こんにちは、Yotchanです。
本日はiPhone 11 ProとGalaxy Foldのカメラ性能を比較してみたので紹介したいと思います。
同世代のハイエンド機種は果たしてどちらが勝利するのか!?
iPhone 11 Proのカメラ
iPhone 11 ProはiPhoneの中でも初めてトリプルカメラを採用し、初めて「Pro」の名を冠したiPhoneです。
- トリプル12MPカメラ(超広角、広角、望遠)
- 超広角:ƒ/2.4絞り値と120°視野角
- 広角:ƒ/1.8絞り値
- 望遠:ƒ/2.0絞り値
- 2倍の光学ズームイン、2倍の光学ズームアウト、最大10倍のデジタルズーム
- 進化したボケ効果と深度コントロールが使えるポートレートモード
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング(自然光、スタジオ照明、輪郭強調照明、ステージ照明、ステージ照明(モノ)、ハイキー照明(モノ))
- デュアル光学式手ぶれ補正(広角、望遠)
- 5枚構成のレンズ(超広角)、6枚構成のレンズ(広角、望遠)
- より明るいTrue Toneフラッシュとスローシンクロ
- パノラマ(最大63MP)
- サファイアクリスタル製レンズカバー
- 100% Focus Pixels(広角)
- ナイトモード
- 自動調整
- 次世代のスマートHDR(写真)
- 写真とLive Photosの広色域キャプチャ
- 高度な赤目修正
- 写真へのジオタグ添付
- 自動手ぶれ補正
- バーストモード
- 画像撮影フォーマット:HEIF、JPEG
Apple公式HPより抜粋したカメラの仕様はこのようになっています。
細かい点はよくわかりませんが、iPhone史上最も高性能なカメラを搭載していることは間違いありません。
Galaxy Fold
Galaxy Foldは言わずと知れたSAMSUNGが販売しているGalaxyシリーズのフラッグシップモデルの一つ。
現在ではS20シリーズが出たのでスペック的には最新のものではありませんが、世代的にはiPhone 11 Proと同世代の機種になります。
Galaxy Foldはカメラを6機搭載していますが、今回検証で用いたのはメインカメラと言われるトリプルカメラです。
公式HPにて確認できるメインカメラの仕様はこのようになっています。
F値などはiPhone 11 Proと微妙に異なりますが、最も大きな違いは超広角カメラが16MPである点でしょうか。
iPhone 11 Proは全てのカメラが12MPであるため、この点が大きな違いと言えるかもしれません。
カメラ性能の比較
カメラには疎いので素人ながらざっくりと各機種のスペックの違いを見ていきました。
個人的にはスペックどうこうよりも撮影した写真の出来上がりこそが重要です。
どれだけ恵まれたスペックでも処理するエンジンの調整が残念であればスペックの持ち腐れです。
広角カメラ
撮影地は大阪城公園です。
両者ともに画質は申し分ないですが、iPhone 11 Proの写真は全体的に明るめです。
撮影時の天気は曇りだったので、地面の影などはGalaxy Foldで撮影した写真の方が肉眼に近い印象でした。
超広角カメラ
超広角カメラではiPhone 11 ProとGalaxy Foldでかなり色味が違う結果となりました。
右手の建物や芝生、左手の木を見比べてみるとGalaxy Foldの方が鮮やかに写っていることがよくわかります。
Galaxy Foldは少し緑が鮮やか過ぎるのでどちらかと言えばiPhone 11 Proの方が肉眼に近い色合いとなっています。
右手の建物に関してはGalaxy Foldの絵の方が実物に近い印象です。
これが12MPと16MPの違いなのでしょうか。
よくわかりませんが・・・。
望遠レンズ
望遠レンズで撮影した写真はそれぞれこちらです。
Galaxy Foldは大阪城の屋根瓦の色が鮮やかすぎるので、iPhone 11 Proの方が肉眼に近い写り方になっています。
一方、地面の影は超広角の時と同様にGalaxy Foldの方が肉眼に近い写り。
この角度からの写真ではiPhone 11 Proの方が全ての面で肉眼に近い写りとなっていました。
Galaxy Foldでは芝生の色もそうですが、左側の花壇の花の色味が鮮やかすぎる傾向にあります。
ナイトモード
ナイトモードの個性は両機種でかなり違う結果となりました。
肉眼に近い写り方をしているものはGalaxy Foldの方です。
本当に見たままの写りですね。
ですが、どちらが見やすいかと言われると私はiPhone 11 Proの写真であるように思います。
Galaxy Foldと比較してより多くの光を取り込んでいるからか全体的にオレンジ寄りの色味ではありますが被写体はくっきりと判別することができます。
この部分は好みに左右される点が大きいかもしれません。
カメラのUIの違い
それぞれのカメラの画質は上記に示した通りです。
次に、システム面を見ていきたいと思います。
カメラのUIは両機種で全く違っていました。
こちらはGalaxy Fold 5GのカメラのUIです。
各レンズの切り替えはスムーズとは言い難く、カクカクであることがよくわかると思います。
一方、iPhone 11 ProのカメラUIを見てみましょう。
各レンズの切り替えがGalaxy Foldとは比較にならないほどスムーズであることが目に見えてわかります。
iPhone 11 Proだけを使っているとわからないUIの調整の素晴らしさ。
Galaxy Fold 5GはSnapdragon855に12GB RAMであるため、スペック不足であることは決してありません。
むしろAndroid端末の中でも最上級のスペックであることから切り替えのカクツキはAndroidの調整なのか、それともSAMUSUNGのUIの作り込みが甘いのか。
いずれにせよ、iPhone 11 ProのカメラのUIの方がよく作り込まれているということがわかります。
まとめ
以上がiPhone 11 ProとGalaxy Foldのカメラ性能の違いでした。
個人的には画質面ではGalaxy Foldの方が好みですが、UIは圧倒的にiPhone 11 Proという結果になりました。
この二台のどちらをメイン使いするかと言われたら私は迷わずiPhone 11 Proを選択します。
やはりどんなに画質が良くてもレンズの切り替えがもたついてしまうと使い勝手としてはイマイチです。
スマートフォンの機動性の高さを殺さずにパフォーマンスを最大限にまで引き出したiPhone 11 Proは「Pro」の名に恥じない仕上がりと言えるでしょう。
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