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こんにちは、Yotchanです。
健康診断で心電図を取る機会があったのでApple Watchの心電図データと並べて比較してみました。
Apple Watchが心電図に対応
本日、ついにApple Watchの心電図機能がついに開放されました。
Apple Watchの日本での歴史が変わった瞬間に立ち会えたことは非常に喜ばしいこと。
さらに個人的に最高だったのが健康診断と同日にWatchOS7.3がリリースされたこと。
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健康診断といえば心電図です。
そう、リアル心電図とApple Watchの心電図を同じ日に測定することができたのです。
これは比較しないわけにはいきません。
そこで、それぞれの画像データを比較してみることにしました。
健康診断の心電図とApple Watchの違い
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2021/01/E0DA60ED-48AA-42FB-A21F-88DC0174618B-1024x675.jpeg)
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Apple Watchで取得した心電図と健康診断で取得した心電図はそれぞれこのような感じでした。
素人ながら比較して受けた印象はApple WatchのECGはデータが少ないということ。
それも当然で、そもそものデータの取得方式が両者では異なります。
Apple Watchの心電図は四肢誘導のうちの第I誘導心電図という波形であるのに対して、病院で取得する心電図は胸部誘導という方式で取得された波形であるからです。
手足からとる心電図(四肢誘導)
両手首と左の足首に電極をつけ,手足の先から心臓の電位の変化を波形としてとら えて見るものです。大まかな心臓の電位の変化(活動の様子)を見ることができます。 この手足を使って心臓の動きを見る心電図には,標準肢誘導で右手首と左手首の間 で電位差を見る第I誘導,右手首と左足首のあいだで見る第II誘導,左手首と左足首 のあいだで見る第III誘導があります
トーアエイヨー
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![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2021/01/AB54F43B-199B-45B6-B7CF-C614FC9A8F1C-1024x534.jpeg)
詳しい説明は循環器系の疾患が専門領域であるトーアエイヨーのHPに掲載されているものを引用させていただきました。
MR試験の勉強でかじった程度なので詳しくはありませんが、心臓に近い位置で測定する胸部誘導の方がより詳しく心臓の電位変化を計測することができる点は理解できました。
実際に心電図の画像を比較してみるとその違いがよくわかるのではないでしょうか。
Apple Watchのデータは30秒間の電位の動きしか測定されていませんが、病院のデータはPR間隔やQRS幅などのより詳細なデータが測定されています。
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各用語に関しても詳しい説明は資料を引用させていただきました。
病院のECGは専門的な機器であるだけにやはりデータ量が違うのですね。
これらの波形の感覚から循環器専門医は心臓の異常を見つけ出し、治療してくれるのです。
医者ってすごい。
このように専門的な情報を見れば見る程にApple WatchのECG機能が簡易的なものであることがわかります。
だからといってApple Watchが劣っているのかと言われるとそんなことはもちろんありません。
GPSモデルであれば4万円以内から購入できるスマートウォッチに搭載されているというだけでも意義は高いですし、Apple Watchで簡易的に測定したECGですら異常が発見された場合は高確率で何かしらの原因疾患を抱えていることが予想されます。
疾患の治療のきっかけを与えてくれるということは私たちの生命を維持する上で非常に重要です。
Apple Watchは比喩ではなく私たちの命を救ってくれる「スマートウォッチ」へと昇華されました。
調べてみるとなかなか面白かったので時間がある時にApple WatchのECGの仕組みを勉強してまとめてみようと思います。
トーアエイヨーの資料頼みにはなると思いますが・・・。
Apple Watch本体ではなく「心電図アプリ」が管理医療機器としての承認を受けていたり調べてみると結構面白いんですよね。
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