
こんばんは、Yotchanです。
本日はWindowsとMacのどちらを選ぶべきなのか。
購入時に注意すべき点などを書いていきたいと思います。
MacとWindows
MacとWindowsのどちらが優れているのか?
パソコンを選ぶ上で気になる点ではあります。
仕事で使うならともかく、家庭で使う一般的な用途ではなかなか選択の決め手がないかもしれません。
仕事であればこのソフトが使えないと困るからMac(もしくはWindows)という視点があるでしょう。
しかし、個人で使う場合にはそのような決め手はあまりなかったりします。
そのアプリでなければできないというものは基本的になく、それぞれのOSで似たようなアプリは往々にしてあるものですから。
今回の記事ではパソコンを選ぶときのポイントを挙げてそれぞれについて少し解説していきたいと思います。
私のパソコン遍歴
私のパソコン遍歴はWindowsからはじまります。
小学生の頃に初めて触ったのがWindows XP。
そこからWindows7、Windows10とかれこれ10年近くWindowsに触れていました。
最後に使っていたWindows機はSurface Pro4でしたが、なかなかいいパソコンでした。
不満点があるとすればキックスタンドを採用していることと、Windows Update。
そんなこんなで昨年のMacBook Pro 15の購入しMacユーザーになりようやく一年が経過したところです。
10年以上もWindowsに慣れ親しんでいたのでMacに慣れるまで苦労するかなと思いましたがそうでもありませんでした。
結局のところ、OSは変わっても私がパソコンで行うことは変わりないのでどのアプリでそれを行うかの違いしかありません。
そのため、操作感の違いにさえ慣れてしまえば何の支障もありません。
要はスマホを買い換えるのと同じですね。
なので、今まで使っていたOSに縛られずにWindowsとMacのどちらのOSに惹かれるかで決めていいのではないかと思います。
私がSurfaceからMacBook Proに移行した際の記事があるので興味がある方はご覧ください。
パソコン購入時のポイント
好きなOSを選ぶとはいったものの、WindowsとMacのどこがちがうのか。
ざっくりでも知っておかねば選びようがありません。
そこで、私がMacへ移行した経験から購入時に重要な点をあげました。
- 使用用途
- OSのアップグレード
- データの移行のしやすさ
- スマホとの連携
- 機種の選定
- ランニングコスト
これらについてざっくり説明していきたいと思います。
使用用途

パソコンで何をすることが多いのか。
それによって選ぶべきOSが変わってくる場合もあります。
たとえば、モンハンなどのゲームをしたい場合。
この場合は間違いなくWindows一択です。
なぜならそもそもMacには対応していないから。
ParallelsやBoot campを用いればMacでもWindowsをインストールしてゲームを行うことはできます。
しかし、そのような手間をするぐらいなら最初からWindows機を購入した方が経済的です。
また、他の人とデータのやりとりをすることが多い人もWindowsを選んだ方が無難です。
たとえば、学校への提出物が多い学生さんがそれにあたります。
OfficeやExcelなどはMac版もありますが、Mac版では一部使用できない機能もあります。
Power PointではWindowsとMacのフォントの違いで作成した通りに他のOSでは表示されなかったり、レイアウトが微妙に狂ったりもします。
多くの大学や高校のパソコンはWindowsが大半なので学業に用いる場合はWindowsを選択した方が合理的です。
家庭内で年賀状やインターネット検索、iPhoneのバックアップなどの用途であればどちらのOSでも構いません。
WindowsでもiTunesはリリースされているので(Mac OS Catalinaでは廃止されましたが)Windowsを選んだから不便ということはありません。
OSのアップグレード
次に、考慮すべき点はOSのサポートに関してです。
この点に関してはWindowsよりもMacの方が不具合が起きにくいのでMac推奨です。
Windowsの場合はOSのアップグレードが無料でできないことがありますが、Macは対応さえしていれば完全に無料です。
また、アップグレード後に不具合が起きにくいこともMacの特徴です。
Windowsを搭載したパソコンはそれこそ無数に発売されているのでOSのアップグレードによってどのような不具合が起きえるのかMicrosoft側で事前に想定することは不可能です。
メーカーによって使用している部品の構成もちがうのでこれは仕方ありません。
しかし、Mac OSを搭載しているデバイスはApple社しか販売していないので自社において全てのデバイスでの検証を行うことが可能です。
そのため、不具合が発生した場合はその症状を自社で再現し修正ファイルを迅速に公開することも可能です。
OSはセキュリティのことを考えると最新版にしておくのが無難です。
iPhoneやiPadと同じ感覚で行うことができるMacは長く使う場合にはそういった購入時には見えない点でもオススメです。
データ移行のしやすさ

