こんにちは、Yotchanです。
本日はGalaxy Note 20 Ultraのカメラを1ヶ月間使い倒したのでレビューしていきたいと思います。
Galaxy Note 20 Ultraのカメラ仕様
- 超広角カメラ:0.5X
- 広角カメラ:1.0X
- 望遠カメラ:5.0X
- スペースズーム5倍光学ズーム最大50倍超解像度ズーム
- OIS(光学式手振れ補正機能)
- トラッキングAF
Galaxy Note 20 Ultraのカメラはなかなか尖った仕様になっています。
広角カメラが108MPでの撮影に対応し望遠レンズはiPhoneの2 or 2.5倍よりも遠くの被写体に寄ることのできる光学5倍ズームに対応。
また、デジタルズームとの組み合わせによって最大50倍のズームが可能な「遠くの被写体に強いカメラ」で近年のハイエンドAndroid端末の名に恥じないカメラ性能を誇ります。
Galaxy Note 20 Ultraは1ヶ月前に我が家にやってきていたもののコロナ禍の影響もあってなかなか外出の機会がなく、ファーストインプレッションの際にはカメラ性能を存分にテストすることができませんでした。
そんな折にGWを利用して近場の淡路島に足を運ぶ機会があり、じっくりとNote 20 Ultraのカメラを試すことができたので遅ればせながらカメラ性能について他機種との比較を交えつつ紹介していきたいと思います。
広角カメラの性能
こちらは広角カメラで神戸空港のターミナルを撮影した写真です。
拡大するとiPhone 12 Pro Maxの方が看板などの文字のディテールがはっきりしているように思えますがどちらも十分綺麗です。
今回のテストでは108MPでの撮影は行なっていないのでGalaxy Note 20 Ultraにはまだまだ余力があると捉えることができるため一概にどちらが優れているといった判断はできません。
カタログスペックではNoten12 Ultraの方が優れて見えますが、108MPはファイルサイズが大きいので常用する機能でない点も考慮する必要があると考えています。
食べ物を撮影するシーンではGalaxy Note 20 Ultraでは自動的に「食事」というシーン最適化によって明るさのバランスが調整されます。
どちらも綺麗な写真ですがSNS映えしそうなのは鮮やかに写っているGalaxy Note 20 Ultraでしょうか。
しかし、Note 20 Ultraでは右端のレタスがボケてしまっているので被写体の距離を正確に捉える性能はLiDarスキャナを搭載しているiPhone 12 Pro Maxに軍配が上がります。
プライベートな写真なのでアップロードはできませんが人物のポートレートを撮影する際にも被写体と背景の境界がいまいちだったのでその点についてはiPhone 12 Pro Maxの方がやはり優秀です。
こちらはその辺に咲いていた花をGalaxy Note 20 Ultraで撮影した写真です。
黄色の花が鮮やかに撮れていてすごく綺麗。
まとめ
広角カメラでさまざまなシーンで撮影した印象ですがGalaxy Note 20 Ultraのカメラは室内ではiPhoneよりも暗め、明るい場所ではiPhoneよりも明るく撮れる印象があります。
気になる点としてはLiDarスキャナが非実装であるためボケはそこまで自然ではないことが挙げられます。
しかしながら108MPというロマンもありますし全体的にみてもスマートフォンの中では十分優秀と言えるのではないでしょうか。
望遠性能
広角カメラも綺麗なGalaxy Note 20 Ultraは望遠レンズでその本領を発揮します。
上から順に広角カメラ、望遠カメラ(光学5倍ズーム)、光学+デジタル50倍ズームで撮影した写真です。
画質の劣化のない光学ズームの望遠レンズの被写体への寄り具合の素晴らしさに加えて画像は粗いものの被写体に超接近できる50倍ズームには感動しました。
iPhoneではこの距離の被写体は全く寄ることができないのでこれだけでも2台持ちする価値があります。
iPhone史上最強の望遠性能を誇るiPhone 12 Pro MaxとGalaxy Note 20 Ultraの望遠性能を比較した写真がこちらです。
iPhone 12 Pro Maxで限界までデジタルズームを行なってもGalaxy Note 20 Ultraのデジタルズームはさらに寄れるので望遠性能には天と地ほどの差があると言っても過言ではありません。
