こんにちは、Yotchanです。
本日はiPhone SE 2020とiPhone XRどちらを購入すべきか徹底比較していきたいと思います。
コスパのいいiPhoneを求めて
近年のスマートフォンの価格の高騰に頭を抱えている人は多いのではないでしょうか。
ハイエンド志向でiPhone 11 Proシリーズが欲しいけども10万円を超える価格に手が出せないという状況の人もいるはず。
もはやMacが買える価格になってしまうのでさすがにiPhoneにその金額は・・・。
そこでコスパを求めて機種の選定をしているとたどり着くのがこの2機種。
- iPhone XR
- iPhone SE 2020
iPhone11も十分コストパフォーマンスは良いのですが、現行モデルということもあって型落ちとなったiPhone XRの方がオークション市場ではコスパがかなり良い現状。
安ければ未使用品でも50000円ぐらいでXRなら買えると思います。
そして、本日発表されたiPhone SE 2020 。
最安価格で約5万円と圧倒的なコスパ。
価格帯としては競合となっている両者ですが、どちらを購入するのが最もコスパが良いのか?
じっくりと見極めていきたいと思います。
カラーバリエーションと本体容量
それぞれのモデルのカラーバリエーションと容量の違いはこの通り。
iPhone XRの方が色の種類は多いですが、最大容量はiPhone SE 2020にのみ256GBが用意されています。
iCloudを活用すれば64GBでも十分なのでここはその人の使い方次第ですね。
iCloudではなく全てiPhoneに納めたい人にとっては256GBのあるSEの方が良いでしょう。
本体サイズ
本体サイズはかなり違います。
片手で持ちやすいのは間違いなくiPhone SEです。
サイズを最重要視する人はSE一択となります。
ディスプレイ性能の違い
ディスプレイ性能はiPhone XRの方が以下の点で優れています。
- Liquid Retina HD ディスプレイ搭載
画面の解像度ではiPhone XRの方が高く見えますが、ppiは同じなので画質という意味では変わりません。
雑にいうとフルスクリーンか、そうでないかといった違いですね。
CPU
搭載しているCPUはiPhone SEに搭載されているA13 Bionicの方が優れています。
しかし、多くの人にとってはiPhone XRのA12 Bionicでも支障はないでしょう。
実機がないのでなんとも言えませんが、同じハイエンド同士で端末の性能を比較してみましょう。
- iPhone 11 Pro : 546930
- iPhone XS : 45763
A13 Bionic搭載の11 ProはA12 Bionic搭載のiPhone XSの約1.2倍の性能です。
iPhone XSがA11 Bionic搭載のiPhone Xの1.5倍のスコアであったことからA13 Bionicの前モデルと比較したスペックの上がり幅は小さめと言えます。
A13 Bionicではスペックというよりも消費電力の少なさが特徴です。
耐水性能
耐水性能に関しては両機種全く同じです。
- IEC規格60529にもとづくIP67等級
(最大水深1メートルで最大30分間)
生活防水としては十分すぎますね。
雨に濡れても安心です。
カメラ性能
リアカメラ
カメラ性能ではiPhone SEの方がiPhone XRよりも以下の点で優れています。
- 6つのエフェクトを備えたポートレートライティング
- 次世代のスマートHDR
iPhone SEではXR同様にシングルカメラでのポートレートモードに対応しています。
加えて、XRではポートレートライティングが3つのエフェクトしかありませんでしたが、SEではPhone11 シリーズ同様に6つのエフェクトを備えています。
機械学習により、スマートHDRがこれまで以上に賢くなりました。人を認識して写真のほかの部分と区別します。顔には美しいハイライトとシャドウ、自然な肌のトーンを持たせながら、背景にある夕焼けのゴージャスさは変わりません。
HDRもiPhone XRに実装されているものより進化しています。
A13 Bionic搭載ということもあって期待しましたが、残念ながらiPhone SEではナイトモードに非対応でした。
ここは差別化という点で仕方ありませんね。
ナイトモードを使いたい人はiPhone 11 シリーズを選択しましょう。
