
こんにちは、Yotchanです。
本日はGalaxy Note8からGalaxy Note10に乗り換える必要があるか検討していきたいと思います。
まだまだ現役のNote8

Apple製品の記事ばかり書いているので忘れられていそうですが、Android端末も所持しています。
それがこのGalaxy Note8なわけですが、Note10の発売やAndroid 10.0へのアップデートがなさそうな状況にあります。
しかし、Android10.0のアップデートが来ないからといってNote8が使い物にならないかと言われるとそれも違います。
Note8は体感としてゲームをするにはもっさりしてきましたがそれ以外の用途ではまだまだサクサク動く現役モデルといって差し支えありません。
二年間使用していましたが有機ELの焼きつきも発生していません。
しかし、流石にバッテリー持ちは悪くなりました。
OSのアップデートもこなさそうだしバッテリーももたないしで機種変の時期かなと思いましたがふと疑問点が。
2年でサポート切れする10万円のフラッグシップってコスパ悪すぎない?
2014年発売のiPhone6Sですら最新のiOS13が提供されているiPhoneと比較すると製品のサポート面でのアップデートが2年しかないという事実は明確なデメリットと言えます。
SAMSUNGというか多くのAndroid端末はiPhoneと違って二回のメジャーアップデートでOSのサポートが切られるというのが常です。
Note8は当時のフラッグシップモデルということもありスペックは今でも申し分ないレベルにあります。
そこで、Note8とNote10シリーズを比較して買い換える価値があるか私の使用範囲内で検討してみることにしました。
スペック比較

Note8とNote10を比較するついでにNote9も表に加えました。
Note8から進化した点は雑に言うと
- SOCが二世代更新
- ディスプレイがよりベゼルレスに
- カメラが3つになった
- RAMが6GBから8〜12GBに増量
- Wifi6や5Gといった高速通信に対応
- Sペンが進化した
SOCの性能に関してはNote8のスナドラ835でも現在発売されているミッドレンジのスマホとは比べものにならないので申し分ありません。
日常で使っていて処理能力不足を感じるシーンはゲームをしている時だけなので多くの人にとってはあまり気にならないでしょう。
同様に処理を助けるRAMの容量がNote10の通常モデル(5G非対応)で8GB、Note10+で12GBに増量されています。
RAMの容量が多ければ多いほど複数のアプリや重いアプリを立ち上げても軽快に動作するようになります。
Android端末は一般的にiPhoneと比較してRAMの占有量が非常に多いので増量された点は使用感に影響するでしょう。

ディスプレイはNote8と比較してよりベゼルレスなパンチホール型のディスプレイになっています。
そのため、よりフルディスプレイに近づきましたが実はNote8の方が解像度が高いって知ってましたか?
そのため、ディスプレイ性能を重視する人は機種変しないでいいかもしれません。
とはいったものの、画質の違いがきになるようなことはないかなとは思います。
iPhone XRとiPhone XS Maxのディスプレイは液晶と有機ELということもあり違いが目に見えて分かりました。
しかし、Note8とNote10は双方有機ELであるため発色の違いとかもほとんどないので解像度が気になる人はすくないと思います。

写真をよく撮る人は機種変しても間違いなく後悔しません。
それぐらいスマホカメラの二世代の差は大きいです。
正直Note8は同世代のiPhoneXと比較すると画質はよくありませんでした。
そのため、iPhoneと二代持ちの私はNote8で写真を撮ることはありませんでした。
ですが、今回のNote10の画質はかなり良かったです。
超広角レンズも搭載され、画質だけではない画角の面でも変化があるので写真をよく撮る人は迷わずに機種変してもいいレベルです。
つぎに、通信面を見ていきましょう。
Note10では5Gやスマートフォンで初めてWifi6に対応しているということで非常に高速な通信が実現しています。
日本国内において5Gが普及するには数年単位がかかり、今回のNote10を購入したところで5Gが普及した頃には端末がサポート切れになっているのでNote10の出番はありません。
なので通信面で見ると5Gは考慮せずにWiFi6対応が魅力的かどうかに焦点をあてるといいでしょう。
5G対応端末は5Gが十分普及した次点での最新端末を購入するのがベストです。
個人的には5Gが普及した時にスマホはより進化していくのではないかと考えています。
現在は毎年カメラ性能が上がる程度でその他にあまり大きな進化が見られないスマートフォン市場ですが、5Gではより大きな進化を求められるようになることは想像に難くありません。
なぜなら、単純に扱うファイルのサイズが大きくなるからです。
大きなファイルを扱うにはより高い処理能力が必要になります。
SOCの性能もそうですが、RAMもさらに増量する必要があるでしょう。
そんな5G時代を現在のNote10が対応できるかは疑問です。
そのため、5G対応という言葉に踊らされず普及するまでは一歩引いた目線を持つことが大切でしょう。

最後にSペンに関して触れたいと思います。
Note9以降だいぶ進化しているようですが、私は興味がありませんでした。
なぜならSペンに惹かれて購入したにも関わらずほとんど使わなかったから。

書き味自体は最高なんですが、画面が小さすぎました。
このように机に置いて書ける環境のときはまだいいんです。

しかし、立ってメモする時には横幅が狭すぎて非常に書きにくいです。
そして、APPLE PENCILと比較するとペンが細くて持ちにくかったということもあります。
スマホの中に挿して持ち運べるというコンセプトなので文句を言うところではありませんが、思ったいたよりもスムーズに文字が書けずに気づけば使わなくなっていました。
そういったこともありいくらSペンが進化しようがそれが買い替えの動機には私はなりませんでした。
総評

以上を総合的に考えた結果私は乗り換えないことにしました。
OSのアップデートが来ないという欠点もありますが、あと2年ぐらいであればアプリの最低インストール要件は大丈夫だろうという判断からです。
他には写真をあまりとらないこととゲームもしなくなったということで日常用途で処理能力不足を感じることもありません。
何よりフラッグシップモデルが2年しかサポートされない機種をわざわざ乗り換えて買い直そうという気は私にはおきませんでした。
バッテリーを考慮しなかった場合の製品寿命はiPhoneの半分以下です。
それにも関わらず価格もそこまで変わりませんし、耐用年数を考慮するとiPhoneの方が割安でした。
もう私がAndroidを購入することがあるとすればそれはHTCが新型を出す時かなぁ。
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