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Walkman NW-ZX507やA100はApple Musicのロスレス視聴にオススメ!−LDAC対応製品でワイヤレスでもロスレス再生可能?

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こんにちは、Yotchanです。

本日はWalkman NW-ZX507やA106とLDAC対応ヘッドフォンを用いればワイヤレスでApple Musicをロスレス視聴できるのか検討していきたいと思います。

目次

Apple Musicのロスレス対応

先日、AppleよりApple Musciに関して大きなアップデートの発表がありました。

追加料金なしで全H1,W1チップ搭載のイヤホン/ヘッドフォンで空間オーディオが利用できるようになり、音源のロスレス対応も順次されていくとのこと。

これらの中でもストリーミングミュージックサービス業界に影響を大きく与える点は追加料金なしでロスレス音源を視聴できることでしょう。

Appleの発表を受けて早速Amazon Music HDの追加料金が現時点ではアメリカのみですが撤廃されることになりました。

ハイエンドストリーミングウィークマン NW-ZX507ユーザーとして常々ハイレゾストリーミングサービスには関心がありましたが月額2000円近い追加料金を払うだけの価値(普段聞いているアーティストの音源がなかった)がなく、手を出せていなかっただけに6月のサービス開始が待ち遠しい限りです。

iPhone単体やAirPodsシリーズでロスレス視聴はできない

Apple Musicのサービスアップデートと同じぐらい話題になったことと言えばAirPodsシリーズが軒並みロスレスオーディオを視聴できないこと。

12月に発売されたばかりの定価7万円のAirPods Maxでさえもその例外ではなく、Twitterでその不満について呟いたところ皆同じことを思っていたことがわかりました。

私はAirPods Maxの中古購入勢なのでまだマシですが、定価で購入したユーザーからしたらたまったものではありません。

BluetoothのコーデックがSBCとAACのみのAirPodsシリーズではBluetoothの帯域の問題からロスレスオーディオを視聴できず、AirPods Maxを有線で使用したとしてもケーブルの仕様なのかLightningの仕様なのかは知りませんがロスレス音源を再生できないとのことでした。

ハイレゾロスレスを再生する場合はiPhoneなどに別途DACを用意することで出力できるようになると説明されていますが、オーディオガチ勢でもなければそのような機材は手元にないでしょう。

ざっくりとまとめるとiPhoneとAirPodsの組み合わせでは空間オーディオは利用できるもののロスレス音源の再生はできないということになります。

Appleのサービスであるにも関わらずAppleデバイスの組み合わせでは利用できないのは些かナンセンスではありますができないものは仕方ありません。

ロスレス音源を再生できる組み合わせを探すことにしました。

ハイレゾ対応Androidウォークマンでは単体でロスレス再生可能

Apple Musicを高音質で視聴する方法としてストリーミングWalkmanを愛用している人も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか。

ハイエンドストリーミングWalkmanに位置付けられるNW-ZX507だけでなくスタンダードモデルのNW-A100シリーズでもSONYの独自技術によってストリーミング音源をハイレゾ相当にアップスケーリングして視聴できていました。

CDやダウンロード購入した楽曲だけでなく、Spotifyや YouTube(TM)、Apple Music、mora qualitas、LINE MUSICなどのストリーミングサービスに対応。ウォークマンが長年培ってきたフルデジタルアンプの技術を結集した「S-Master HX」(*2)や、AI(人工知能)技術が再生中の楽曲をリアルタイムで解析し、最適にハイレゾ級の高音質にアップスケーリングする「DSEE Ultimate」により、あらゆる音楽をウォークマンの高音質で楽しめます。

*1 有線接続:「DSEE Ultimate」ON時。W.ミュージック再生時以外は「DSEE HX」が働きます(最大192kHz/32bitまで拡張)

無線(Bluetooth(R))接続:対応ヘッドホンの「DSEE HX」または「DSEE Extreme」ON時(最大96kHz/24bitまで拡張)

*2 有線接続時のみ有効

ハイレゾ音質の楽曲を提供するストリーミングサービス利用時に、ハイレゾ音質で再生するには、本体Ver2.00以降、本体の設定で「ハイレゾストリーミングの使用」をONにし、ハイレゾに対応したヘッドホン・スピーカーで有線接続する必要があります

NW-ZX507やA100はApple Musicに対応しているだけでなく、ハイレゾストリーミングサービスにも対応しているのでストリーミングでも高音質な楽曲を視聴したいユーザーにも愛されています。

この度、Apple Musicがハイレゾストリーミングサービスに対応することになりますがこれらのWalkmanではそれを受け止めるだけの下地が既にあることは非常に大きな意味を持ちます。

元々、単体ではハイレゾ音源をイヤホン/ヘッドフォンで視聴できないiPhoneではApple Musicのロスレス音源を再生するためには外部DACが別途必要とアナウンスされていました。

