
こんにちは、Yotchanです。
本日はiPadの購入時に悩む容量はどのくらいがオススメかを用途に合わせてご紹介したいと思います。
いろいろ容量が変わるだけで二万円ぐらい値段が上がるので自分の必要最低限の容量は知りたいですよね。
iPadの各サイズの容量と価格
容量/モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | iPad Air | iPad 2019 | iPad mini |
32GB | 34800 | ||||
64GB | 111800 | 89800 | 54800 | 45800 | |
128GB | 48800 | ||||
256GB | 128800 | 106800 | 71800 | 62800 | |
512GB | 150800 | 128800 | |||
1TB | 194800 | 172800 |
表にまとめてみると結構わかりやすくなりましたね。
無印のiPad以外は最低容量からワンランク上にするのにかかる価格は17000円のようですね。
Proのみ4種類のストレージが用意されており、容量を256GB増やすごとに22000円追加でかかる計算になります。
正直、iPad 2019の32GBは今の時代にはあまりにも少なすぎるので、128GB一択です。
32GBといってもOSや謎の「その他」によって容量はどんどん逼迫していきます。
どうせ32GBに4万円出すのであれば追加で1万円出してストレージを気にせず使った方が快適間違いなしです。
最低限必要な容量とは
これはなかなか難しいですよね。
写真を全然撮らないしゲームをしないよって人であれば64GBあれば十分であるのは事実です。
しかし、単純に端末に保存できるストレージ容量のみに影響が止まらないことはご存知でしょうか?
どこに影響するのか?
それはすなわち、パフォーマンスです
このパフォーマンスには二つの意味合いがあります。
まず一つ目が「端末のパフォーマンス」
二つ目が「ユーザーのパフォーマンス」です。
これら二つを阻害しない容量があなたにとって「最低限必要な容量」になるわけです。
①端末のパフォーマンス
iPadを購入して、あなたは何年間そのiPadを使い続けるでしょうか?
おそらく多くの人にとってタブレット端末はスマートフォンと違ってなくてはならない必須のものではない。
日常生活を豊かにするための追加のツールではないでしょうか。
そのようなタブレット端末をスマートフォンのように2年間で新調する自分が想像できますか?
多くの人はNoでしょう。
特に不便でなければ買い換えようという発想すら浮かばない。
では、買い換えようと思う動機は一体どんなものが予想されるでしょうか
- ゲームや動作がもっさりする
- バッテリーがすぐなくなる
- OSのアップデートから外れた
- 他のシリーズでのみできることがしたくなった
- ストレージ不足
- 革新的な更新があった
- サイズが合わない
ざっと私が浮かべただけでもこれぐらいありました。
これらの買い換える動機を一つでも感じてしまった時点でその端末はあなたの要求するパフォーマンスを満たしていないということになります。
そのうち、上から三つは経年によるものでスペック不足が原因のため回避できない。
他のシリーズでのみできることというのは今のiPadのラインナップではあまりないと思います。
どのモデルもProとは世代が違うとはいえApple Pencilに対応しましたしね。
強いていうのであればスマートキーボードを使ってみたくなったとかぐらいでしょうか。
この中で唯一購入の時点で回避できるものはどれか?