フロントカメラ
フロントカメラはFace ID搭載のiPhone XRはTrueDepthカメラを搭載しています。
しかし、スペック上はできることはiPhone SEでも変わりません。
フロントカメラでのポートレートモードはSEでも可能。
ビデオ撮影
ビデオ撮影性能でもiPhone SEの方がXRよりも以下の2点で優れています。
- QuickTakeビデオ対応
- 4Kでのビデオ手ブレ補正に対応
iPhone 11 や iPhone 11 Pro では、QuickTake という新機能を使って、写真モードから切り替えなくてもビデオ撮影を開始できます。
カメラ App を開くと、デフォルトの写真モードになっています。シャッターボタン をタップして、写真を撮ります。矢印 をタップして、フラッシュ、Live Photos、タイマーなどのオプションを調整できます。
QuickTake ビデオを撮影したければ、シャッターボタンを長押しします*。ボタンから指を放すと撮影が停止します。
https://support.apple.com/ja-jp/HT210571
初めて知りましたがA13 Bionic端末からQuicTakeという撮影方法が追加されているようです。
これはなかなかに便利そうですね。
また、ビデオでの手振れ補正がiPhone XRでは対応していなかった4K撮影時にも使用できるようになりました。
セキュリティ
最も大きな違いはセキュリティ方式の方法と言っても過言ではありません。
- iPhone XR : Face ID
- iPhone SE : Touch ID
iPhone SEはiPhone 8の筐体を利用していることもあってTouch IDに対応しています。
好きな人は好きですよね。
マスクさえなければFace IDは手放しで便利なのですが、この点は好みですね。
ちなみに乾燥肌の私にとってはTouch IDは天敵なのでFace ID派です。
通信方式
通信方式はiPhone SEが優れています。
- FDD-LTE:バンド14
- TD-LTE :バンド46.48
- 2×2 MIMOとLAA対応ギガビット級LTE
- WiFi6
最新の端末というだけあって通信まわりはiPhone XRよりも高速です。
5Gが開始されつつある今ではどちらかというとWiFi6対応の方がアツイ点です。
また、iPhone SEでもXSシリーズ以降のiPhoneで実装されているeSIMでのDSDSに対応しています。
バッテリー
バッテリー持ちはiPhone XRの方が長持ちです。
iPhone XR | iPhone SE | |
ビデオ再生 | 16時間 | 13時間 |
オーディオ再生 | 65時間 | 40時間 |
iPhone SEのバッテリー持ちはiPhone 8とほぼ同じであることが明示されています。
A13 Bionicは省電力化されているとは言えA11 Bionicよりも飛躍的に性能が向上しているので結果としては変わらないということなのでしょうか。
バッテリー持ちを重視するユーザーにとってはiPhone XRの方がおすすめです。
価格
iPhone XR
- 64GB : 54800円
- 128GB : 59800円
iPhone SE
- 64GB : 44800円
- 128GB : 49800円
- 256GB : 60800円
価格は全て税別です。
Apple公式での販売価格はiPhone SEの方が1万円ほど安くなっています。
ですが、オークション市場であればiPhone XRも中古端末が税込43000円程度と適正価格になっているのでそこまでの差はありません。
まとめ
最後にiPhone XR、SEそれぞれを選ぶべき人をまとめておきます。
iPhone SEを選ぶべき人
- コンパクトなiPhoneがいい
- 少しでもスペックが高いものがいい
- 写真・動画撮影を楽しみたい
- Touch IDがいい
- 少しでも価格が安い方がいい
iPhone XRを選ぶべき人
- 画面は大きい方がいい
- Face IDが好き
- バッテリー持ちが何よりも大事
正直、どちらのiPhoneも甲乙付け難い製品となっています。
自分が何を重視するかしっかりと見極めましょう。
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