こんにちは、Yotchanです。
本日は新しい形のスマホの保険である「モバイル保険」について紹介したいと思います。
AppleCare+の複数契約ユーザー目線でそれぞれのメリット・デメリットについて詳しく解説していきます。
ほとんどの人はモバイル保険で問題なさそうです!
「モバイル保険」とは
年間最大10万円まで補償
モバイル保険は700円で3端末まで補償してくれる保険商品です。
修理可能な場合は最大10万円まで補償金額が支払われるので高額な端末を持っている人は入っておく価値があるでしょう。
幅広いモバイル端末をカバー
加入を検討する前には補償対象条件については要チェックです。
基本的には新品で購入してから一年以内かつ日本国内で販売されている端末という条件となるようですね。
日本国内の端末限定でフリマでの購入品は対象外という点はガジェットオタクとしては残念ですね・・・。
普通の人はほぼほぼ問題がないんですけどね。
販売店で購入された中古品であり、販売店により購入から3ヵ月以上の動作保証が付帯された端末であれば登録することができます。
免責事項(補償対象外事由)
- 保険契約者、被保険者またはこれらの者の法定代理人の故意もしくは重大な過失または法令違反によって生じた損害
- 被保険者と世帯を同じくする親族の故意によって生じた損害
- 置き忘れまたは紛失によって生じた損害
- 日本国外で生じた損害
- 保険の対象の欠陥によって生じた損害
- 購入から1年以内のメーカーの瑕疵による故障などによる損害
- 保険の対象に対する修理、清掃等の作業中における作業上の過失または技術の拙劣によって生じた損害
(ただし、これらの事由によって火災または破裂・爆発が発生した場合は保険金を支払います。) - その他のケースは約款第2章「修理費用保険金の支払」第 10条(保険金をお支払いしない場合)をご覧ください。
簡単に保険金請求が可能
保険金請求の流れは上記のとおりです。
最短2日で審査が完了し、最短5営業日で補償金額が支払われます。
リペアパートナーでキャッシュレス修理
iPhoneとPixelユーザーであれば事前の利用申請でキャッシュレス修理を行うことができます。
保険金請求の手間がなく、窓口での支払額が抑えられるので嬉しいサービスです。
「モバイル保険」と「AppleCare+」の違い
見ての通り、私はAppleCare+の多重契約ユーザーということもあって案件関係なく「モバイル保険」には並々ならぬ関心があります。
保証期限が切れてしまったものもありますが、現時点においてもAppleCare+を7契約しているので削れるところがあるのであれば切実に削りたいのが本音です。
私ほどAppleCre+を契約した人間は日本でもあまりいないはずです。
「モバイル保険」のメリットが大きければ躊躇いなく乗り換えます。
サービス加入期限
「AppleCare+」は新規購入から30日以降経過すると加入できない一方で、「モバイル保険」は新規購入から1年以内 or 店舗保証3ヶ月の中古端末であれば加入可能です。
iPhoneについてはLINEMOなどで時期を問わず中古端末でもAppleCare+に加入できますが、iPadやMacではそのような裏技がないので「モバイル保険」は貴重な補償サービスであると言えるでしょう。
購入から1年以上経過している端末であってもメーカー、または通信キャリアが提供する有償補償サービス(AppleCare+や携帯保証サービス、故障紛失サポートなど)に加入している場合は登録可能です。
月額費用に関して
月々のランニングコストの観点では「モバイル保険」の方が「AppleCare+」よりも圧倒的に安価です。
「AppleCare+」では端末ごとに契約が必要である一方で「モバイル保険」では1契約あたり3台までカバーできます。
私のような複数台ユーザーではランニングコストが非常に安価である点は大きなメリットと言えるでしょう。
Macの「AppleCare+」の高さは異常・・・。Apple Watchでさえも結構します・・・。
補償内容
コスト面では圧倒的に安価な「モバイル保険」に心を掴まれたところで気になる点は「AppleCare+」との補償内容の違いについてです。
下記の通り「AppleCare+」に何度もお世話になった経験から注目したい補償項目について「モバイル保険」との比較表を作成しました。
モバイル保険 | AppleCare+ for iPhoe | |
エクスプレス交換 | 非対応 | 対応 |
画面修理 | 対応 | 対応 |
背面修理 | 対応 | 対応 |
バッテリー交換 | 非対応 | 対応(80%未満は無料) |
カメラ交換 | 対応 | 対応 |
修理時の費用 | 0円 *14 Pro Maxのみ最大7,800円 | 最大12,900円 |
Appleでの次回以降の修理 | 街の修理屋で修理すると不可 | 可能 |
盗難・紛失時の補償 | 最大25000円の補償 | 対応(12,900円で新品) *盗難・紛失プランのみ |
修理回数 | 上限内であれば何度でも可能 | 無制限 |
流石にランニングコストが高いだけあって「AppleCare+」の方が補償内容は充実しています。
個人的に特に注目しておくべきであると考えるポイントは以下の2点です。
- Appleでの次回以降の修理→Apple認定のサービスプロバイダ以外で修理を行うとAppleでの修理を受けられなくなるリスク。
- エクスプレス交換→Apple認定のサービスプロバイダがないエリアで超便利な配送での本体交換修理サービスを受けることができない。
私が「AppleCare+」を評価しているポイントは手っ取り早く配送で本体交換ができるエクスプレス交換サービスを利用できる点です。
県内にApple認定プロバイダのない田舎民にとって配送での本体交換で修理が完結することは大きなメリットです。
一時的な立て替えさえ許容できれば「モバイル保険」は費用の負担が発生しないので最高ですね。
「AppleCare+」の詳細が気になる人は要チェックです!
