こんにちは、Yotchanです。
本日は先日発表されたばかりのiPad第8世代が買いかどうか検討していきたいと思います。
個人的にはAir3の整備済品でいいのでは・・・という印象です。
iPad第8世代の個人的見解
ついにエントリーモデルのiPad無印にA12 Bionicチップが搭載されました。
A12Bionic端末が税込4万円を切る価格で手に入るとあって一見コスパが最高な端末に見えますが、私はそうは思っていません。
4万円を切る価格のモデルは内蔵ストレージが32GBと常用するには非常に厳しい要領設定です。
そうなると実際に購入が視野に入るのは128GBモデルになりますが、税込で5万円近くになるのでiPad mini5やiPad Air3の整備済品が視野に入ります。
むしろそれら2機種を選ばない理由がありません。
個人的にエントリーモデルにはiPad mini5を推していますが、画面サイズの近いAir3と本日は比較していきたいと思います。
容量と価格
まずはiPad第8世代とiPad Air3を比較する根拠となる価格の違いから見ていきましょう。
iPad第8世代の価格は32GBで32800円、128GBは42800円です。
一方、iPad Air3 64GBの整備済品は44800円となっています。
一見するとiPad第8世代の32GBはずば抜けて価格が安いですが、価格に惑わされずに冷静に考えていただきたいことがあります。
それはたったの32GBで容量が足りるのかということ。
iPadは利用していくうちに使い方の幅が広がり、それに伴ってアプリの量やデータの量が増えていくようになります。
そのため、32GBモデルではストレージ不足になる可能性がかなり高くなります。
iPhoneの最低容量が64GBになっていることからも32GBでは普通に使っていれば足りなくなるということがわかりますよね。
iPadでiPhoneのように写真を撮ることがないとはいえiPhoneで撮影した写真をiPadでも同期して閲覧することができるのでストレージの条件はiPhoneと同じように考えるのがベストです。
エントリーモデルに見える32GBのiPadは実は自身の用途を熟知したユーザー以外が購入すると痛い目を見るモデルとなります。
このことからiPad第8世代で購入するべきモデルは128GB一択となり、価格が近いAir3の整備済品が対抗モデルとなります。
ディスプレイ性能
両モデルのディスプレイ性能を比較すると文句なくAir3の方が優れていることが一目でわかります。
- ディスプレイサイズが大きい10.5インチ
- フルラミネーションディスプレイ
- 反射防止コーティング
- 広色域ディスプレイ対応
- True Toneディスプレイ
この中でも最も大きな違いとしてはiPad Air3のディスプレイはiPad無印では実装されていないフルラミネーションディスプレイを搭載していることが挙げられます。
画像はGizmodo様より引用させていただきました。
左がiPad第8世代と同じディスプレイ、右側がフルラミネーションディスプレイです。
フルラミネーションディスプレイはガラスとディスプレイの距離が近いのでApple Pencilを使うときだけでなく普段ディスプレイを見ているだけでもその違いが顕著に現れます。
一度フルラミネーションディスプレイのiPadを使用するとiPad無印は数年落ちのタブレットにしか見えなくなってしまうほどです。
それ意外にもAir3では反射防止コーティングが施されているので屋外での視認性がよく、P3やTrue Toneに対応しているので画面の見やすさはiPad第8世代とは比べ物になりません。
本体サイズ
続いて本体サイズを比較していきたいと思います。
本体の高さと幅は両モデルで全く同じです。
しかし、Air 3の方が軽くて薄いです。
このように厚みと軽さに違いが生まれる理由はフルラミネーションディスプレイの採用の有無にあります。
「ディスプレイとガラスの距離が近い=それだけ薄い=軽い」ということですね。
カメラ性能
リアカメラ
iPadではあまり使うことのないリアカメラですが、若干のスペックの違いが見受けられます。
iPad Air 3では写真とLivePhotosの広色域キャプチャが可能になっています。
よくわからない機能ではありますが、ないよりはあった方がいいのは確かでしょう。
フロントカメラ
フロントカメラでも同様には写真とLivePhotosの広色域キャプチャがAir3のみに実装されていますが、それよりも大きな違いがつります。
それはフロントカメラそのものがAir3の方が優れているということ。
写真は7MPですし、ビデオ撮影は1080Pです。
フロントカメラなんて使わないと思っている人は多いでしょうが、実はそうではないかもしれません。
コロナ禍によって普及したZoomなどのビデオ通話ツールではインカメを必ず使います。
会議や通話相手により鮮明な映像を映し出せることができるのはiPad 第8世代ではなくAir3です。
これからのご時世は今まで以上にインカメの性能がタブレットでも重視されるのではないでしょうか。
通信周り
通信周りもiPad Air3の方が優れています。
Buetoothの規格がAirでは5.0ですし、WiFiは同時デュアルバンド接続に対応しています。
また、セルラーモデルでは対応バンドが第8世代よりも1つ多いことが挙げられます。
チップとバッテリー持ち
両モデルで搭載されているチップとバッテリーのスペックは変わらないようです。
処理能力という面では同じと言えるでしょう。
気になる点があるとすればRAMの容量ですが、第8世代が販売されていない現時点では差があるのかは不明です。
Touch IDの世代はおそらく同じ
iPad第8世代とAir 3のスペックを並べてみるとAir 3のホームボタンの方が世代が新しいように見えます。
しかし、おそらくこれは第8世代も第二世代の指紋認証を搭載されていると思われます。
その根拠としては今春に発売されたiPhone SE2のTocuh IDの記載が第8世代と同じになっているからです。
ここからは推測ですが、Appleはもはや第一世代の指紋認証センサーを製造していないのでわざわざ最新のモデルでは世代を記載していないのではないでしょうか。
比較的新しいiPad Air3やiPad mini5で指紋認証センサーの世代が記載されている理由は、前モデルのAir2とmini4がそれぞれ第一世代の指紋認証センサーを搭載していたことから進化をアピールするために第二世代と記載しただけかと思われます。
まとめ
結論から言うとiPad第8世代は一見するとコスパの良いモデルですが、Air3の完全下位互換でしかありません。
32GBというストレージ容量とAir3とのスペックの違いを許容できる人だけが購入しても後悔がないといえるでしょう。
搭載しているチップがA12ではなくA13であれば多少の差別化はできたのですが、入門モデルにそれを期待するのは酷でしょう。
むしろA12搭載で32800円という価格にまとめてきたこと自体が評価に値します。
予算に余裕があれば絶対に44800円のAir3を購入した方が幸せになれるので検討してください。
Air3は価格が高くてちょっと・・・という方にはmini5の整備済品をオススメします。
基本的にはAir3を7.9インチにしたモデルなのでスペック的にはiPad 第8世代よりは良いです。
大きさも程よくコンパクトで初めてのタブレットには扱いやすくておすすめです。
私は初めてのiPadにはこのmini5をオススメしているので一度覗いてみてください。
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