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FUJIFILM X-Pro3とX-Pro2を実機比較レビュー。ビルドクオリティはX-Pro2が優るもロマンはX-Pro3

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こんにちは、Yotchanです。

本日は新たにFUJIFILM X-Pro3を導入したのでファーストインプレッションを共有したいと思います。

細かいところはX-Pro2の方が良くできていますね…。

目次

FUJIFILM X-Pro3というロマン機

唯一無二の撮影体験

4ヶ月前にX-Pro2を購入したばかりの私がX-T30、X-T10に続いてX-Pro3を導入した理由はひとえにX-Pro3の尖ったコンセプトに心を奪われたからです。

背面液晶を隠すことで撮った写真の確認をすることなく撮影に集中させるという体験は他のFUJIFILM機では味わうことはできません。

X-Pro2でもViewモードを切り替えてファインダーOnlyにしてしまえば擬似的に再現できますが、液晶が目に入るのでやっぱりコレじゃない感は否めません。

電子接点に対応

X-Pro2は電子接点非対応

また、X-Pro2では非対応の電子接点に対応している点もX-Pro3を導入したくなった理由の一つです。

やはり絞りの連動やExif情報、フォーカスチェックが使えた方がいろいろと便利なんですよね。

見た目が好み

最高の組み合わせ

とはいってもX-Pro3でしかできない撮影体験や電子接点対応というのは建前で、本音では見た目が好みすぎたので欲しかったという点に尽きます。

特にDRシルバーのシックな外観は一度気になると脳裏から離れなくなる魔力がありました。

このカメラで写真を撮りたい!と思ったのは初めてかもしれません。

X-Pro3とX-Pro2の細かい違い

X-Pro3のボディは加工精度でX-Pro2に見劣り

防塵防滴なのにOVFにチリが入るのはチタン加工の精度の問題?

ファインダーとチタン外装に隙間
隙間なし
ファインダーの下部とプレートに隙間
隙間なし

X-Pro3を手にして真っ先に感じた違和感はチタン外装の加工精度です。

X-Pro2と違ってファインダー周りに隙間があり、上部プレートを押さえると隙間がなくなることから浮いてしまっていることが確認できました。

レバーの横側とかすごい浮いてそう
若干ファインダー部分に隙間あり
隙間なし

現在、マップカメラさんにて販売中の個体でも上部のチタンカバーとボディーの間に隙間が見受けられているので個体差はかなり大きい様子。

X-Pro3の中古機種にファインダー内チリの注意事項が記載されている機種が多かったのはこれが原因かもしれませんね。

Yotchan

職人の手作業でチタンを加工しているということだったので仕方ないですね。

とにかく気を使うHidden LCD

フレキが断線しやすいということで海外で集団訴訟を受けているHidden LCD問題。

こちらについては液晶を見る機会を設定変更ぐらいに抑えればなんとかなりそうなので今のところ気にはなっていません。

X-Pro2のLCDと比較するとかなり綺麗です。

ファインダーは劣化したという感じはしない

日中でも輝度が高くて見やすいOVFと鮮やかなEVF

EVF時は光学ファインダーが閉ざされる

OVFは2段階に倍率変更ができるX-Pro2の方が優秀だと思われがちですが、X-Pro3のファインダーにも長所はあります。

ブライトフレームの輝度が高くなったことで晴天下でも多少枠の視認性が向上しましたし、EVFの鮮やかさは比べるまでもありません。

EVF使用時やフォーカスチェック時に光学ファインダーが閉ざされる点が少し残念ではあるものの、基本的にOVFでMFレンズを運用するためのカメラとして購入しているのであまり気にはなっていません。

Yotchan

一番好きな23mm(換算35mm)の画角はX-Pro3の方がブライトフレームが大きいので見やすくてGood!

より見やすくなったERF

X-Pro3でなERF使用時にファインダー上に小さな小窓が表示されていることが正面からでも分かるようになっています。

ERFの表示もX-Pro2と比較すると鮮明なので目の疲れが軽減されたように思います。

フォーカスの際に小さな粗い画面を注視するのはなかなか疲れるんですよね。

クラシックネガに対応

X-Pro3では神フィルムシミュレーションと名高いクラシックネガが使える点も嬉しいポイントの一つです。

どんな仕上がりになるのか楽しみです。

スロット1と2の同時消去に対応

地味にありがたかった点はX-Pro2にはなかったスロット1とスロット2の同時消去に対応した点です。

X-Pro2では写真を消すとRAWを保存しているスロット1の画像が削除されてもスロット2のJPEGは削除されずに残る仕様だったのでちょっと面倒だったんですよね。

バッテリーの種類が異なる

X-Pro3ではバッテリーがW126Sというものに変更されているようでX-Pro2以前のW126よりもバッテリー容量が少し大きいようでした。

個人的にはボディが4台、バッテリーが合計5個ある計算なのでなんでもいいですが、予備バッテリーを購入する際にはW126Sを選ぶようにしましょう。

X-Pro3でロマンに振り切るのもあり

FUJIFILM機の最初の一台にX-Pro2を購入してサブ機でX-T30を導入して以降、撮影体験を重視するX-Proシリーズは購入時に不便さがネックで見送ったX-Pro3に入れ替えても良いのではないかと思うようになっていました。

X-T30という確実にどんなシーンでも対応できるカメラがあることで、X-Pro2を購入した時とはX-Proシリーズの立ち位置が私の中で変わってしまっていたようです。

現在はとりあえずX-Pro3とX-Pro2を併用する予定ですが、X-Pro3で特に不便しなければX-Pro2を手放すことになるかもしれません。

一台しかカメラを持たない前提なら間違いなくX-Pro2の方が無難ですが、私のようにサブ機を持っているのであればロマン機のX-Pro3という選択肢は悪くないかもしれませんね。

X-Pro3の作例は写真ブログ「My Photo Chronicle」にて掲載しています。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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