パソコンを買い換える際に必ず発生するデータ移行問題。
これが一番面倒で、買い替えに慎重になる影の黒幕です。
そんなデータ移行の観点から見ると圧倒的にMacに軍配が上がります。
正確に言えばMac→Macへの移行であってWindows→Macではありません。
Windows→WindowsやWindows→Macの場合はパソコンを買い換える際に必ず面倒なデータ移行が発生します。
これが本当に面倒です。
音楽や動画といったファイルを普段から外付けドライブに保存している人であれば、インストールしているソフトを新しいパソコンにインストールするだけなので手間は省けるかもしれません。
しかし、そのソフトが多かったりパソコンの環境設定など面倒であることに違いはありません。
ですがMacではそんな手間はありません。
MacではMacの中身を丸々新しいMacに引っ越し可能なTime Machineという機能があるからです。
これがもう最高です。
イメージとしてはiPhoneのデータ移行に近いです。
バックアップデータから復元というボタンを一つ押すだけで新しいMacへのデータ移行が終わります。
これって何気に重要な点と言えることにお気づきでしょうか。
パソコンを買い換える動機の中にパソコンの調子が悪かったり、急に電源がつかなくなったなどがあります。
急に電源がつかなくなっても外付けドライブに保存されたバックアップデータを選択するだけで新しいMacで旧Macの環境とデータを復元できるのはMacだけです。
一応、WindowsにもTime Machineに似たような「AOMEI Backupper Professional」というソフトがサードパーティーで販売されています。
使用したことはないので実際にTime Machineと同じように使えるかは知りません。
しかし、Time Machineと違って有料なので無料で行えるという意味ではMacがオススメです。
スマホとの連携
スマホとの連携も人によってはパソコンを選ぶ理由になるかもしれません。
とはいったもののスマホとの連携は何かわからない人も多いでしょう。
スマホとの連携は基本的にはMac-iPhone間のものになるでしょう。
iPhoneで見ていたWebページをMacでシームレスに見たり、写真をiCloudを介して自動的にMacに同期したり。
Windows-Android間でもChromeやGoogle Photoなどのアプリで似たようなことはできます。
しかし、スマホでコピーした文章をMacでペーストすることができるのはApple製品のみです。
端末を超えてコピー&ペーストできる機能は非常に便利です。
スマホとの連携という点でiPhone-Mac間の方が優れている例として挙げられることが多いのはアプリをインストールすることなく最初から実装されている点です。
Android-Windowsではアプリのインストールや設定の手間がかかります。
そういった手間が省けるのがApple製品です。
機種の選定〜MacBookとSurface〜
機種の選定に関しては用途や予算によるとしか言いようがありません。
機種の選定に関してWindowsとMacの違うところはメーカーの数。
MacはApple社のみですが、WindowsはMicrosoftや富士通など様々なメーカーがあります。
Macは高額というイメージがありますが、実際のところそうではないと私は考えています。
Windows機であれば5万円からでも購入できるものもありますが、そういったものはスペックが低いため耐用年数は少なくなります。

最も安いMacはディスプレイのないMac miniで税込約10万円から。
個人的には次に買うMacはこのMac miniにしようと考えています。
その理由はコスパが一番いいMacだから。
価格を抑えつつ性能を上げることができるのはMac miniの専売特許。
MacBookはトラックパッドや綺麗なRetinaディスプレイがあるのも魅力的ですが、Parallelsを導入してからディスプレイよりもスペックを重視したいと思うようになりました。

