こんにちは、Yotchanです。
本日はワイヤレスでも楽曲をハイレゾ相当の高音質で視聴できるコーデック「LDAC」に対応している製品を調べてみたので共有したいと思います。
LDACとは
LDACはSONYが開発した高音質なBluetoothオーディオコーデックで従来のSBCコーデックの3倍近い電送量を実現しているため情報量が多い=高音質な規格となっています。
CDのビットレートは約1411kbpsであるため、最大990kbpsのLDACコーデックでもCD音源のロスレス転送は不可能であるので実質的には”ハイレゾ相当”という表現が正しかったりします。
しかし、いずれにせよ音質が通常のSBCやAACと比較すると高音質であることに変わりはないので興味がある人も多いはず。
そこで、LDACに対応している製品をざっくりとリスト化してみることにしました。
LDAC対応イヤホン
SONY h.ear in 2 Wireless WI-H700
- 価格:12000円(Amazon)
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC
- NFC搭載でワンタッチペアリング
- 「DSEE HX」「360 Reality Audio」対応
- マイク付き
- バッテリー持ち:最大8時間
SONYから販売されている製品であるため、DSEE HXなどの独自技術が搭載されている点が付加価値です。
価格も安く、とりあえず試してみたいという人にオススメです。
1MORE EHD9001BA
- 価格:12990円(Amazonクーポン適用時)
- 対応コーデック:SBC、AAC、LDAC
- アクティブノイズキャンセリング対応
- 同梱ケーブルにて有線使用可能
- IPX5対応
- バッテリー持ち:最大20時間(AAC)、最大8時間(LDAC)
- マイク内蔵
あまり聴いたことのないメーカーではありますがこの価格帯にしてはANC対応であるためスペックを見るとコスパは最高な予感。
同梱ケーブルを使用することで有線でも使用できる点が嬉しいですね。
audio-technica ATH-CKR700BT
- 価格13900円(Amazon)
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、LDAC
- バッテリー持ち:2時間の充電で最大7時間
- ネックバンドコントローラー付き
Audio TacnicaからもLDAC対応のイヤホンが販売されているんですね。
Audio Tacnicaの音が好きな人は必見です。
radius Ne HP-R100BT
- 価格:20900円(Amazon)
- 対応コーデック:SBC、AAC、aptX、aptX HD、aptX LL、LDAC
- マイク搭載リモコン
- バッテリー持ち:最大8時間
このイヤホンの特徴はとにかく対応しているコーデックの幅が広いこと。
低遅延なaptX LLにも対応しているのでゲームでも使用したい人にオススメです。
また、ネックバンド方のイヤホンが好みでない人もこの製品が唯一のLDAC対応の非ネックバンドワイヤレスイヤホンとなるので検討の余地ありです。
LDACはデータの転送量が多い=バッテリー消費が激しいので内蔵できるバッテリー容量の少ない完全ワイヤレスイヤホンでは実装できない(現時点)こともあって身軽に使いたい人はこの製品一択となるかもしれません。
SONY WI-1000XM2
- 価格:31400円(Amazon)
- 対応コーデック:SBC,AAC,LDAC
- ノイズキャンセリング対応
- 外音取り込みモード搭載
- NFC搭載でワンタッチペアリング
- 「DSEE HX」「360 Reality Audio」対応
- 「Googleアシスタント」「Alexa」搭載
- マイク付き
- バッテリー持ち:最大10時間
LDAC対応ワイヤレスイヤホンの中でもスペックが高い製品がこちらです。
DSEE HXに対応し、ANCだけでなく外音取り込みにも対応している点がポイントです。
エントリーモデルのWI-H700よりも価格が高いにも関わらず対応コーデックが削られている点が少し気になりますがLDACで使用するのであればさして問題はないでしょう。
SONY WF-1000XM4
- 完全ワイヤレスイヤホン初のLDAC対応製品
- 対応コーデック:SBC,AAC,LDAC
- DSEE Extreme搭載
- ノイズキャンセリング対応
- 外音取り込みモード搭載
- 「360 Reality Audio」対応
- 「Googleアシスタント」「Alexa」搭載
- マイク付き
SONYより世界で初めてLDACに対応した完全ワイヤレスイヤホン「WF-1000XM4」が発表されました。
発売日は2021年6月25日です。
事前レビュー動画を見ていると先代のWF-1000XM3の不満点を着実に改善したモデルという評判なのでかなり期待が高まります。
LDAC対応ヘッドフォン
SONY WH-H810
- 価格:20000円(Amazon)
- 対応コーデック:LDAC, AAC, SBC
- 「DSEE HX」「360 Reality Audio」対応
- 「Googleアシスタント」「Alexa」搭載
- 有線接続ケーブル同梱
- バッテリー持ち:最大30時間
直近2年以内に販売されたLDAC対応ヘッドフォンで最も安価な製品がこちらです。
ノイズキャンセリング非対応ではありますがLDACをとにかくヘッドフォンで体験してみたい人にオススメです。
SONY WH-H910N
- 価格:26000円(Amazon)
- 対応コーデック:LDAC, AAC, SBC
- 「DSEE HX」「360 Reality Audio」対応
- ノイズキャンセリング対応
- 「Googleアシスタント」「Alexa」搭載
- バッテリー持ち:最大35時間(NCオン)、最大45時間(NC オフ)
仕様を見た限りではWH-H810にノイズキャンセリングを搭載した製品といった印象を受けました。
バッテリー持ちも良いので通勤や通学に適している製品ではないでしょうか。
SHURE SBH2350
- 価格:36200円(Amazon)
- 対応コーデック:aptX、aptX HD、aptX LL、LDAC、AAC、SBC
- ノイズキャンセリング、外音取り込み対応
- バッテリー持ち:最大20時間
オーディオファンで知らない人はいない老舗メーカーSHUREからもLDAC対応ヘッドフォンが販売されていました。
多くのヘッドフォンメーカーはハイレゾ再生に関して有線での使用に比重を置いているのかLDACをあまり採用している製品がない中でSONY以外の選択肢があるという点で興味をそそられます。
aptX LLにも対応しているので音楽以外にもゲームで使えたりと活用の幅が広そうな製品です。
SONY WH-1000XM4
- 価格:37000円(Amazon)
- 対応コーデック:LDAC, AAC, SBC
- 「DSEE Extreme」「360 Reality Audio」対応
- ノイズキャンセリング、外音取り込み対応
- 「Googleアシスタント」「Alexa」搭載
- バッテリー持ち:最大30時間(NCオン)、最大38時間(NC オフ)
LDAC対応のヘッドフォンの本命とも言える製品はやはりこちらの製品でしょう。
DSEE HXをさらに強化したDSEE Extremeを搭載していたりとワイヤレスでの音質が非常に気になるところ。
バッテリー持ちもよく、同価格帯の製品の中ではトップクラスの製品であるため迷うならとりあえずこの製品を購入しても良いのではないでしょうか。
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