こんにちは、Yotchanです。
本日はvivo X FoldとGalaxy Z Fold 3の実機比較レビューを行っていきたいと思います。
それぞれに長所短所はありましたが、私の使い方ではvivo X Foldの方がマッチしていました。
VoLTE解放されました
Z Fold 3からX Foldへ買い替えた理由
私がGalaxy Z Fold 3からvivo X Foldに買い替えた最大の理由はフォルダブルスマホでもカメラ性能が高い端末が欲しかったことにあります。
Z Fold 3のカメラは私が常用しているハイエンドスマホたちと比較するとどうしても見劣りするので、購入して4ヶ月で片手の指で数えられるほどしか写真を撮っていませんでした。
Z Fold 3とX Foldではカメラ性能を比べるまでもないのでこの点に関しては本記事で比較せず、実際の使い勝手に焦点を当てて紹介したいと思います。
vivo X FoldとGalaxy Z Fold 3の外観比較
ディスプレイサイズはX Foldの方が大きい
メインディスプレイはZ Fold 3よりもX Foldの方が横に広い大きさです。
実用の上ではそこまで大きな差はない印象です。
実際の利用において使い勝手に差が出るポイントはカバーディスプレイの大きさです。
Z Fold 3のカバーディスプレイは横に狭かったので文字入力に悩まされましたが、X Foldは普通のスマートフォン並みのディスプレイサイズなので折り畳んだ状態ではX Foldの方が圧倒的に使いやすいです。
本体の厚みはほぼ同じ
気になる本体の厚みはそこまで変わらない印象です。
ヒンジの材質がX Foldはマットな質感なのでZ Fold 3よりも擦り傷対策に神経を尖らせなくてもいい点は個人的に気に入っています。
また、X Foldは閉じた時に隙間がないのも良いですね。
しかし、Z Fold 3もケースを装着すれば隙間は埋まるので埃に悩まされることはなかったため実用の上では差を感じていません。
X Foldの方が折り目が目立たない
X Foldを使用していて感動したポイントはZ Fold 3と比較して折り目が目立ちにくい点です。
Z Fold 3では横向きにした時に折り目が気になっていただけに使いやすくなりました。
vivo X FoldとGalaxy Z Fold 3の実用上の違い
フレックスモードでの動画再生はZ Fold 3の方が好み
私が多用している家事中のYoutubeの再生はX FoldよりもZ Fold 3の方が見やすいので使いやすい印象です。
X Foldはアプリが最適化されていないのか、Z Fold 3のように画面上部で全画面表示がされないのが残念です。
また、デバイスの置き方によってはX Foldのパンチホールカメラが非常に気になります。
今まで愛用していたZ Fold 3のインカメは画面内埋め込み式だっただけに非常に目障りです。
スピーカー性能はX Foldの方が高い
Galaxy Z Fold 3とvivo X Foldのスピーカー性能に関してもテストしてみました。
比べてみたところX Foldの方がスピーカー性能が高い印象です。
雑誌の表示領域は変わらない
X FoldはZ Fold 3よりも横幅が広いものの、縦の長さは変わらないので雑誌の表示領域は変わりません。
見開きでも余白が広がるだけで視認性がよくなるということもありませんでした。
dマガジンアプリにおいては雑誌の表示とパンチホールが被らないようになっているのでYoutubeの全画面時のようなストレスを感じることはありませんでした。
KindleアプリはX Foldの方が見開き表示ができるのでいい
KindleアプリではZ Fold 3では本体を横向きにしても見開きにならない点が残念でした。
一方で、X Foldでは見開きに対応しているので読みやすくていいですね。
漫画アプリはZ Fold 3の方がいい
Kindleと違ってマンガワンで漫画を読む際にはノッチが気にならないZ Fold 3の方が快適ですね。
位置の関係でパンチホールとセリフがよく被るのがストレスです。
dマガジン、Kindle、マンガワンでそれぞれ表示方法が異なるので使い勝手はアプリのUIに依存するというのが両機種を使って感じた印象です。
X Foldは画面内指紋認証!
生体認証の方式はvivo X Foldの方が優れています。
本体側面にセンサーが配置されているZ Fold 3に対してX Foldはカバーディスプレイとメインディスプレイの両方で画面内指紋認証が使えるという変態っぷり。
認証速度も速くかなり便利です。
メインディスプレイのカスタマイズ性はZ Fold 3の方が高い
GalaxyのOne UIとvivoのOrigin OSではUIに大きな違いがあります。
メインディスプレイにおいてはOrigin OSではドックにおけるアプリの数が最大で5つまでなのに対してOne UIでは8つのアプリを配置することができます。
また、ホーム画面へのウィジェット配置に関してはOrigin OSでは一部使えなかったり大きさの変更ができないものもあったのでOne UIの方が使いやすい印象です。
カバーディスプレイはX Foldの方が使いやすい
X Foldはカバーディスプレイとメインディスプレイのホーム画面が一緒
vivo X Foldのカバーディスプレイのホーム画面はメインディスプレイを左右に分割して表示されるので、後述のGalaxy Z Fold 3よりも扱いやすい点がメリットであると感じました。
メインディスプレイのドックに置けるアプリが少ない原因ともなっているUIではりますが、カバーディスプレイの広さもあって普通のスマホのように使用できて使いやすい端末です。
Z Fold 3はカバーディスプレイとメインディスプレイを別途作成の必要あり
Galaxy Z Fold 3はホーム画面とカバー画面の共有をすると少し面倒なのでそれぞれのホーム画面を別途作成せねばならない点が少し面倒でした。
一度作ればそれで終わりではありますが、アプリの配置などが変わるので混乱する時もありました。
正確にはカバー画面とホーム画面をX Fold同様に共有することはできますが、そうするとメインディスプレイのドックに配置できるアプリがX Foldよりも少ない4つになってしまうのが辛いポイントです。
無難に使いたいのであればZ Fold 3
vivo X Foldのデメリット
- VOLTE非対応→LINEMOなどSB系はデータ通信可【OriginOS 3で解放されました】
- 通知が来ない時がある→Outlookが通信できない時があるのが辛い
- バックグラウンドで処理するアプリが機能しないケースもある
- 本体サイズが重すぎる。310g+ケースは手首が逝くので腱鞘炎対策は必須。
Galaxy Z Fold 3からvivo X Foldに移行して感じたデメリットは上記4点です。
普通のスマートフォンでは当たり前のことができないこともあるので基本的に他のスマートフォンと併用するサブ機としての利用をオススメします。
そもそもvivoのスマホを買うような層は他にスマホがあるので全く問題ないと思います。
Vivo X Foldはカメラ重視のフォルダブルユーザーにオススメ
はじめてのフォルダブルスマホの使用であればGalaxy Z Foldシリーズをオススメしますが、私のようにある程度使い慣れたユーザーにとってはvivo X Foldは最高の端末です。
X70 Pro+と遜色ないレベルのカメラ性能を備えているという点がストレスフリーで快適です。
以下に作例を数枚お示しします。
細かい点ではX70 Pro+の方が上でしたがフォルダブルでここまで撮れれば文句はありません。
vivoお馴染みの圧巻の低照度撮影能力も健在なのでとにかくカメラ性能が高いフォルダブルスマホが欲しい人にはvivo X Foldはオススメです。
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