ノート型のMacBookシリーズではMacBook Airの税込約11.5万円からと比較的安めな価格設定になります。
MacBook Proの13は最安税込15.5万円からになります。
MacBookシリーズの中で一番コスパが良いと思っているモデルは16インチです。

SurfaceシリーズもMacと同じようにいろいろ種類があります。
MacとWindowsの違いとしてよく挙げられるSurfaceですが、Macとの違いはタブレットにもなる2 in 1タイプのパソコンである点です。
タブレットにもなるのはSurfaceのメリットですが、実際に使うシーンはほぼありませんでした。
Surface Pro4を3年近く使っていましたがタブレットモードで使ったことはほとんどありません。
理由としてはタブレットとして使うには重たくて分厚い上にWindowsアプリストアのラインナップが貧弱すぎてiPadのようには使えないから。
Microsoftが2in1をアピールしているのを見るたびに微妙な気持ちになってしまいます。

Surface Proシリーズのフラッグシップモデルは現在Pro7です。
MacBook Pro 13とCPUとSSDの容量が近いモデルで比較するとSurfaceの方が一見7000円程度やすく見えます。
しかし、Surfaceにはキーボードがついていないので別途タイプカバー(18040円)を購入する必要があります。
それらを総合すると実はSurfaceの方が高額になります。
MacとSurface総括
単純に同スペック帯のSurface ProとMacBook Proで比較すると案外MacBook Proの方が安くなりそうです。
長く使うことを考えればSurfaceなどスペックが普通以上のものを購入した方が後悔はなくなるかと思います。
スペックが普通以上の定義がなかなか難しいですが
- CPU:第10世代Core i3以上
- メモリ:8GB以上
- SSD:128以上
これだけあれば十分だと思います。
SSDは少なめにしているのは外付けドライブをつければクリアできるため。
この程度のスペックがあれば一般家庭での使用用途で5年以上は戦えると思います。
私はより長く快適に使いたいという理由からMacBook Proはメモリ16GBにしています。
WindowsではSurface以外の選択肢もあるのでいろいろ見てみても面白いでしょう。
Windowsで一番気になっている機種は富士通のLife Bookです。

世界最軽量を誇る700gの筐体の軽さには脱帽です。
実際にて手に持つと驚くほど軽かったです。
MacBookシリーズで最軽量のMacBook 12よりも軽いというのは魅力的です。
それでいて画面サイズは13.3インチですからね。
重さも持ち運びの際に重要な要素になるのでWindowsであればそういった機種ごとの特徴から選んでみても良いでしょう。
ランニングコスト
最後に、パソコンの維持にかかるランニングコストです。
パソコンでほぼ必須であるOffice系のアプリのサブスクリプションやOSのアプグレードにかかる費用も含まれます。
この観点から行けば一般家庭においては間違いなくMacの方がメリットがあります。
Apple版OfficeのNumbersやKeyNoteなどを用いれば家計簿などを完全に無料で作成することが可能です。
また、MacOSも無料でアップグレード可能です。
つまりMacであれば買い切りで追加料金なしで運用することが可能です。
しかし、WindowsではOfficeアプリの永続版を購入or月額料金のサブスクリプション費がかかります。
Office付属モデルは購入時に永続版のライセンス料も支払っているようなもの。
それ以外にもOSのアップグレードにも費用がかかる可能性もあります。
Macの機種代にはNumbersなどのOffice系アプリやOSの更新料も含まれていると考えるとランニングコストがかからないので将来的にはWindowsの運用費用よりも安くなるかもしれません。
まとめ

以上がWindowsとMacの選択時に注意すべき点でした。
私はSurface Pro4からMacBook Proに移行しました。
Macを使ってみると上述の理由で意外と値段から考えると高くないのかもしれないと思うようになりました。
トラックパッドは快適ですし、ParallelsやBoot campでWindowsを扱うこともできます。
このようにMacを購入してもWindowsをインストールして使用することはできますが、その逆はできません。
MacとWindowsのどちらも使いたい場合はMac一択になります。
このような自身の使用用途をよく考えてパソコンを選択してください。
参考までにSurfaceからMacBookに移行してから書いた記事があるのでソフト面だけでないハード面の違いのイメージも持っていただければと思います。