それはiPadの容量のみです。
32GBはまず3年、4年使っていくうちに増えていくアプリや保存するデータの蓄積に耐えることはできません。
そのため、無印iPadの購入を検討している人は迷うことなく128GBをオススメします。
自分の使用する容量が想像できない。
そんな人は多いでしょう。
そこで参考にするべきものはあなたの身近にあります。
それは、あなたが毎日使用しているスマートフォンです。
②ユーザーのパフォーマンス
こちらのスクリーンショットは私のiPhone XS Max(512GB)のものです。
ご覧になっていただけるとわかると思いますが、私はあまり多くのアプリを入れるタイプではありません。
それでも140GBのストレージを消費しています。
その140GBのうち80GBを占めるのが「写真」アプリです。
私はiPhoneを5Sから使用し続けており、現在で6年目のiPhoneユーザーになります。
その6年間に旅先や日常で撮影した写真や動画の容量が80GBです。
iPadはiCloudを介してiPhone内の写真や動画を端末に保存します。
その際に設定で画質を落として容量を小さくして保存することも選択できますが、そうするとどのようなことが起きるのか。
上記のように写真を表示する際にiCloudから画像をダウンロードするまでの読み込み時間が発生します。
外出時などWifi環境がない場合はそもそも写真を読み込むことすらできなくなるわけです。
写真であれば読み込みはまだ早いですが、動画であれば結構な待ち時間になる時があります。
このように、容量が少ないとユーザーが望む動作をストレージ不足が原因で阻害されてしまいます。
これはユーザーのパフォーマンスを低下させていることに他なりません。
ユーザーのパフォーマンスを低下させる瞬間はこれだけではありません。
例えば、絵を描いていてどんどん描いた絵が増えてくる。
そしてある日、空き容量がなくなって新しく絵を描くためには今までの絵を外部に移動しなければならない。
外部にうつしてしまうと気軽に見れなくなる可能性が非常に高い。
以前書いた絵を参考に新しく絵を描きたいのに、その絵がiPad内にないので確認できない。
ストレージ不足のせいで。
絵に限らずとも、それは資料であったり見たい動画であるかもしれません。
せっかく生活を豊かにするためのツールとして数万円を出したのに、容量の部分をケチった結果このような制限を自身に課してしまっては元も子もないのでは?
iPadは購入時の自分が想像するよりも長く使うことのできる製品です。
そのため、私の80GBにものぼる写真のように気づけば容量は圧迫されていくもの。
なので余裕を持ったストレージを選択し、空き容量を気にせずに使用する方が相対的な満足度はきっと高くなるでしょう。
以上を念頭に容量を検討していきましょう。
容量の検討
容量/モデル | iPad Pro 12.9 | iPad Pro 11 | iPad Air | iPad 2018 | iPad mini |
32GB | 34800 | ||||
64GB | 111800 | 89800 | 54800 | 45800 | |
128GB | 48800 | ||||
256GB | 128800 | 106800 | 71800 | 62800 | |
512GB | 150800 | 128800 | |||
1TB | 194800 | 172800 |
iPad 2019の人は迷わず128GBが良いと思います。ホントに。
iPad miniとiPad Airは最低容量でも64GBあるので悩ましいですね。
私のように写真をたくさん撮らず、動画なども端末内に保存しないのであれば64GBもあれば十分だと思います。
アプリだけで64GB埋まることは流石にないと思うので。
ネット閲覧やAmazon PrimeやYoutubeなどの動画鑑賞メインであれば問題ないと思います。
しかし、このような用途であってもiPad Proの人は慎重になってほしいと思います。
なぜならiPad Proは最低価格でもお値段が高額になるからです。
特に12.9インチの64GBに税込12万円近い金額を出しておいて容量不足でストレスですってなったらシャレになりません。
ですので、iPad Proを検討している人は大幅にゆとりを持ったストレージ選択をしてください。
容量不足で満足に扱えないiPadはもはやProでもなんでもないです。
まとめ
この記事を読んでみていかがでしたでしょうか?
ストレージ選択時に考慮すべき点を掴んでいただけましたか?
最後にまとめると
- 容量は後から追加できないのでゆとりを持って選択
- 容量不足に悩まされる=買い替えと同義
- 特にProを検討している人は安物買いの銭失いにならないように
こんなところでしょうか。
新しいiPadを購入する前はスペックやサイズ、ストレージ容量含め考える時間が楽しいものです。
本体やApple Pencilが意外とAmazonが安かったりするので確認してみてもいいかもしれません。
悔いのない選択となることを祈っています。