こんにちは、Yotchanです。
本日はモバイルルーターの購入の際に知った意外な事実を共有したいと思います。
一見するとSIMフリーモバイルWiFiルーターの本命と思われがちなMR05LNですが、Softbank回線で利用するには非常に割高な製品です。
MR05LNとは
MR05LNはSIMフリーのモバイルルーターを調べていると一度は行き着くであろうSIMフリールーターの頂点とも言える性能を誇っているモバイルルーターです。
私もモバイルルーターを購入する際に一度検討しました。
MR05LNの特徴はなんといっても3CAに対応していること。
詳細なスペックは割愛するとして、とにかく一見するとなかなか良さそうなモバイルルーターに見えるのがMR05LNです。
3CAがSoftbank網では利用できない
LTE-Advancedの技術の一つであるキャリアアグリゲーションの周波数帯組み合わせは、Band1+Band19+Band21、Band1+Band19、Band1+Band21、Band3+Band19、Band19+Band21、Band1+Band18に対応。
https://www.aterm.jp/product/atermstation/product/mobile/mr05ln/
データの高速化に必須なCAですが、このモバイルルーターには意外と知られていないことですが「組み合わせ可能な電波に制限がある」ことはご存知でしょうか。
MR05LNで組み合わせ可能な電波は以下の6組です。
- Band1+Band19+Band21
- Band1+Band19
- Band1+Band21
- Band3+Band19
- Band19+Band21
- Band1+Band18
Badn1、3、18、19、21がCAに利用されている周波数帯です。
これと合わせてSoftbankが利用しているバンドを確認して見ましょう。
まずCAに利用される電波のうちSoftbankではBand18とBand19とBand21をそもそも利用していません。
残るはBand1とBand3ですが、これらの電波はCA可能な組み合わせではありません。
つまり、Softbank回線でMR05LNを利用する際はCAができないということになります。
CAができないモバイルルーターに2万円近くの金額を出す意味はないのでMR05LNはSoftbank回線で利用する上では「コスパが非常に悪い」製品ということになります。
まとめ
Softbank回線の大容量SIMで利用するのであれば安定なのは「Softbankで取り扱いのあるモバイルルーター」です。
Softbank回線を扱うキャリアが販売しているモバイルルーターは「確実にバンドが対応」しているため、何も考えずに購入ができます。
オススメは「801HW」や「802ZT」、「803ZT」ですがこれらの端末は中古市場にあまり出回っていないため入手難易度は高めです。
そう考えると一世代前の「601HW」や「603HW」、「602HW」などを購入することが現実的かもしれません。
私は運よく801HWを購入できたのでこちらを運用しています。
MR05LNよりも安い1.2万円で5CA対応とかなりハイスペックな製品で満足しています。
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