelです。
Macで作成したNumbersのファイルがiCloud経由で自動で同期されてiPadからアクセスできるので外でも資料の確認ができます。
いちいち手動でGoogleDriveなどのクラウドを介することなくiPadで資料を開くことができるのは便利。
私は仕事で使う資料は社用PCからGoogle DriveへアップロードしてiPadで開いていますが、個人で作成して社内で共有することのない資料はMacで作成することでどの端末からもスムーズに扱えるようにしています。
Macの操作感
長く触れてきたWindowsからMacへ移行すると決めた時には、正直全ての操作を覚えなおす大作業のようなイメージを持っていました。
普段使っているiPadと同じ感覚で操作できるというのがやはり大きいと思います。
しかし、トラックパッドを始め直感的に操作することができるMacは想像以上に自然と操作方法が体に馴染みました。
そして本当に綺麗なディスプレイ。
Windowsの細い線で描かれた字と違って文字のフォントがはっきりと表示されるので目が疲れません。
社用PCで作業をしているとすぐに目が痛くなるのに、Macで同じ時間作業しても目が疲れにくい実感があります。
次に、Macに移行して戸惑った点と言えばファイルの階層がイマイチわからない点。
Windowsではいわゆるエクスプローラー、MacではFinder。
正直、ファイルの階層に関してはWindowsの方がわかりやすい。
ですが慣れの範疇ではあるように思います。
私が扱うファイルといえば「写真」と「Numbers」。
つまり、それぞれのアプリ内で確認することのできるファイルにしか触れることがないのでFinderに触れる機会が無いに等しく、触っていないが故に理解できない。
これはMacのOSというよりは私の使い方の問題ですね。
全体的にはWindowsよりも非常に扱いやすい、操作していると意識することなく扱うことのできるパソコンであると思います。
Macへの移行を悩んでいる方へ

Macがきになるけど手が出ない・・・。
そんなあなたへ私が贈る言葉はこちらです。
「好奇心を感じたら試してみよう!」
私もMacが気になったけど移行までに一年以上かかりました。
しかし、移行した今ではなんでもっと早く移行しなかったんだろうと思う日々です。
人間って好奇心を持ってしまった時点でいずれ我慢ができなくなって試してしまう生き物だと私は思います。
なぜなら好奇心の赴くままに、生活を豊かにするために人間は技術を開発し、発展させて今日に至ったからです。
可能な限り好奇心に従って生きることが人生を豊かにすることに繋がるんじゃ無いかなぁと思います。
それが「体験」であれ「モノ」であれ、それに手を伸ばしたという事実はきっと何かの彩りを人生に与えてくれるはずです。
それでは、あなたもMacデビューを始めましょう!