こんにちは、Yotchanです。
本日はランニング用にPowerBeats Proを購入したのでレビューしていきたいと思います。
ワークアウトのお供としては最強のイヤホンです。
PowerBeats Proとは
「PowerBeats Pro」はApple傘下のBeatsより販売されている完全ワイヤレスイヤホンです。
お洒落な外観でありながらもApple H1チップを搭載しているので機能も抜群な製品です。
- AirPods Proの2倍の9時間連続再生
- 耐汗/防沫使用
- 調整可能なイヤーフック
- 左右どちらでも通話可能
PowerBeats Proの特徴はこの4点。
AirPodsシリーズと比較して本体もケースも大きい分バッテリーの持ちが段違いです。
また、左右両方にマイクが搭載されているのでどちらか片方だけでも通話できる点も安心です。
Boseの完全ワイヤレスイヤホンは右側にしかマイクが搭載されていなかったので使い勝手という意味では不自由を感じるシーンもありました。
そのため左右どちらのイヤホンをつかっても通話ができる点は何気に重要です。
開封の儀
購入したPowerBeats Proはシンプルなブラックにしました。
アイボリーやモスも可愛くて良かったのですがランニング用での購入なのでシンプルな方がいいかなと思ったので冒険はしませんでした。
今回は私の用途的に中古でも問題なかったのでほぼ未使用の備品を11800円で購入できたので非常に安上がりで済みました。
Amazonではカラーによりますが一番安いカラーでも17000円程度で販売されています。
概ね税込2.1万円ぐらいで新品が入手できるのでAppleよりも先にAmazonを覗くことをオススメします。
パッケージを開けると一面にPowerBeats Proが収められたケースが現れます。
購入前から大きいことはわかっていましたが、それでも圧倒されるほど大きいです。
感覚としてはおにぎり一個を手に持っている感じです。
前のオーナーさんはこの大きさに耐えきれずにすぐに手放したんだろうなと瞬時に察しました。
ケースも大きいですが、本体も大きいです。
これはイヤーフックがある関係上仕方ありません。
本当に大きいな・・・。
付属品はイヤーピースが3サイズとBeatsのシールと取説的な紙が数枚でした。
通常であればLightningケーブルが同梱されているようですが中古だからか入っていませんでした。
完品で買ったんだけどな・・・。
Lightningケーブルは腐るほど付属のものが余っているのでいいですが。
この手の付属品には手をつけない主義なのでそのまま箱に戻して開封の儀は終わりです。
ペアリングの方法
ワイヤレスイヤホンで音楽を試聴する上で避けて通れない作業はペアリングです。
ケースを開けばいつものようにiPhoneにポップアップが出てくるかと思えば出てこない。
ボタンを適当に長押ししてもうんともすんとも言わない。
流石におかしいとおもって調べてみるとケースにイヤホンを入れた状態でケースにあるボタンを押さなければペアリングが始まらないとのことでした。
ケースの中のボタンを押すとようやくいつものポップアップが姿を表しました。
ポップアップの中のイラストだけでも巨大な存在感を放っているかのような錯覚に陥ります。
少し待つとペアリングが完了しました。
前のオーナーさんは「ta」さんというのですね。
こういうのをみるとiPhoneの名前は本名にだけはしないでおこうと密かに思います。
PowerBeats Proの名前は各AppleデバイスのBluetooth設定から任意の名前に変更が可能です。
これでPowerBeats Proのペアリングは完了です。
それでは早速音楽を試聴していきたいと思います。
PowerBeats Proのここがイイ!
AirPods Proより音質がいい
現在、私は3つの完全ワイヤレスイヤホンを所持しています。
その中で音質面を評価していくとPowerBeats ProはAirPods Proと比較して比べ物にならないほど音質はいいです。
PowerBeats Proで音楽を聴いた後にAirPods Proで試聴するとAirPods Proの音がかなり「軽い」ことがわかります。
AirPods Pro単体では何も思いませんが、PowerBeats Proと比較すると音の厚みが全くありません。
次に、Boseの完全ワイヤレスイヤホン「Bose SoundSports Free」とPowerBeats Proを比較すると僅かにBoseの方が音質が良く感じました。
音の厚みという点では大差ありませんでしたが、高音域がBoseの方がクリアに響いているかなといった印象。
AirPods Proと比較した時のようなすぐにわかるレベルの音質の差異ではなく、じっくりと聴き比べて気づくレベルのものなのでどちらを選んでも後悔はないと思います。
装着感がなくメガネに干渉しない
実際に使用してみて驚いたのですが、PowerBeats Proは付けていても装着感がありませんでした。
見た目こそAirPods Proと比較すると大きな本体ですが、付けてみると全く存在を感じさせません。
イヤーフックのかかりが絶妙で何も身につけていないかのようです。
AirPods Proも軽量で装着感がない部類ではありますが、耳からこぼれ落ちそうな時があるのでPowerBeats Proの方が安心です。
ただし、装着感に関しては個人の耳の形によって左右されそうな気もするので購入に際しては試着した方が無難かもしれません。
近くにPowerBeats Proを試着できる店舗がなかったので私はぶっつけ本番で購入しましたが、予想に反してメガネに干渉はしませんでした。
