こんにちは、Yotchanです。
本日は待ちに待ったXperia 5 IIIがやってきたのでファーストインプレッションを紹介したいと思います。
カメラ性能が期待以上で満足しています。
Xperia 5 IIIを購入
今回購入したXperia 5 IIIはdocomo版で「いつでもカエドキプログラム」を活用しました。
24ヶ月目に本体を返却すれば4.4万円の残債の支払いが免除となるこのプログラムはリセールバリューが暴落するAndroidデバイスには最適な仕組みです。
2世代前のXperia 5の白ロム価格が3万円前後である現状を考えると残価設定の購入プランは良心的な気がします。
選んだ色はXperia 1 IIの頃から憧れていたフロストブラックです。
指紋が目立たず、シックな雰囲気のこのカラーは私の好みにドストライク。
グリーンにも心惹かれましたがあまりにも指紋が目立ちすぎていたのでフロスト加工は偉大です。
Xperia 5 IIIの最大の特徴はXperia 1 IIIで実装された可変式望遠レンズが採用されたことでしょう。
Xperia 5 IIでは3倍望遠のみでしたが5IIIでは2.9倍と4.4倍の光学ズームができるので使い勝手は向上しているはず。
少なくとも広角の次が5倍望遠なGalaxy Note 20 Ultraよりは扱いやすいカメラであることは間違いありません。
Xperia 5 IIIには先代同様にイヤホンジャックが搭載されているので有線イヤホンでのハイレゾ音源の再生が可能ということもあってウォークマンいらずなスマートフォンに仕上がっています。
ワイヤレスでもDSEE Ultimateが使用できるので最強のDAPスマホは健在です。
セットアップについてはAndroidデバイスで初めて他端末からの引き継ぎを試してみました。
以降元はXperia 1 IIでしたがGoogleアカウントぐらいしか引き継がれなかったので謎。
Xperia 1 IIというよりはGalaxy Note 20 Ultraをメイン利用していたので端末の選択を間違えた感は否めませんでした。
Xperia 1 IIとXperia 5 IIIを並べるとこんな感じです。
同じdocomo端末ですがXperia 5 IIIでは5Gロゴがなくなっているんですね。
外観の違いとしてはXperia 1シリーズはフラットな側面であるのに対してXperia 5シリーズは丸みを帯びたデザインになっています。
また、Xperia 1 III /5IIIでは従来機種にはなかったGoogleアシスタントボタンが追加されていました。
Xperia 5 IIIのカメラ性能を試す
セットアップが終わったので気になっていたカメラ性能について試していきたいと思います。
今回テストした端末は以下の3機種です。
- Xperia 5 III
- Xperia 1 II
- DSC RX100M5A
Xperia 5 IIIがXperia 1 IIと比較してどのように進化しているのか。
また、2世代前のコンデジRX100M5Aと比較してどのレベルの画質に仕上がっているのか興味があったので参考程度に比較していきたいと思います。
今まで掲載していた写真は全てRX100M5Aで撮影していましたが、Xperia 5 IIIがその代わりとして実用できるレベルにあるのであれば荷物が減るので嬉しい限り。
RX100M5以外のカメラとしてはRX100M7も他に持っているものの、流石にRX100M7とは勝負にならないと思ったので今回のテストでは割愛しています。
屋内
まずはXperia 5 IIIとXperia 1 IIの2機種で比較してみたいと思います。
24mmの広角カメラについては甲乙つけ難い美しさですが望遠カメラの画質についてはXperia 5 IIIに軍配が上がる印象です。
特に、70mmと105mmのレンズの焦点距離が変わらないのでレンズを切り替えてもピントがしっかりとあったままで非常に使いやすいと感じました。
屋外
こちらの写真ではRX100M5Aも比較に加えてみました。
ぱっと見はあまり変わらないように見えます。
そこで、細部を拡大してみるとこのような違いがあることが確認できました。
拡大してみると70mmという条件ではセンサーサイズの大きいRX100M5Aが最もディテールが細かく、Xperia 5 IIIはXperia 1 IIよりも明らかに画質が向上していることがわかります。
Xperia 1 IIの望遠レンズはモヤッとしているのが気になっていたので全てのレンズでSONY製のセンサーを採用したXperia 5 IIIは期待通りの写りを実現してくれています。
また、105mmについてもなかなかに優秀なのでRX100M5Aはなくてもいいかもしれません。
先程の写真は流石に遠い被写体で意地悪な条件だったので頭上の葉っぱを撮り比べてみました。
もはやどれも変わらないレベルで綺麗ですね。
全体的な画質はあまり変わらず、RX100M5Aの70mmのみが自然にボケているぐらいの違いでしょうか。
RX100M5Aはスマホと違ってF値を変えることができるのでボケを調節できるのが魅力です。
日常使いの使い勝手という観点では105mmの望遠がついているXperia 5 IIIが最も有能な印象です。
花を撮り比べてみるとXperia 5 IIIの方が鮮やかな印象です。
この点は好みの範疇ですね。
105mmが本当に便利。
やっぱり望遠はXperia 5 IIIの方がクリアでいいですね。
カメラ性能の進化としては望遠レンズが綺麗になったことと105mmが使えるようになった点が大きい印象です。
標準カメラとPhoto Proが統合されて使い勝手が向上
Xperia 5 IIIで一通りカメラ撮影をしていて感じたのはUIがXperia 1 IIよりも使いやすくなっているということ。
最も大きな変更点てはXperia 1 IIでは分かれていた標準化カメラとPhotography ProがXperia 5 IIIではPhoto Proに統合された点です。
そのおかげで以前よりも撮りたい時にサッと撮れるカメラに進化しているので好印象。
Photo ProのBasicモードは従来の標準カメラからUIの見直しもされているので操作性も向上しています。
画面下部にメニューが集められただけでも使い勝手はこうも変わるものなのですね。
どちらの写真がどちらか忘れてしまいましたが、これらはBasicモードとプログラムオートで撮影した空の写真です。
プログラムオートでは肉眼に近い見え方に調整して撮影してみましたがいかがでしょうか。
Basicモードとほぼ変わらない仕上がりなのでカメラの調整が面倒な人でも十分に満足のいく写真が簡単に撮影できるようになっています。
最高のコンパクトハイエンドスマホ
到着してから1日触っただけですが既にXperia 5 IIIに心を奪われている自分がいます。
コンパクトな筐体にXperia 1 IIIと同レベルのカメラ性能が凝縮されていて、その能力は旧世代の高級コンデジに勝るとも劣りません。
何よりもRX100シリーズと同じ雰囲気の写真を撮れるという点に私は価値を感じています。
iPhoneやGalaxyでは出せないSONYらしい見たままの世界をそのまま切り取ったかのような写真をXperia 5 IIIでは撮影することができました。
今回はオーディオ性能には触れていませんがXperia 1 IIよりも出力が40%向上したりと隙のない仕上がりです。
唯一納得できない点はワイヤレス充電非対応なところ。
10万円超えの端末であれば最低限備えてほしい機能です。
しかしながら、docomo価格では11.3万円(2年後返却で6.8万円)ということを考えると非常に満足度の高いスマートフォンであることは間違いないので気になっている方は購入してみる価値はあると思います。
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