「AppleCare+」よりも「モバイル保険」が向いている人
今までの情報を整理した上で私が考える「AppleCare+」よりも「モバイル保険」の方が向いている人の条件がこちらです。
- ランニングコストが安い方がいい人
- Apple認定プロバイダが気軽に利用できる範囲にある人
- iPhoneを短期で買い替える人
- 修理に行く時間の余裕がある人
- 修理費用を負担したくない人
正直なところ、iPhoneはそう簡単に壊れるものではないので「AppleCare+」の補償を使うことなく買い替えたケースがこの10年で9割ほどを占めています。
iPhoneの扱いがよほど荒い人と田舎民(②と④が該当しない)でもなければランニングコストが安い「モバイル保険」で支障がないと「AppleCare+」を7契約している身からしても思います。
一時的な立て替えの許容とエクスプレス交換の利便性さえ手放すことができれば、「iPhone 14 Pro Maxのその他の修理」以外では修理費用の負担が発生しない「モバイル保険」は優秀です。
私が考える「モバイル保険」の登録にオススメな端末
ここまではiPhoneにおける「AppleCare+」と「モバイル保険」の比較を行ってきました。
その上で私が「モバイル保険」に向いていると思うデバイスについて紹介していきたいと思います。
MacBook
MacのAppleCare+は契約料金自体が高額なだけでなく、iPhoneやiPadと違って修理料金は見積もりを取った上での個別対応となるため一概に基準がわかりません。
Macの「AppleCare+」ではエクスプレス交換サービスも利用できないため、安価かつ3端末までカバーできる「モバイル保険」がベストです。
M1 MacBook Airで契約していますが、家でしか使わないので壊れるリスク自体が少ないことに気づきました・・・。
Androidスマホ
「AppleCare+」というオプションのあるiPhoneでも有用ですが、そもそもそのようなメーカーの延長保証が存在しないAndroidスマホユーザーは「モバイル保険」を検討する価値はあると思います。
①国内で販売されている端末、②新品購入から1年以内(中古も店舗保証が3ヶ月ついていれば可)という条件に該当するのであれば契約しておいて損はないでしょう。
オーディオプレイヤー
Walkmanのようなオーディオプレイヤーは「モバイル保険」に最適な端末です。
特に、NW-WM1AM2のような定価18万円超えのDAPが故障すると死にたくなるので精神衛生のためにも契約しておきたいところです。
ワイヤレスイヤホン
今までは補償金額の大きい「主端末」での利用目線で紹介してきましたが、サブで登録する「副端末」ではワイヤレスイヤホンが向いているような気がしています。
紛失時の補償金額が最大7500円までなので保険として十分な金額であると言えるでしょう。
「モバイル保険」はコスパ抜群の優秀な保険!
「モバイル保険の」メリット
- 700円で3端末まで補償
- 新品購入後1年以内なら契約可能
- 条件を満たせば中古端末も契約可能
- 保証サービス加入中の端末は購入一年以降でも登録可能
- キャッシュレス修理が便利
「モバイル保険」のデメリット
- 「AppleCare+」ほど手厚くはない
今回、この記事を書くにあたって「モバイル保険」を詳細に調べてみたところ「AppleCare+よりも安くておトク」というキャッチフレーズに納得することができました。
エクスプレス交換ができないという点は田舎民としては辛いものの、大多数の人にとっては安価でありながら十分な補償を受けることが期待できます。
自分だけでなく家族の端末を登録して「安心を買う」のもいいかもしれませんね。
思っていたよりもちゃんとした補償内容で良かったです。
購入から1年以上経過している端末であってもメーカー、または通信キャリアが提供する有償補償サービス(AppleCare+や携帯保証サービス、故障紛失サポートなど)に加入している場合は登録可能です。
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