こんにちは、Yotchanです。
本日は国内未発売のGalaxy S20 FEを購入したので紹介したいと思います。
コスパ最高のAndroidスマホで満足度はかなり高いです。
Galaxy S20 FE(SM-G780F/DS)のスペック概要
- System: Android 10
- Processor: Octa Core / 2.73 GHz, 2.5 GHz, 2 GHz / 7nm 64-bit
- Memory: Internal: 128 GB / RAM: 8GB / Slot type: microSD / Max. slot capacity: 1 TB
- Display: 6.5″ / FHD+ Infinity-O Super AMOLED display / Resolution: 2400 x 1080 pixels / 407 ppi
- Camera: 12 MP, 12 MP, 8 MP / F2.2, F1.8, F2.4 / Dual Pixel AF / OIS / 3x Optical Zoom / 30x Space Zoom / Front: 32 MP, F2.2
- SIM card: Type: nano-SIM / Slot: Hybrid dual SIM (Optional: microSD)
- Ingress Protection: Water Resistance IP68
- Battery: 4500 mAh / Fast Charging QC2.0 and AFC / Fast Wireless Charging 2.0 / Wireless charging with WPC / Wireless PowerShare
- Weight: 190 g
- Dimensions: 159.8 x 74.5 x 8.4 mm
Galaxy S20 FEは2020年に発売されたGalaxy S20シリーズの廉価版です。
廉価版とはいってもSnapdragon865(5Gモデル) or Exynos990(4Gモデル)を搭載しているのでスペック面での心配はありません。
今回私が購入したモデルは4GのみのSM-G780F/DSです。
- 背面をプラスチックにコストカット
- 解像度が下がる代わりに常時120Hzに対応
- 望遠カメラを8MPにグレードダウン
- インカメは32MPにグレードアップ
S20シリーズとの違いをざっくりと説明するとこんな感じです。
基本的な性能は踏襲しつつも廉価版ということでインカメを強化したりとターゲット層の若者向けにチューニングされている印象を受けます。
このように高い性能でありながらも中古価格は4万円前半というコスパモンスターなGalaxy S20 FE。
妻用に購入した端末ではありますが動作テストも兼ねてGalaxy Note 20 UltraやiPhone 12 miniと比較していきたいと思います。
開封の儀
今回、購入した個体のカラーはCloud Mintという可愛いグリーンです。
光の加減によっては水色にも見える不思議なカラー。
各種ボタンはボディの右側に配置されています。
上部にはSIMトレイ、下部にはUSB-C端子とスピーカーが配置されています。
イヤホンジャックはありません。
SIMトレイは両面に挿すタイプの物理デュアル対応でMicro SDと排他で使用できます。
残念ながらeSIMには非対応です。
背面はアルミではないのでヒンヤリとした手触りではなく樹脂っぽい感触です。
しかし、チープさは感じないので廉価版とは言えデザイン面での不満はありません。
むしろS20よりも私は好きかもしれません。
カメラの出っ張りは標準の範囲です。
Galaxy Note 20 Ultraのペリスコープカメラに慣れた身としてはスッキリしている印象です。
本体を起動すると訳のわからない言語でセットアップが開始されます。
とりあえずわからないので適当に左を押したら言語の設定ボタンが出てきたので日本語に変更。
この端末はどこの国のモデルなんでしょうね。
言語選択画面では中国の漢字フォントでしたが実際のセットアップ画面では日本語の漢字になっています。
謎。
ディスプレイはフラットディスプレイなので個人的には評価が高いです。
エッジ部分の破損や液漏れがGalaxyは多い印象があるので耐久性の観点から全モデルフラットディスプレイにして欲しいと思っています。
特にGalaxy Noteシリーズがエッジディスプレイを採用しているのは意味がわからない。
Galaxy Note 20 Ultraとの比較
Galaxy Note 20 UltraとGalaxy S20 FEを並べてみるとこんな感じです。
並べてみてもチープな印象は受けません。
カメラの出っ張りはNote 20 Ultraよりもかなりスッキリしているのでケースをつければ平面になると思われます。
Note 20 Ultraはケースをつけてもガタつくものもあるんですよね。
ディスプレイの表示領域はこんな感じです。
6.9インチと6.5インチなのでそこまで大きな差という感じはありません。
S20 FEは6.1インチのS20よりもディスプレイサイズが拡大しているので大画面好きにはアリかもしれませんね。
両機種を触っていて唯一気になったのはパンチホールカメラの違いです。
Note 20 Ultraはカメラの縁が黒であるのに対してS20 FEはシルバーなのでディスプレイを見ているときにチラチラ反射して少し目障りな点が残念でした。
これもコストカットの影響なんでしょうか?
