こんにちは、Yotchanです。
本日はCZURのスキャナーで漫画や書籍を綺麗にスキャンする方法について解説していきたいと思います。
CZURのスキャナーで上手にスキャンできない
CZURのスキャナーを活用して手元にある漫画や書籍を電子化しようとしている際に上手にスキャンすることができずにお困りの方もいらっしゃると思います。
- スキャンデータが変になる
- スキャンした画像が斜めになる
- 手や指の写り込みを解決できない
コツを掴めばこれらの問題は解決できるので私の試行錯誤の過程を紹介したいと思います。
CZURのスキャナーは手軽に高速スキャンができるイメージだったので使い始めのミススキャン連発とのギャップが激しかったです・・・。
CZURで漫画や書籍をうまくスキャンする方法
公式HPでの解説をチェック
書籍をうまくスキャンするためのポイント
☐黒マットをきちんと敷く。マット上にケーブルやその他品を置かずに、プレビュー画面ではスキャン対象物のみが見えるようにする。
☐対応する本の厚みを超えていないか。(見開き A3:35mm、A4:50mm 以内)
☐本の中心を画面のセンターラインにしっかりと合わせ、見開き部を精一杯広げる。
☐スキャンする際には本を親指で押さえるようにし、手をイレギュラーな形にしない。
また、親指の位置は本のサイドラインの真ん中に置く。
(両手を使うため、スキャンはフットペダルの使用をおすすめします)
☐プレビュー画面ではスキャン対象物の周りにある程度の余白を設ける。
スキャン対象物が画面いっぱいになっている、または画面から一部はみ出しているとうまく補正されません。
CZUR ET Series ユーザーマニュアル
初めに、CZUR ET Seriesに記載されているユーザーマニュアルを確認しましょう。
基本的にはこの通りにすれば綺麗にスキャンできますが、「手をイレギュラーな形にしない」といった謎の表記もありました。
思っている以上にスキャン作業は繊細なんですよね。
漫画や書籍では相当慣れない限り手めくりスキャンは無理ですね・・・。
余計なものを紛れ込ませない
まず、基本的なことでありながら意外と徹底しておくべきことが「余計なモノを紛れ込ませない」ことです。
ここで注意すべきポイントはマットの上の物だけではなく
マットの外側の机の天板が写り込んでしまっている点です。
スキャン画面内に黒マット以外の背景にならないようにスキャナー本体の位置を調整しましょう。
また、黒マット以外の周辺物の配置にも気をつけるとスキャン精度が高まります。
『ET24 Pro』ではスキャン時の赤い線がマットの外側まで飛んでおり、横に配置していたMacの位置を遠ざけたことで斜めに画像が歪んでしまう現象が改善されました。
指サック使用&手を握ってスキャン
スキャンデータに手が映り込まないようにする一番のコツは指サックを適切に使用することです。
中心線を本の見開き部分に合わせて指サックでしっかりと本を開きましょう。
また、スキャンの際には手をしっかりと握ることもコツの一つ。
ユーザーマニュアルに記載されている「手をイレギュラーな形にしない」という注意事項は「手を開いたり、中途半端な握り方をしない」ことであると理解しました。
スキャンデータに手が映り込んでしまったシーンでは手の開き方が変だったり、親指のみで押さえていなかったケースがほとんどでした。
基本的には指サックを適切に活用することで手の写り込みの確率を低減することができました。
座らずに立って撮る
最後のコツはスキャンに慣れるまでは座らずに立って作業を行うことです。
座りながら本をスキャンしていると立っている時と比較して服がスキャン枠内に入りやすいのかミススキャンの数が多い傾向にありました。
慣れてからは座っていても綺麗にスキャンできるようになったのでコツを掴むまでは立って作業してみてもいいかもしれません。
CZURのスキャナーで快適な電子書籍ライフを過ごそう!
- 1冊目:50分
- 2冊目:31分
- 3冊目:22分
『ET24 Pro』での漫画一冊(約200ページ)のスキャン時間の推移はこんな感じでした。
1冊目こそ手の写り込みをはじめとしたミススキャンに苦しめられましたが、上述のコツを身につけたことでスキャン時間は劇的に短くなってきています。
手元にある漫画をスマホやタブレットで読みたいけどわざわざ電子書籍版を購入するほどではないといったケースでCZURのスキャナーは非常に便利ですね。
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