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こんにちは、Yotchanです。
本日はWimax用の高速ルーター「W06」と「L02」の性能を実機で比較検証していきたいと思います。
なぜ二機種とも購入したのか
WiMax用のルーターをなぜ二機種も購入しているのか。
その理由はガジェットオタクだから・・・ではありません。
もっと切実な問題で、新居でW06が電波を全然掴んでくれなかったからです。
仕事中でぐるぐる回っている大阪市内での電波のつかみは抜群なのですが、家に帰ると良くて電波を二本しかつかみません。
基本は一本なので速度もお察し・・・という感じです。
正直に言うと契約から二週間以内なのでWimaxを解約してやろうかとすら思いましたが、家の固定回線を引くのが面倒という事情がありました。
家のメイン回線を Softbank回線を100GBまでは制限がかからないStar WiFiにして仕事で持ち運ぶものをWimaxにすれば問題ないかといった判断もあります。
そのため、WiMaxは解約せずに続投することにしたわけですがなんとか家で使えないかと頭を抱えていたところで閃きました。
そうだ、モバイル用のW06で電波をつかまないなら家庭用のL02なら頑張ってくれるんじゃね?
我ながら頭ガジェットオタクですね。
両機種の比較記事を探しましたがカタログスペックだけの比較でなんの役にも立たない記事しかなく参考となる情報はありませんでした。
具体的に両機種の電波のつかみ具合の違いなどを知りたかったわけですがそのような記事はありません。
そこで、W06で電波をつかみにく自室でSIMをL02に差し替えるだけでどの程度通信状況が改善されるのか検証しようと思います。
W06
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私が契約時に選択した機種はこのW06でした。
そのため、各種同梱物の他にSIMカードが付属していました。
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本体サイズはiPhone7よりもひと回り小さいぐらいです。
コンパクトかつ薄型なので持ち運びにもってこいですね。
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カタログスペックはまぁ立派という感じですね。
正直なところどれだけ理論値が高くても実効値は100mbpsでればいいぐらいとしか思っていないのであまり速度には興味がありません。
W06以外ではWX06も気になっていますが、電波のつかみやすさがカタログスペックでは目に見えません。
そういう意味では大幅な改善は見込めないと思いL02を比較対象として選択しました。
L02
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家庭内での通信環境を改善するために購入したL02はこんな感じの梱包でした。
W06は契約時に購入した端末でしたが、今回はヤフオクで購入しました。
未使用品が送料込みで9500円。
まぁ妥協範囲ではありますね。
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-31-15.50.45-684x1024.png)
L02とW06で最も大きな違いはバッテリーかAC電源かというところでしょうか。
カタログスペック上ではW06とL02のアンテナ性能の違いは測ることはできません。
最大速度だけを見るとW06の方が早いようですが、理論値に意味はないので早速検証していきたいと思います。
問題の部屋
周辺に遮蔽物のない建物なのですが、何故か電波が入りにくい立地なんですよね。
電子機器の数自体は多いのでごちゃごちゃはしています。
しかし、Bluetooth機器はPC用のスピーカーをワイヤレス化してる程度で大量に運用しているわけではありません。
UQ Wimaxのピンポイントエリア判定でももちろん「○」判定なので本当に悩ましい・・・。
スピードテストを実施。
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それでは実際にスピードテストを行なっていきたいと思います。
実施する環境は自室で両ルーターを横並びにして行いました。
使用した端末はiPhone XS MaxのSimロック解除済みdocomo端末です。
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使用したアプリはこちらの「Speed Test Master」です。
WiMax以外にもついでにUQ mobileの回線を測定しました。
試行回数は各5回でそれらの平均値をもとに判断したいと思います。
スピードテストの測定結果
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-31-15.20.40-1024x821.png)
- UQ mobile
- L02
- W06
スピードテストを行った結果はこのような順位となりました。
薄々わかっていましたがWimax2+回線よりもぶっちぎちでUQ mobileの回線が早い結果です。
もういっそUQ回線でWimaxと同じプランを用意してくれれば良いのに・・・。
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そんな話は置いておいて本題に入りたいと思います。
W06とL02のどちらが電波を掴みやすいのか。
その結果はL02の方が電波を掴む能力が優れているものとなりました。
上り速度自体は両機種に差はありませんが、下り速度が概ねL02の方が高い結果となっています。
W06は試行1回目にて外れ値のような速度を出していますが、体感上このような速度の瞬間もあります。
というかW06でPrime Videoを見ようとしても速度制限を受けていないにもかかわらず非常に読み込みに時間がかかることの方が多いです。
L02を導入してからは安定して動画も見ることができるようになり、通信状況は改善されたと言えます。
また、モバイル用ではない家庭用ということもあって従来では絶対に自室から届かなかったリビングでも安定して通信ができます。
これは買って良かったかもしれません。
総評
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最後に二機種のスペックをおさらいしましょう。
通信速度のスピードだけを見るとW06とL02にそこまでの差は見受けられないように感じる人もいるかもしれません。
しかし、元の速度が遅い人にとってはたった5Mbps程度の改善でも大きな改善と言えます。
ピンポイントエリア判定が「○」であるにもかかわらずW06で電波を掴みにくい人は家庭用にL02を検討してみても良いでしょう。
ヤフオクなどオークション市場を探せば手頃な価格で手に入れるチャンスは十分あります。
通信速度に不満を感じたままではWiMaxを契約している意味がないので家と外でのW06とL02の使い分けを考えてみてはいかがでしょうか。
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