Galaxy S20 FEのメリット
画面内指紋認証対応
Galaxy S20 FEを実用する上で最も便利とも言えるポイントが画面内指紋認証に対応していることです。
iPhone 13では残念ながら搭載されませんでしたがコロナ禍ではFace IDは機能していないに等しいのでAndroid端末を選択する理由の一つになり得ます。
登録できる指紋の数は3つまでと少ないところが気になりますが両親指が登録できれば問題ないでしょう。
もちろん、画面内指紋認証だけではなく顔認証も使えるのでマスクを外している時でもロック解除は一瞬で使い勝手はばっちり。
以下のガラスフィルムを貼り付けた状態でも画面内指紋認証は機能することを確認したので実用の上でストレスを感じることはありませんでした。
リフレッシュレートは120Hz
Galaxy S20 FEは常時120Hzのリフレッシュレートに設定ができるのであらゆる動作がぬるぬるサクサク動きます。
その分バッテリーも消費されるので残量が少なくなった時などは60Hzに変更するなどして調節して使うと良いでしょう。
120Hzは指が吸いついてるかのようなスクロールで一度使ったらやみつきになること間違いなし。
データ通信量をコントロールできるのも良い
この点はGalaxy S20 FE独自の機能というよりはAndroidの特徴とも言える点ですがデータ通信量を自由に制御できるのが最高です。
この端末は妻のサブ機なので基本的にデータ通信はあまり行わない機種となっています。
そのため、1GB未満は月額0円の楽天モバイルのSIMを挿している状況です。
Androidであればデータ通信の上限を設定できるので1GBを超える通信をする事故が起きないので安心です。
物理デュアル対応なのでもう一枚を私が契約しているサブ回線のLinksMateのSIMを挿せば音声待受は楽天モバイル0円、データは3端末5GBで1100円程度と快適な環境を構築できます。
iPhoneではデータ通信量を制限することができないのでサブ機はAndroidに限りますね。
カメラ性能 VS Galaxy Note 20 Ultra & iPhone 12 mini
植物
iPhone 12 miniやGalaxy Note 20 Ultraと比較するとGalaxy S20 FEのカメラはソフトウェアの補正が強い印象を受けます。
特に彼岸花の色は他の2機種と違ってかなり鮮やかな色合いに仕上がっていますよね。
ターゲット層の若者を意識してかSNS映えする調整をされている気がします。
川
これらは川を撮影した写真ですがいかがでしょうか。
全て広角カメラでの撮影ですがどの機種も全て綺麗に写っています。
撮影していて若干S20 FEは白飛びしやすい印象を受けてはいますが許容範囲でしょう。
室内
リアカメラ/ナイトモードオフ
リアカメラ/ナイトモード
リアカメラでの暗所性能をテストすべくカーテンを締め切った室内で撮影を行いました。
ナイトモードオフの状態ではGalaxy S20 FEが最も光を取り込めている印象があります。
それはナイトモードをオンにした状態でも同様で唯一Galaxy S20 FEの写真のみが壁紙の模様まではっきりと捉えることに成功していました。
ジジの補正はNote 20 Ultraの方が自然な仕上がりになっているのでS20 FEが一番というわけでもありませんが12 miniよりは優れていると私は感じました。
フロントカメラ/ナイトモードオフ
フロントカメラ/ナイトモード
続いてフロントカメラでの暗所撮影性能テストの紹介です。
Galaxy S20 FEは唯一フロントカメラが32MPに強化されているということもあって本日テストしたデバイスの中で最も優秀な結果であることは疑いようがありません。
これだけ暗い室内でしっかりと写っているのでインカメの懸念はないでしょう。
Galaxy Note 20 Ultraのインカメは微妙すぎるな・・・。
Galaxy S20 FEではフロントカメラでフラッシュ非対応?
フロントカメラでのナイトモードの撮影をしていてGalaxy S20 FEは画面がフラッシュ代わりに発光しないことに気づきました。
左はGalaxy Note 20 Ultra、右がGalaxy S20 FEです。
最もインカメが暗いGalaxy Note 20 Ultraでもナイトモードではそれなりの仕上がりになっていたのはこのフラッシュのおかげなのでしょう。
設定項目を確認しても特にオンオフのオプションがないので廉価版であるが故に削られた機能なのかもしれません。
望遠性能
Galaxy Note 20 Ultra
Galaxy S20 FE
Galaxy S20 FEはフロントカメラが強化された代わりに望遠カメラは8MPにグレードダウンされている端末です。
また、ハイエンドなGalaxy Note 20 Ultraは光学5倍望遠を搭載しているのに対してS20 FEは3倍望遠に留まります。
人物や風景を撮る上では3倍望遠でも必要十分な働きをしてくれますが、最大30倍のデジタルズームでは画素数の低さもありNote 20 Ultraほどの感動はありませんでした。
とは言っても看板の文字を視認できる程度には寄れるので使い勝手は悪くありません。
少なくともiPhoneよりは全然楽しいカメラと言えるでしょう。
参考(Galaxy Note 20 Ultraで撮影・・・)
こちらの写真はGalaxy Note 20 UltraとS20 FEの望遠性能を比較するために撮影したGalaxy Note 20 Ultraの写真です。
大変悲しいことにS20 FEの写真は誤ってMacに転送する前に初期化してしまったので残っていませんが参考までに・・・。
Galaxy S20 FEのデジタルズーム(30倍)はGalaxy Note 20 Ultraのデジタルズーム(20倍)よりも少し寄れている程度でデジタルズーム時の画質には大差ありませんでした。
ちゃんと看板も読めていたのでS20 FEのカメラでも街中で望遠鏡代わりには十分使えるレベルです。
Galaxy S20 FEはコスパ最強のAndroidスマホ
以上がGalaxy S20 FEのファーストインプレッションでした。
中古とは言え4万円台前半で入手できるとは思えないほどの性能でかなり満足しています。
カメラ性能も文句ないのでRedmi Note 10 Proを新品で買うよりもGalaxy S20 FEを購入した方がコスパは良いと思います。
懸念していたデジタルズームも遊べる程度には使えましたし、インカメはむしろハイエンドよりも優秀で驚きました。
iPhoneにはない画面内指紋認証の精度もいいのでサブ機としても十分活用できる端末です。
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