[保護者必見] 日本小児科学会推奨の予防接種スケジュール 〜特に女子児童では子宮頸がんの予防接種を!〜

日本小児科学会にて推奨されている予防接種のスケジュールを共有します。

内容

http://www.jpeds.or.jp/uploads/files/vaccine_schedule.pdf

乳幼児期のお子様の予防接種は皆さん気を付けていらっしゃるので忘れることはないと思いますが、小中学生ぐらいになるとうっかり失念している項目などはありませんでしょうか?

ぜひソース元にてPDF全文をご確認ください。

各予防接種を受診する必要がある理由なども記載されているので参考になるかと思います。

特に、女子中学生ごろから始まるHPVの予防接種は欠かさず行って欲しい項目です。

HPVとは

ヒトパピローマウイルス(HPV)は子宮頸癌の原因となるウイルスで、近年死亡率が増加している事から対策が急務とされている状況にあります。

死亡率が増加しているだけでなく、罹患する年代が若くなってきていることから予防接種の重要性は以前よりも増しています。

このHPV予防接種ですが、以前日本国内では副作用で半身不随になるなどショッキングなニュースが報道されたことから積極的に接種されない状況となってしまっています。

かなり大々的に報道されているので記憶の片隅に残っている方も多いのではないでしょうか。

Highlights

・A large-scale epidemiological study on HPV vaccination and reported post vaccination symptoms was performed.

・Age-adjusted analyses found no significant association between HPV vaccines and occurrence of the 24 reported symptoms.

・Increased odds of hospital visits for some symptoms is unlikely to be due to any biological association.

https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S2405852117300708

しかし、実際はHPVワクチンと副反応には因果関係がなかったという調査結果が出ていることを知っている人はまだ少ないのではないでしょうか。

上記論文の概要だけを紹介すると

  • HPVワクチン接種後の症状に関する大規模な疫学的研究が行われた。
  • 年齢調整された分析では、HPVワクチンと24の報告された症状の発生との間に有意差はなかった。
  • いくつかの症状を訴える受診が増加した点について、両者の間に生物学的な関連性はほとんどない。

合わせて日本産科婦人科学会のHPV啓発の特集ページでも以下の記載があります。

 また平成28年12月に厚生労働省研究班(祖父江班)の全国疫学調査の結果が報告され、HPVワクチン接種歴のない女子でも、HPVワクチン接種歴のある女子に報告されている症状と同様の「多様な症状」を呈する人が一定数(12〜18歳女子では10万人あたり20.4人)存在すること、すなわち、「多様な症状」がHPVワクチン接種後に特有の症状ではないことが示されました。さらに、名古屋市で行われたアンケート調査では、24種類の「多様な症状」の頻度がHPVワクチンを接種した女子と接種しなかった女子で有意な差がなかったことが示されました。HPVワクチン接種と24症状の因果関係は証明されなかったということになります。

http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

メディアに取り上げられたHPV接種後の副反応と呼ばれる症状はワクチン接種歴のない女子でも発現している症状であったことも判明しています。

これらのことから、現在では日本産科婦人科学会がワクチン接種の再開の要望を何度も厚生労働省に提出している状況となっています。

日本産科婦人科学会は、先進国の中で我が国においてのみ将来多くの女性が子宮頸がんで子宮を失ったり、命を落としたりするという不利益が生じないためには、科学的見地に立ってHPVワクチン接種は必要と考え、HPVワクチン接種の積極的勧奨の再開を国に対して強く求める声明を4回にわたり発表してきました。また、自治体がHPVワクチンは定期接種であることを対象者や保護者に対して告知する動きへの支持も表明いたしました。

http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

子宮頸がんには子宮を失うリスクがあるため、罹患すると女性の人生に多大なる影響を与える疾患です。

また、子宮を失うだけでなく命さえも落とすリスクまであります。

そのため、子宮頸癌を予防可能なHPVワクチンの摂取は非常に重要です。

子宮頸がんは癌の中でもワクチン接種のみで予防が可能な数少ない癌です。

保護者の責任として、女子のお子さんには必ず予防接種を受けさせてください。

現在、産婦人科でも壁に子宮頸癌の予防接種を呼びかけるポスターを貼っているクリニックが多くみられるようになっています。

もし、この記事だけでもまだ不安なのであればかかりつけの産婦人科Drに質問してみてください。

きっと親身に回答してくださるはずです。

http://www.jsog.or.jp/uploads/files/jsogpolicy/WHO-slides_CxCaElimination.pdf

最後に、WHOの提唱する子宮頸がんへの対策をお示しします。

一時予防として9-14歳の少女に対するHPVワクチン接種との記載がしっかりとあります。

それ以外にも保護者の方々の年代に関する予防の記載もあります。

ぜひ親子での検診をオススメします。

HPVに関する詳細は日本産科婦人科学会の特設ページをご覧ください。

http://www.jsog.or.jp/modules/jsogpolicy/index.php?content_id=4

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