私が愛用しているサングラスのフレームは至って普通の太さですがイヤホンとの干渉はありませんでした。
こちらも耳の形に左右されそうな気もするのでメガネ族は試着必須です。
ランニングで全くずれない
私がPowerBeats Proに最も求めていることはワークアウト時にずれないことです。
Boseの完全ワイヤレスイヤホンは「SoundSports」を名乗るだけあって優れた音質と運動中でもズレない装着性が両立されているので重宝しています。
しかし、運動中のイヤホンとしてはBoseの完全ワイヤレスイヤホンよりもPowerBeats Proの方が安心感があります。
イヤホンの形状がイヤーフック型であることから運動中に使用しても落とす心配はありません。
Boseの完全ワイヤレスイヤホンも走っていても安定感はあるのですが、イヤホン本体が耳から大きく飛び出ているのでそのうち落としそうで怖かったので火が落ちるのが早い秋冬にはあまり使いたくない製品でした。
それだけに落ちる心配がないという点はランニング用途には最適であると言えるでしょう。
Apple H1チップを搭載でペアリングの変更が簡単
Apple傘下のBeats製品ということでPowerBeats ProはAppleのH1チップを搭載しています。
私のように大量に端末を所持している人間にとってペアリングの切り替えが楽であればあるほど日常でのストレスはなくなります。
- iPhone 8 Plus
- iPhone 11 Pro
- iPad Pro 11
- iPad Pro 12.9
- MacBook Pro 15
- Apple Watch Series4
- Apple Watch Series5
私は日常的にこれら7デバイスのApple製品で音楽を試聴する機会があるのでH1チップの恩恵は大きいです。
Boseの完全ワイヤレスイヤホンは同時に2端末とペアリングできますが、私には足りません。
ペアリング切り替えの手間が少ない点はAirPods Pro同様にPowerBeats Proの魅力でもあります。
バッテリー持ちがいい
公称でAirPods Proの2倍の9時間バッテリーが持つと言い張るだけあってバッテリー持ちはなかなかのものです。
私は中古で購入したので多少バッテリーの劣化をしている可能性はありますがバッテリーに不安を感じたことはありません。
私がPowerBeats Proのバッテリー持ちを気にせずに中古で購入した理由は「ランニングの時にしか使用しない」と決めているからです。
ランニングの時間は長くて30分なので極論を言えば私にとっては1時間バッテリーが持てばそれで十分。
そういうこともあり中古でも気にせず購入した次第です。
12000円でこの音質と使い勝手なら文句はありません。
PowerBeats Proのここがダメ
ケースが大きすぎる
イヤーフックがあるので仕方ないのですが、PowerBeats Proのケースは大きすぎます。
AirPods Proと並べるとあまりの大きさに思わず笑ってしまうほど。
AirPods Proはズボンのベルト部分に引っ掛けて持ち歩いても違和感がありませんが、PowerBeats Proは違和感しかありません。
小型のポーチで出かける際などはポーチのかなりの領域を占有することになるのでちょっとした外出には不向きと言わざるを得ません。
ワイヤレス充電に非対応
なぜなのか本当に意味がわからないのですが、PowerBeats Proのケースはワイヤレス充電に非対応です。
iPad ProがUSB-C端子になった現在Lightning端子のApple製品はiPhoneとイヤホン系のみ。
そのiPhoneとAirPods Proはワイヤレス充電に対応しているのでLightningケーブルを持ち運ぶことは久しくなかったのですがPowerBeats Proのために持ち歩くハメになりました。
ケースが大きいんだからQiのレシーバーぐらい積んでくれ・・・。
せめてUSB-CならパソコンやGalaxy Foldと兼用できたのに・・・。
外音取り込み/ノイズキャンセリング非対応
ワイヤレス充電だけでなく外音取り込みやノイズキャンセリングに非対応な点もPowerBeats Proの惜しいところ。
主にワークアウトでの使用なのでノイズキャンセリングはなくてもいいのですが(安全面で)、外音取り込み機能は搭載して欲しかったというのが本音のところ。
AirPods Proで外音取り込みを利用してからこの機能の虜になったので残念です。
コンビニでお茶を買う時にいちいちイヤホンを外さねばならないのが面倒で・・・。
まとめ
以上がPowerBeats Proの購入レビューでした。
総評するとPowerBeats Proはメインというよりはワークアウト専用のイヤホンとしての購入がベストであると思います。
ケースが大きすぎて気軽に持ち運べないので、普段使いは間違いなくしなくなると思います。
基本の外出はコンパクトなAirPods Pro、ランニングなどの運動時はPowerBeats Proといった使い分けになりそうです。
ランニングであればイヤホンを外す機会がコンビニぐらいしかないのでケースを持ち運ぶ必要がないのでケースの大きさというデメリットは気にしないでよくなります。
音はAirPods ProよりもいいのでAirPods Proの音質が気に入らない人はサブでPowerBeats Proを購入してみてはいかがでしょうか。
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