こんにちは、Yotchanです。
本日はカメラのレンズフィルターに付着してしまったアロンアルファを『アロンアルファはがし隊』で剥がせるのか試してみた話をしたいと思います。
コーティングへの影響が気になるところですよね。
PLフィルターにアロンアルファが付着する事故が発生
昨日の記事にてPLフィルターに揮発したアロンアルファがこびりついてしまって死亡したことをお伝えしました。
コーティングのことを考えるともうダメな気もしますが、フィルターの外側ではなく内側への付着なので何とかなるような気もしていました。
何もせずに7000円のフィルターをドブに捨てるのは勿体なさすぎるのでアロンアルファの剥がし剤で取り除くことを試してみることにしました。
レンズ内側へのアロンアルファの付着はなんとかなりそう
ガラス製のレンズは綺麗に剥がせた
説明書にはアロンアルファが付着した部分に『アロンアルファはがし隊』を厚めに塗るよう記載があったので半ばヤケクソ気味にたっぷりと塗りました。
はがし隊の主成分はアセトンとエタノールなのでガラスのレンズはともかく外周部の材質への影響は気になるところです。
まぁ、すでに死んだようなものなので失うものはありません。
一回目が終わった時点ではまだアロンアルファが残っていましたが、2回目で外周の隅っこ以外は綺麗に剥がすことができました。
レンズの内側だったこともあるのかコーティング剥がれのようなものは見受けられません。
このPLフィルターと同じT*コーティングがレンズに施されているX90 Pro+はアロンアルファを綺麗に拭き取ることができたことから、アロンアルファが付着して剥がれなかった内側へは特にコーティング処理がされていないことが推察されます。
なので影響がなかったのでしょうね。
フィルターケースにPLフィルターを装着するとこんな感じです。
従来同様にクリアに見えるのでなんとかなったようですね。
プラスチック製のケースはやはりダメ
ガラス製のレンズでは問題なさそうでしたが、プラスチック製のケースへの使用はやはりダメだったようです。
はがし隊の主成分が有機溶媒だったのでダメだろうなと思いつつの使用で案の定外周部分が溶けてしまいました。
ステップダウンリングは問題なさそうだったのでフィルターケースとしての利用に支障がなかったことは幸いです。
アロンアルファには気をつけよう
今回はアロンアルファの便利さと難点を再認識させられる一件となりました。
フィルターケースを作成した後はアロンアルファが完全に揮発してスマホ本体やフィルターへ影響がなくなるまで放置することをオススメします。
ケースが溶けたのでX90 Pro+にはがし隊を使うのは躊躇われる。本当にどうしよ…。
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