
こんにちは、Yotchanです。
本日はほとんど全てのApple製品に搭載されていると言って良いクラウドストレージ「iCloud」がどの程度の容量が必要か考えたいと思います。
iCloudのストレージ容量問題
iCloudは、あらゆるApple製デバイスに組み込まれています。
それはつまり、写真、ファイル、メモなど、あなたのものすべてが安全に保存され、最新の状態に保たれ、あなたがどこにいてもアクセスできるようになるということです。
しかも、iCloudは自動的に機能するので、あなたはただ、好きなことをし続けるだけです。誰でも5GBのiCloudストレージを無料で利用でき、いつでも簡単に容量を追加できます。
https://www.apple.com/jp/icloud/
iCloudはほとんど全てのApple製品からアクセス可能なクラウドストレージを指します。
Apple IDアカウント一つごとに無料で5GBのストレージ容量が利用できます。
しかし、この現代において5GBのクラウドストレージなんて一瞬で消費してしまうため無料プランなんてあってないようなもの。
Google Drive のように15GB無料であればライトユーザーならなんとかなりましたが5GBのiCloudではそれもまた夢の話。
5GB以上のストレージを消費すると有料プランを契約するか、iCloudを利用しないかの二択を迫られることになります。

iCloudの有料ストレージプランは3種類あります。
- 50GB:月額130円
- 200GB:月額400円
- 2TB:月額1300円
容量の幅がありすぎて契約を躊躇する人もきっといるはず。
また、どの容量がいいのか悩む人もいるでしょう。
そんな人のために、まずはiCloudがどのようなところでストレージを消費されるのかみていきましょう。
iCloudで消費する実際のデータ量

iCloudと言われて最も連想するのは「iCloud写真」でしょう。
実際、多くの人にとってiCloudのストレージ容量を消費する要因はこの項目。

実際、私のストレージの消費もこんな感じ。
6年間に及ぶiPhoneの使用の間に溜まっていったデータの数々。
とくに、年々カメラ機能が進化するに伴って写真の一枚あたりの容量も大きくなっています。
iPhone歴が三年の嫁でも42GBものiCloudストレージを消費しています。
このように、iCloudのストレージは気づけばかなり消費されていきます。
ところで、例に挙げた写真以外にもiCloudに保存されている項目があることを皆さんはご存知でしょうか?
iCloudに保存されるデータ

iCloudに保存されるデータは写真だけではありません。
Apple版Officeである「Numbers」「Keynotes」「Pages」のデータはiCloudに保存されており、iCloudを通して全てのデバイスからアクセスできるようになっています。
Macで作ったNumbersの家計簿にiPhoneやiPadで追記していくといった使い方を私はしています。

Safariやメモ、カレンダーアプリもiCloudを介して連携されています。
どの端末からでも同じようにアクセスできるのはiCloudあってのものです。

Safariで端末ごとに開いているタブを一覧表示して他のデバイスから続きを読むことができるのもiCloudのおかげ。
自分の意識しないところでその恩恵に預かっているんですよね。

iCloudはApple製品のバックアップを自動的に行って保存してくれる場所でもあります。
電子機器に不意の故障はつきもの。
そんな時に毎日自動でバックアップを行ってくれているこの機能は救いの神です。
実際、一体どれだけの人が定期的にパソコンに接続してスマートフォンのバックアップをとっているでしょうか?
おそらくそんなマメな人はほとんどいないでしょう。
iPhoneのバックアップにはLINEなどのアプリケーションのデータも含まれています。
LINEの流出が大きな話題となったこともあり、現在のLINEの引継ぎはかなり面倒な手順を踏まざるを得なくなっています。
その際たる例が二段階認証です。
二段階認証はLINEの引き継ぎをする際に古い端末で引き継ぎの許可をしていなければ新しい端末に引き継げないというもの。
急にiPhoneが故障して起動できなくなった場合は「引き継ぎの許可」は当然できません。
そうなると新端末へLINEの引き継ぎができなくなるのでバックアップデータの重要性が増しているというわけです。
LINEに問い合わせたら実際のところ引き継ぎはできるでしょうが、確認作業なのでかなりの時間と手間を要することになります。
音信不通になるリスクを減らすためにもこのバックアップ機能は最も重要といっても過言ではありません。

また、バックアップデータはiPhoneやiPadの機種編の際にも役立ちます。
セットアップ時にApple IDにサインインすればiCloud上の全てのデバイスのバックアップデータから新端末にデータを復元することが可能です。
端末のセットアップな何気に面倒なもの。
購入したばかりのiPadをiPhoneのバックアップデータで復元すればiPadの中身をiPhoneと同じにすることもできます。
このように、セットアップの手間や端末故障時の備えとなるのがiCloudです。
iCloudのストレージを追加購入しないことによるリスク

iCloudのストレージが不足しているにも関わらず追加購入しなければどうなるのか?
ざっと思いつく限りこのようなことが考えられます。
- 写真が全て失われる
- LINEなどアプリのデータが全て失われる
- 連絡先などが全て消えてしまう可能性も
なかなかiPhoneが壊れる機会は少ないのでは?と思う人もいるでしょう。
しかし、実際はiPhoneの故障以外にもこのような状況に陥る可能性があるのはご存知でしょうか。
それはiPhoneの盗難です。
iPhoneの盗難に国内で遭う確率はかなり低いでしょうが、海外旅行では違います。
私の友人は海外旅行で2/3の確率でiPhoneの盗難にあっています。
その友人はiCloudのストレージ容量を追加購入していなかったばかりに、大学時代の留学時の写真などを全て失ってしまい、非常に気を落としていた姿を今でも思い出します。
いくら自分が故障しないように慎重にiPhoneを扱っていたとしても盗まれてしまえばどうしようもありません。

50GBのiCloudの月額料金はわずかジュース一本分です。
私のように200GBのプランでも月額料金は牛丼一杯程度。
たったこれだけのコストを節約して写真を失ってしまっては割に合いません。
また、iCloudは先述の通りApple製品の連携の要ともいえるクラウドストレージです。
Apple製品をより便利に使いこなすためにも必須の機能。
まずは50GBから契約して不足するごとにより大容量のプランに変更していくと良いでしょう。
この記事をきっかけに前向きに検討していただければ幸いです。