50倍でこれなので100倍ズームが可能なGalaxy S21 Ultraではどのような写真が撮影できるのか好奇心が疼いてきますね。
肉眼で遥か彼方に見える船の正体だって分かります。
これは本当に面白いな。
無意味に望遠カメラを使いたくなる自分がいました。
日中だけでなく夜でもGalaxy Note 20 Ultraの強力な望遠性能は健在です。
Galaxy Note 20 Ultraの望遠レンズは誇張なく「月まで撮れる」望遠性能なので夜のウォーキングに楽しみが一つ増えることになりました。
最近のハイエンドAndroidスマホは当然のように月の模様まで撮れるみたいですね。
ここのところずっとiPhoneばかり使っていたので新鮮で面白い。
Galaxy Note 8の時はiPhoneとそこまで差がなかったと思うので4年の間に大きく引き離されたようです。
ナイトモードは微妙
ナイトモードを比べてみたところiPhone 12 Pro Maxの方がノイズが少ない結果となりました。
光源が豆球のみの暗い室内でしか撮影していないため屋外でのナイトモードはまた印象が変わるかもしれません。
率直な感想としては私の日常利用するシーンではiPhoneの処理の方が見やすいので好みです。
肉眼の色味に近いのはどちらかと言えばGalaxy Note 20 Ultraではあるんですけどね。
撮影モードはモリモリ
Galaxy Note 20 Ultraには様々な撮影モードが用意されています。
Sペンを生かしたAR手書き(使わない)やスローモーションやパノラマなどなど。
カメラに詳しい人はプロモードをすれば各種設定をマニュアルで行うことができるのでiPhoneよりも自由に利用できる点も魅力になるかもしれません。
写真だけでなく動画でもプロモードがあるので拘りたい人はとことん拘れるカメラで二度美味しい。
動画撮影も良い
Galaxyで動画を撮影する際に感動したことは動画撮影中に撮影を一時停止できる点です。
iPhoneでは撮影中に一時停止することができないので新鮮かつ便利で重宝しています。
子供の日常を撮影していると遊んでいる途中に脱線したりしてグダグダな映像が溜まりがちになります。
ですがGalaxy Note 20 Ultraでは脱線中は一時停止すれば動画に記録されないので目当てのシーンだけを選んで撮影することができるのでストレージ容量の節約にもつながります。
この機能はiPhoneでもアップデートで実装して欲しいところ。
Android 10.0のGalaxy FoldではできなかったのでAndroid 11.0での追加機能なのか SAMSUNGの配慮なのかは分かりませんが気に入りました。
UIだけでなく動画自体の質にも満足しています。
こちらの写真は釣りをしている時に撮った動画撮影中のキャプチャーです。
5倍の光学ズームができるGalaxy Note 20 Ultraでは魚影をはっきりと捉えることができるので状況を後から振り返る時にも大いに役立ちます。
望遠カメラが強いとここまで便利だったとは・・・。
まとめ
以上がGalaxy Note 20 Ultraを1ヶ月使用した上でのレビューでした。
Galaxy Note 20 Ultraは望遠性能が最高で使っていて非常に楽しいカメラ性能のスマートフォンです。
ナイトモードやポートレートは微妙ですがそれ意外に文句はありません。
購入前は5倍ズームなんて使わないだろうと思っていた私がここまでハマるとは恐ろしい。
子供が遊んでいるところを家や公園で撮影する際には5倍よりも2.5倍の方が便利ですが、出先での風景などは5倍の方がちょうどいい距離感で撮影できることが多いことを知りました。
Galaxy Note 20 Ultraはカメラ性能だけでなくSペンといった独自の付加価値もあるので全体的な完成度が高く、ギークにはたまらないスマートフォンで飽きることがありません。
100倍ズームのGalaxy S21 Ultraも気にはなりますがSペンを内蔵できないことを考えるとNote 20 Ultraの方が取り回しで勝る点が悩ましいところ。
外出の機会が多ければ別途購入してもいいですが現状ではそこまで出かけることがないので当面は見送りの方針ではあるものの、物欲に負けて購入してしまう可能性も十分にあります。
Galaxy Note 20 Ultra万歳!
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