MENU
カテゴリー

X-Pro3とX-Pro2の使い分け。どちらも手放せない名機

  • URLをコピーしました!

こんにちは、Yotchanです。

本日はX-Pro3を購入してからだいたい1ヶ月ぐらいが経過したので現状を紹介したいと思います。

X-Pro2とX-Pro3は明確に使い分けができているのでどちらも手離せなさそうです。

目次

FUJIFILM X-Pro3とX-Pro2の使い分け

1人の時はX-Pro3

X-Pro3は主に1人で出かけている時に使用することが多いです。

基本的にNOKTON 23mm F1.2をつけっぱなしということもあり、のんびりピント合わせを行いたいからです。

写り自体はセンサーとプロセッサーが同じX-T30ユーザーだったこともあって特に目新しさはありません。

クラシックネガも確かに素晴らしいフィルムシミュレーションではあるものの、個人的にはクラシッククロームの方が好みな印象です。

購入前に懸念していた「クラシックネガ」が使えるX-Pro3一辺倒になるということはなく、X-Pro2にも同等の出番がある点は良かったですね。

X-Pro3とNOKTON 23mm F1.2の作例です。

X-Pro2は家族を撮るカメラ

1人の時はX-Pro3ということは誰かと出かける時にはX-Pro2が選ばれるということ。

その理由は言うまでもなくX-Pro2は背面液晶が隠されていないという点に尽きます。

X-Pro2ではファインダーを覗いて撮るには少しローアングルなシーンでも背面液晶を頼りにさっと撮影することができるので家族とのお出かけの際には便利です。

カメラの複数台持ちが前提でない人はX-Pro2を選んだ方が無難という印象は今でも変わりません。

X-Pro2の作例です

写りについてはX-Pro2の第3世代センサーの良さもあるので第4世代のX-Pro3の方が優れているとは一概には言えません。

AF速度については第3世代と第4世代の間には大きな差があるものの、X-Pro3はマニュアルレンズでしか運用していないこともあってセンサーの違いを感じる瞬間は少ないです。

X-Pro3を使ったことで学んだこと

Hidden LCDの意義は大きい

X-Pro3の特徴でもあるHidden LCDでの撮影体験は期待以上に素晴らしかったです。

撮影した写真の確認は家で行うスタイルが定着し、写真を撮っている時間は「なにを撮るか。どう撮るか」というところに集中できるので液晶にすぐにアクセスできないが故のメリットを実感しています。

ためしにX-Pro2で液晶の表示をオフにして擬似的にX-Pro3を再現して撮影してみたものの、画面が表示されていないとはいえ液晶が視界に入るので違和感がありました。

やはりHidden LCDだからこそ写真の確認の誘惑から逃れて撮影に集中することができていたのだなと思った体験です。

マニュアルフォーカスでは液晶が見えなくても問題なし

FUJIFILMのX-Proシリーズは物理ダイヤルでISOとシャッタースピードを確認することができるので慣れてくればカメラの電源をつける前から露出を調整できます。

さらにマニュアルフォーカスレンズではレンズ上で距離を確認できるので撮影前に大まかな設定を全て行えます。

撮影前に目測で各種設定を行ったうえでファインダーを覗き、構図とピントの微調整をするだけでシャッターを押せるのでAFレンズで撮影するよりもむしろ楽だと感じるようになっています。

まだまだ練習中なので動きの多い子どもの撮影にはオートフォーカスが使える純正レンズを使用することが多いですが、最近ではマニュアルレンズでもある程度子どもを撮れるようになりつつあります。

距離さえ目測で合わることができれば多少露出を外してもRAW現像で修正できるので案外なんとかなります。

オートフォーカスのレンズではピント位置を確認しなければならないのでファインダーでの撮影が主のX-Pro3では辛いシーンがそれなりにありました。

そのため、一人で撮るときはX-Pro3、家族で出かけるときはX-Pro2といった使い分けに至っています。

電子接点の恩恵はExifかも

電子接点対応機種で使えるフォーカスチェック

電子接点に対応しているX-Pro3ではフォーカスチェックを利用できるのでより正確にピントを合わせることができます。

しかし、フォーカスチェックではピント部分が拡大表示されることもあって構図の調整にタイムラグが生じるので速写性には劣ります。

結局、フォーカスチェックは使わなくなってX-Pro2でも使えるフォーカスピーキングでのピント合わせを行うことになるので実用の上で思っていたよりもX-Pro3とX-Pro2に差はありませんでした。

どの機種でも使えるフォーカスピーキング

フォーカスピーキングで撮影するとなると電子接点の残るメリットはExif情報の反映ぐらいでしょうか。

ブログでもやっていない限りExifを気にする機会はないと思うのでX-Pro3でもX-Pro2でも同じように撮影できると考えて良いかもしれませんね。

X-Pro3とX-Pro2はどちらも楽しいカメラ

X-Pro3のメリット

  • Hidden LCDでの撮影体験
  • 電子接点対応
  • OVFのブライトフレームの輝度が高くなった
  • フィルムシミュレーションが多い

X-Pro2のメリット

  • OVFが可変倍率
  • 背面液晶でのピント合わせ
  • 第3世代センサーの描写

ここまで触れてきたようにX-Pro3とX-Pro2にはそれぞれメリット・デメリットがあるのでどちらが優れているとは言い難いカメラです。

予算に余裕があれば撮影シーンに応じて使い分けるのが理想的かもしれませんね。

X-Pro3とX-Pro2の作例は「My Photo Chronicle」にて豊富に公開しています!

あわせて読みたい記事

ガジェット好きはこちらも必見!

カテゴリー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次