こんにちは、Yotchanです。
本日は家の固定回線をWiMaxから楽天Unlimitへ移行するか悩んでいる話をしたいと思います。
通信費の節約がしたい
先日、自宅が楽天Unlimitの楽天回線エリアになっていることに気づいてから我が家のWiFi環境の見直しを行なっています。
手始めに楽天Unlimit用にモバイルルーターを買い足して環境を整備したのちYoutubeでの動画視聴などを存分に楽しんで10日で123.5GBに及ぶデータ通信を行いました。
1日の平均で約12.3GBのデータ通信を行なっている計算になります。
実際にこれだけヘビーに使用していると見えてきたこともあるので簡単に紹介したいと思います。
我が家での運用環境
楽天回線の家庭内WiFi化の情報共有をする前にまずは我が家での運用状況について記載します。
- 自宅:電波状況良好な4階建ての4階
- 通信機器:Huawei 801HW
- 主な用途:Apple TVでの動画鑑賞
まず、楽天回線エリアで重要になってくるのが屋内での電波の掴みやすさです。
楽天モバイルはプラチナバンドの割り当てがない関係で屋内で圏外になりやすいという残念な特徴があります。
大阪市内ではお店の前では繋がっていたのにラーメン屋の中に入ると圏外になるということがあったりするので自宅が楽天回線エリアであっても電波状況によってはWiFi化ができないケースもあると思います。
その点に関しては幸い我が家は最上階の部屋ということもあって電波状況は良好でした。
次に重要となってくるのが通信機器の選定です。
メルカリなどで楽天Unlimitで利用できるモバイルルーターを検索すると3000円程度でWiMaxのW04,W05などが販売されていることが確認できます。
しかし、これらの端末は年式が結構古いルーターなので電波を掴む能力で現行モデルよりも劣っていたり、通信範囲の狭さや同時接続できる端末数が少ないといった問題が生じる可能性があるので個人的にはオススメしていません。
そのため、我が家ではモバイルルーターの中でも比較的最新の部類になる801HWを用いて楽天UnlimitをWiFi化して運用しています。
思っていたよりも快適
通信速度が安定
Apple TVのYoutubeアプリで4K動画を再生しながらMacBook 2017でスピードテストを行なったところ49Mbps前後の安定した通信速度を得ることができました。
この2週間近くほぼ毎日計測していましたが遅くても20Mbps程度は出ているので特に支障もなく快適に過ごすことができています。
我が家はWiMaxのアンテナが最大でも2本しか入らなかったので通信品質ではWiMaxよりも楽天Unlimitの方が安定している印象です。
速度制限でも動画再生に支障なし
楽天Unlimitでは自社回線では一日10GB以上のデータ通信を行うと翌日0時まで5Mbpsの速度制限が課せられます。
こちらは速度制限時に通常時と同じ条件でYoutubeで動画を再生しながらMacBook 2017でスピードテストを行なった結果です。
意外なことに速度制限を課せられても動画の画質が著しく落ちることもなく動画を再生しながらのネット検索も特段支障なく行うことができて驚きました。
Wimaxの「3日で10GB超過時に翌日18時から翌々日2時まで1Mbpsの通信制限」と比べると遥かに実用的です。
日中妻がYoutubeを垂れ流しているので毎日18時移行1Mbps制限で使い物にならなかったことを考えると速度制限時でも高画質な動画を視聴できる楽天Unlimitは我が家に適しているように思えます。
WiMaxの解約を検討する上での懸念事項
このように我が家ではWiMaxよりも使い勝手がいい楽天Unlimit回線ですが、すぐにWiMaxを解約することまではできません。
家庭内WiFiなのでどうしても慎重になりますよね。
制限時の速度改訂が不安
※3 データ無制限は、楽天基地局に接続時。公平にサービスを提供するため通信速度の制御を行う場合があります。パートナー回線エリアは、国内は5GB超過後は最大1Mbps、海外は2GB超過後は最大128kbpsで使い放題。最大1Mbpsで使用時、動画再生・アプリダウンロード等では、時間がかかる場合あり。通信速度はベストエフォート(規格上の最大速度)であり、実効速度は通信環境・状況により変動します。
楽天モバイル
楽天Unlimitを固定回線化する上で重要なのが速度制限時の通信速度です。
楽天モバイルではパートナー回線および海外ローミング時の最大速度の記載がありますが楽天基地局接続時の速度制限に関する具体的な数値の記載はありません。
楽天モバイルは、自社回線に対応する「Rakuten UN-LIMIT」で自社エリアでの通信量が1日10GBを超えた際に適用する通信速度の制限を従来の最大1Mbpsから3Mbpsへと高速化した。
Shimajiro@mobiler
楽天から具体的な通信制限時の速度が発表されていない以上確認のしようがありませんが、ネットで検索すると最大3Mbpsという説があるようです。
実際に私が制限時に測定した通信速度も概ね近いので現状では10GBを超えた場合は3Mbps制限がかかるとの認識で問題ないかと思います。
しかし、この速度が今後も維持される保証はないので過信しすぎてもいけません。
全ては楽天次第なので固定回線にするには信頼度でWiMaxより落ちる点がネックです。
最近の楽天はポイント付与条件の改悪やアフィリエイト報酬の単価低下など楽天モバイルの赤字の影響が本体に及んでいることを実感しているだけに難しいところです。
WiMaxは日中は最強である点
制限時の速度は楽天Unlimitに劣るWiMaxですが制限時間外、つまり日中は最強の固定回線です。
WiMaxが3日10GB制限にかかってしまった場合に制限される時間帯は翌日18時〜翌々日の午前2時までです。
裏を返せばWiMaxは制限時間帯以外はどれだけデータ通信を行っても速度制限が課されないので使い方によってはこちらの方が好ましいケースもあるのではないでしょうか。
新しく端末を購入した時には写真などのバックアップデータをiCloudからダウンロードすることになります。
私の場合では写真で120GBあるので一日10GBを超えると3Mbps制限のかかる楽天Unlimitではいつまで経っても同期が完了されないことになりかねません。
それ以外にもたまに10GBを超えるファイルをダウンロードするとき(SteamゲームのインストールやmacOSのフルインストール)などでも楽天Unlimitでは時間が非常にかかってしまう点も悩ましい。
WiMaxは夜は無能ですが昼が有能すぎるんですよね。
まとめ
以上が現在の楽天Unlimit固定回線化への道の進捗でした。
実用上では特に不便はないもののたまに不便なシーンもあるのが楽天Unlimitです。
WiMax以外にもFuji SIM 100GBの契約があるのでWiMaxを切るか、Fuji SIMを切るか。
さまざまな要素が絡んでくるので頭が痛い問題です。
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