こんにちは、Yotchanです。
本日はMacBookとiPad Proの使い分け方を考えていきたいと思います。
iPadの進化
2020年にリリースされたiPad ProとMagic Kyeboardが与えたインパクトは非常に大きく、従来のiPadのイメージとしてあった「画面の大きいiPhone」から「コンピュータ」へ名実ともに進化を遂げています。
2021年に発売された新モデルに至ってはMacBookと同じM1チップが搭載されたことでハードウェアのスペック面においてもはやiPad ProとMacBook Airの差はほとんどありません。
このような現在においてiPad ProとMacBookの棲み分け、つまり使い分けは悩ましい問題です。
iPad Proでどこまでできる?
- iPad Pro 9.7
- iPad Pro 11 1st
- iPad Pro 11 2nd
- iPad Pro 12.9 1st
- iPad Pro 12.9 3rd
- iPad Pro 12.9 4th
私は歴代で複数のiPad Proを愛用してきました。
特に、2020年モデルではMagic KeyboardとiPad Pro 11とiPad Pro 12.9を併用してiPadだけでブログを半年間更新し続けてきた経験があるので人並み以上にiPad Proの活用法を熟知していると自負しています。
それでは、実際にiPad Proでどこまでのことができるのか私の見解についてご紹介いたします。
ブラウザベースの作業は基本的に問題なし
2020年の4月末にMagic Keyboardの販売が開始されてから約1年半使用した感覚としてブラウザベースの作業であればiPad Proであっても不自由を感じることはありません。
ブログの執筆やメールの返信、ネット検索といった「できること」についてはiPad ProとMacBook単体を比較しても大きな違いはありません。
iPad ProのMagic KeyboardとMacBook のトラックパッドの大きさやキーボードの広さの違いといったところから作業効率の面ではMacBookに軍配が上がりますがブラウザベースでできることについては同じでした。
Office系アプリはガッツリ使うには不向き
ブラウザ上での作業であれば概ね支障のないiPadですがビジネスで利用する機会の多いMicrosoftのOffice系アプリにおいてはその限りではありません。
iPad Proで利用できるOfficeアプリはあくまでもモバイル用なのでMacやWindows用のソフトと比較してできることへの制限が課せられています。
そのため、パソコンで作成したファイルの修正や閲覧程度の用途であればiPad Proでも問題ありませんがiPad ProだけでExcelのマクロを用いてファイルを作成することができない点には注意が必要です。
ハードにソフトが追いついていない
Officeアプリが微妙な点はほんの一例に過ぎず、全体的にiPad Proはハードウェアのスペックに対してソフトウェアが追いついていない現状が目につきます。
iPad Proで利用できるアプリはAppStoreに配信されている他のiPadシリーズと同じものだけなのでA12ZやM1チップのスペックをフル活用できていない点が非常に残念です。
2021年モデルのiPad ProについてはMacとチップが共通なのでMac向けのソフトも起動できれば面白かったのですが・・・。
対応しているアプリ以外にもiPadOS自体にもまだまだ思うところがあるので2020年モデルのiPadから2021年モデルへの乗り換えは見送りました。
iPadと比較してMacは何がいいの?
- MacBook 12 2017
- MacBook Pro 15 2017
- MacBook Air M1
私は現在、3台のiPadに加えて3台のMacBookを使い分ける日々を過ごしています。
ほとんどパソコンを使用する機会がない人であればiPad Proでも支障はないと思いますがMacBookにはiPad Proにはない魅力があります。
複数のディスプレイへの出力に対応
私がiPad ProではなくMacBookでブログ執筆作業を行うようになった最大の理由はiPad Proではデュアルディスプレイ出力ができない点にあります。
ブログ執筆のように情報源を表示しながら記事を書くといったマルチタスクを行う上でiPad Proのディスプレイは狭過ぎました。
ブログの執筆以外にも頻繁に調べ物をしながらレポートを書くような人はiPad ProとMacBookを状況によって使い分けする価値は十分にあると思います。
iPhoneやiPadの母艦になる
iCloudが発達した現在においてほとんど意識する機会はありませんがiPhoneやiPadでトラブルがあった際にパソコンがなければOSを入れ直したりすることができません。
iPadはなんでもできるとは言えタブレット端末という縛りがあるのでiPhoneやiPadを接続してトラブルシューティングを行うことができない点には注意が必要です。
もしもの時にパソコンがなければ詰むのでそういったリスク管理の観点からも使い分け云々は別にしてMacBookは必需品です。
私のiPad ProとMacBookの使い分け
以上のようなiPad ProとMacBookの違いを踏まえて私のiPad ProとMacBookの使い分けについて紹介したいと思います。
iPad ProとMacBookの両方でしていること
iPad ProとMacBookで共通で行っていることはブログの執筆です。
基本的にはデュアルディスプレイ環境を構築できるMacをメイン機として主軸に抑えつつもMacBookを持ち歩くのが億劫な外出先ではiPad ProとMagic Keyboardで作業を行う機会の方が多いです。
iPad Proが活躍するシーン
iPad ProのMacBookに対する優位性は機動力の高さにあります。
Macと比較して軽いので気軽に持ち運ぶことのできるiPad Proは外出先だけでなくリビングや寝室でも使いやすいデバイスです。
また、出張や旅行といった遠出の際には荷物は少ない方が好ましいのでMagic Keyboardを装着するとパソコンライクにも使えながらiPadとしての体験も可能なiPad Proの方が汎用性が高く重宝しています。
MacBookが活躍するシーン
私は長時間作業をする際にMacBookを使用しています。
基本的にデスクに据え置きでディスプレイ接続しているという点もその背景にありますが、Magic TrackPad2やMX Master 3といった周辺機器を活用することでiPad Proとは比較にならないほどの作業効率を得ることができるのでとにかく自由に使える時間の少ない所帯持ち社会人とは切っても切れない関係にあります。
集中して作業をする際は腰を据えてMacBookで、育児などの隙間時間で作業を行う際にはリビングに転がっているiPad Proというようにそれぞれのデバイスの長所を上手に使い分けて活用しています。
これらのデバイスは購入前から用途の棲み分けのイメージがしっかりしていないと片方が宝の持ち腐れになってしまうのでよくよく検討した上で購入の決断をすることをオススメします。
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