しかし、NW-ZX507とA100では外部DACを用意せずとも仕様上は再生することができるはずです。

空間オーディオはAndroidデバイスでは利用できないと見た気もしますがロスレス音源についてはOSの縛りは関係ないと思われるので問題ないはず。

・MP3 ( .mp3):32 – 320kbps (VBR対応) / 32, 44.1, 48kHz
・WMA ( .wma):32 – 192kbps (VBR対応) / 44.1kHz
・FLAC ( .flac):16, 24bit / 8-384kHz
・WAV ( .wav):16, 24, 32bit (Float/Integer) / 8-384kHz
・AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):16-320kbps / 8-48kHz
・HE-AAC ( .mp4, .m4a, .3gp):32-144kbps / 8-48kHz
Apple Lossless ( .mp4, .m4a):16, 24bit / 8-384kHz
・AIFF ( .aif, .aiff, .afc, .aifc):16, 24, 32bit / 8-384kHz
・DSD ( .dsf, .dff):1bit / 2.8224, 5.6448, 11.2896 MHz
・APE ( .ape):8, 16, 24bit / 8-192kHz (Fast, Normal, High)
・MQA ( .mqa.flac):対応

※352.8kHz以上はダウンコンバート再生になります。(NW-A100シリーズのみ)

ZX-507,A100が対応している音源は上記の通りでApple Musicのロスレスで使用されるApple Losslessにも適合しています。

LDAC対応ヘッドフォンでApple Musicをワイヤレスでもハイレゾ視聴

S O N Y

有線だけでなくワイヤレスでもハイレゾ音源を再生できることもNW-ZX507とA100の魅力の一つ。

LDACに対応したヘッドフォンやイヤホンであればワイヤレスでも高音質な楽曲を再生することができます。

私はZX-507購入時にLDAC対応の完全ワイヤレスイヤホンを探してみましたが現状ラインナップはありませんでした。

ネックバンドタイプのイヤホンであればSONYの「WI-1000XM2」が対応していますが求めていたのは完全ワイヤレスだったので見送りました。

LDACは転送する情報量が多い=バッテリーの消費が大きいのでバッテリー容量の少ない完全ワイヤレスイヤホンには適していないコーデックのようです。

上記の理由によってSONYのワイヤレスイヤホン「WF-1000XM3」でLDACの採用が見送られ、新型の「W-1000XM4」で念願かなって搭載された経緯があります。

WalkmanならmicroSD対応でロスレス音源も気にせず保存

音質面でも優れているだけでなく、WalkmanではiPhoneと違ってmicro SDカードが利用できる点もポイントです。

ロスレス音源は通常の音源よりも一曲あたりのファイル容量が大きいので64GBのiPhoneであればすぐに容量がなくなってしまうことは想像に難くありません。

しかし、micro SDを利用できるWalkmanであれば16GBモデルのNW-A100シリーズを購入しても自分で容量を後から追加できるので好きなだけ楽曲を保存して音楽を視聴できます。

まとめ

以上がWalkman NW-ZX507やA100シリーズをApple Musicでの利用にオススメする理由でした。

DAC不要でロスレス音源が再生でき、LDAC対応ヘッドフォンと組み合わせればワイヤレスでもハイレゾ音源を視聴できるだけでなくストレージ容量も追加し放題で最強のストリーミングサービス再生機となっています。

DSEE UltimateでApple Musicを高音質で視聴できるだけでなくロスレス音源も対応することになるとは・・・。

高い買い物でしたが本当に買ってよかった。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

コメント

コメント一覧 (4件)

  • XM4ならワイヤレスLDACに対応するようですね!
    私はMDR-1ABTを有線で使っています。

    • びわごん様
      コメントありがとうございます。WF1000XM4を早速購入して視聴しましたがなかなか良い感じでしたよ!やはり有線には劣りますが完全ワイヤレスイヤホンでこの音質なら外での普段使いであれば十分です。ヘッドフォンで聞いた方が音はいいと思うので羨ましいです!

  • お初で失礼いたします。

    文中、
    「上記の理由によってSONYのワイヤレスヘッドフォン「WH-1000XM3」でLDACの採用が見送られ、新型の「WH-1000XM4」で念願かなって搭載された経緯があります。」
    とありますが、「WH-」とあるのは「WF-」の誤りではないでしょうか?
    オーバーヘッド型の「WH-1000XM3」は、LDACコーデックにも対応しております。

    むしろ「WH-1000XM4」は、もちろんLDACコーデックに対応しているものの、WH-1000XM3で対応していた「aptX」コーデックに対応しなくなったということで、一時期「WH-1000XM4はダウングレードか?」と物議を醸したようです。

    ただしこれは(S社とWH-1000XM4の名誉のためにも付言しますが)、従来aptXをメインコーデックとしていたAndroidスマホでも、結構な種類の機種でLDACコーデックの搭載が進んでおり、ヘッドホンにaptXが搭載されていなくても不自由することは少なくなっているようです。
    aptXがなくて不自由するケース…私は思い浮かびません(笑)が、強いて言えばWindows PCでの利用でしょうけれど、さりとてBluetoothに必須のSBCコーデックで繋がるわけですから、困ることはないと思っています。

    以上、失礼いたしました。

    • HIDE様
      ご指摘いただきありがとうございます。SONYの型番が頭の中でぐちゃぐちゃになっていたようで助かりました。たしかにaptXって利用する機会ないですよね。個人的にはaptx Adptiveがなかなかに曲者なように感じています。
      VictorのHA-FW1000Tというイヤホンが気になっているのですが、LDAC非対応なのでDSEE Ultimateが使えない。かといってaptX adptiveで接続するとK2(Victor版DSEE的な機能です)が非適用なので圧縮音源の音質が微妙そうという・・・。これはXperiaユーザーならではの感覚かもしれませんね。

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