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以前からiPadOSへの不満が溜まっている話−素晴らしいハードの足を引っ張るソフトの図

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こんにちは、Yotchanです。

本日はiPadOSがハードの足を引っ張り過ぎているので不満が溜まっている話をしたいと思います。

目次

iPadOSがリリースされて2年

iPadOSが最初にリリースされたのは2019年9月末でiPadOS 13.Xからその歴史は始まりました。

従来のiOSからiPadOSへと分岐して独立したことによってiPadにいくつもの恩恵を齎してきました。

  • デスクトップ版のSafari
  • SideCarの実装
  • トラックパッドやマウスへの対応
  • マルチタスクの強化

その中でも特にiPadへ恩恵をもたらしたのは上記の4点でしょう。

Safariのウィンドウを2つ立ち上げることができるようになったり、iPadをMacのサブディスプレイにするSideCar機能の実装やトラックパッドへの対応によってiPadはタブレットという枠組みを超えて新たな「コンピュータ」という次元に到達しました。

このようにiPadOSはiPadの価値を高めることに寄与してきましたが私には納得できない部分も多く、不満が募る一方です。

iPadOSへ不満が溜まっている理由

Apple Watchでのロック解除に非対応

iPadOSに抱いている不満の中で最たるものはiOS 14.5で対応したApple Watchでのロック解除に何故か非対応になってしまったことです。

Face IDのみ採用しているiPad Pro 11インチはコロナ禍に伴うマスク生活によって利便性が著しく低下していたこともあってApple Watchでのロック解除への対応を私は1年近くずっと待ち続けていました。

それがようやく叶うと思ったところでこのザマです。

iPadがApple Watchと直接ペアリングしているわけではないから非対応になったという説もありますがそれはおかしな話であることはAppleファンならすぐにわかります。

MacでもApple Watchでのロック解除に対応しているのになぜiPadだけ非対応なのか理解に苦しみます。

2021年モデルのiPad ProでTouch IDを搭載していたのであれば腹も立ちますがAppleの戦略として一定の理解はできますが2021年モデルでもFace IDのみの実装です。

技術的にできないわけがないのに対応しないのは怠慢でしかないのでは?

iOSのようにウィジェット配置が自由にできない

iOS 14にてついにiPhoneでも正式にウィジェットに対応してからホーム画面を自分好みにカスタマイズすることができるようになりました。

普段あまり使用しないアプリはApp Libraryに格納することでアプリへのアクセスも良くなったのでかなり使い勝手が良くなったのですが残念ながらiPadOSではこちらも非対応です。

iPadOSでもウィジェット自体はあるにはありますが「今日の表示」というホーム画面左端部分のみにしか配置できず、iPhoneのように自由な場所にウィジェットを配置することができません。

また、iPadOSではApp Libraryも実装されていないので普段あまり使わないアプリを探すのが地味に面倒です。

元々、iPadはiOSを搭載していたことから「iPhoneと同じことができる」という認識が今でも抜けないからかこのようなiOSとiPadOSのよくわからない差別化にストレスが溜まっています。

iOSとiPadOSの開発チームが違うのかは知りませんが、Apple Watchでのロック解除への非対応といいユーザーへの利便性をiPadOSでは意識していないのか?という印象を最近は受けています。

追記

iPadOS 15でようやくウィジェットに対応しました。

なぜ同時期にできなかったんだろう。

iPad Proのデュアルカメラでポートレート撮影ができない

こちらも昨年から抱いている不満の一つです。

iPad Pro 2020で初めてiPadでも広角と超広角のデュアルカメラシステムが採用されましたが、何故かポートレート撮影ができないという制限をOSによってかけられたまま解消される気配がありません。

iPadでカメラを使う機会がほぼほぼないとはいえシングルカメラのiPhone XRやSEですらポートレートに対応していますし、iPad Proと同じカメラ構成のiPhone 11と12でも利用できます。

チップ性能はA12ZということもあってこれらのiPhoneよりも高性能なiPad Pro。

それであるにも関わらず「Pro」を名乗るiPadがポートレートに非対応である点はAppleの怠慢でしかないと考えています。

「スタジオ品質のマイク」などクリエイターでもビデオ撮影に耐えうるスペックを備えていることをアピールするのであれば写真の方も頑張って欲しいと思うのは私だけでしょうか。

iPad ProはiPadの中でも「なんでもできる」モデルであると認識しているだけに残念でなりません。

iPad Pro「のみ」キーボード分割ができない

画面サイズの大きなiPadでは手に持っている状態で行う文字入力はやりにくいですよね。

そんな時に活用したいのがキーボード分割という機能ですがiPad Pro 11インチと12.9インチでは利用できないように制限されています。

「Proだけ」制限されているという点がまた腹立たしいですよね。

画面サイズの近い10.9インチiPad Air4や10.2インチでは使用できるのに11インチ以上は非対応。

12.9インチにいたっては第二世代までは利用できていたにも関わらず第三世代以降で制限をかけられる始末。

Smart KeyboardやMagic Keyboardを購入させたいというAppleの思惑が透けるこのやり口には怒りしか湧きません。

ユーザーの機能を制限してまで周辺機器を買わせたいのか?

まとめ

以上が11インチと12.9インチのiPad Proを使用していて感じたiPadOSへの主な不満です。

ハードの素晴らしいスペックをソフトで制限し続ける構図がiPadでは今も変わらずあります。

M1チップでスペックが飛躍的に向上してもiPadOSが変わらない限りはA12Zからの進化を感じる体験はできないでしょう。

ハードよりも先にソフトの方をどうにかして欲しいですね。

この調子ならMagic Keyboardに4万円投資するぐらいなら中古のIntel Macを4万円代で購入した方がよほど有意義だぞ・・・。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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