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音量ボタンが点滅してセットアップができない初代HomePodを4500円で購入してみた話

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こんにちは、Yotchanです。

本日は音量ボタンが点滅してiPhoneなどに接続できないHomePodを格安で購入してみた話をしたいと思います。

目次

某フリマでジャンク品を購入

先日、某フリマアプリを巡回していたところジャンク品のHomePodが4500円で販売されていました。

ジャンク理由は「音量ボタンが点滅して接続できない」というもので電源自体は入っている様子。

工場初期化で治れば儲けモノなのでとりあえず購入してみました。

実物をしっかりと見るのは初めてですがなかなか良いデザイン。

これは動けばかなり重宝しそうな予感。

復活できることを祈るばかりです。

症状について

症状について確認したところジャンク理由に記載の通りでした。

電源をコンセントに挿して立ち上がると音量ボタンが点滅するのみでセットアップに進めません。

このままではどうしようもないので初期化を試してみます。

初代HomePodの工場初期化方法

ホーム App から HomePod を削除できない場合は、HomePod の上部を押して工場出荷時の設定にリセットできます。以下の要領で行ってください。

1.HomePod を電源から取り外すか、HomePod mini の場合は電源アダプタを取り外し、10 秒待ってからもう一度接続します。

2.10 秒待ってから、HomePod の上部に指を触れ、そのまま長押しします。

3.回転する白いランプが赤に変わります。指を押し続けてください。 

4.HomePod がこれからリセットされることを Siri が知らせてくれます。ビープ音が 3 回鳴ったら、指を離しても大丈夫です。

リセット後も HomePod がホーム App に表示される場合は、ホーム App から手動で削除する必要があります。

Apple

工場初期化の方法はAppleのHPにて記載がありますが、今回のケースで該当する方法はこちらのみとなります。

Appleからアナウンスされている第一の初期化方法である「iPhoneのホームアプリからHomePodを初期化する」という手段はそもそもセットアップができていないので選ぶことができません。

また、MacやWindowsパソコンに接続して初期化する方法についてはHomePod miniのみの選択肢で外部端子が存在しない初代HomePodでは利用できない点に注意が必要です。

この点はAppleサポートで対応してくださった3名ともが勘違いされていたので意外でした。

初代HomePodの問い合わせを受ける機会がほとんどないのでしょうね。

上記の手順通りに初期化作業を試みるとこのような状況に。

手順の3番目まではいきますがSiriのビープ音が鳴らずにそのまま音量の点滅に戻ってしまいます。

何度試してもこの状態から変わらないので詰んでいる状況になりました。

このまま何度トライしても状況が好転することはないと判断してAppleサポートに問い合わせてみることにしました。

Appleサポートの見解

一人目

サポート(以下、サ)「まずはHPに公開している工場初期化を試してみてください。それでダメならMacに接続して初期化をお願いします。」

私「既に試しています。また、初代HomePodには端子がないのでMacでの初期化はできません。」

サ「でしたら有償での交換対応となりますので32800円がかかりますがよろしいでしょうか?」

Appleサポートに問い合わせて得た回答の概要はこのような感じでした。

運が悪かったのかあまり詳しくなさそうな人に当たってしまったので少し時間を置いて再度問い合わせをすることにしました。

二人目

サ「まずはHPに公開している工場初期化を試してみてください。それでダメならMacに接続して初期化をお願いします。」

私「既に試しています。また、初代HomePodには端子がないのでMacでの初期化はできません。」

サ「失礼致しました。お申し出いただいた症状について報告がないか調べてみますので少々お待ちください」

サ「お待たせ致しました。今回お客様よりお申し出がありました症状については過去にも複数発症していたことがわかりました。原因がハードウェアによるものなのかソフトウェアによるものなのかは電話では確認することができないので、一度Apple Storeにお越しいただき検査をしてみてはいかがでしょうか?」

二回目はAppleCareのアドバイザー?なる肩書きを持つ方にご対応いただきました。

今回は一人目の方と違って類似報告を調べていただき、不具合解消に繋がる提案をしていただけたので当たりです。

不具合解決のためには提案いただいた検査を行ってもらうしかないので近場のApple Storeを予約して訪問することにしました。

Apple Storeにて

サ「本日はご足労いただきありがとうございます。早速ですが症状を確認させていただきます。」

ここから工場初期化などを試してみるも音量点滅から変わらないことを確認し、次の段階へ。

サ「本体での初期化ができないことを確認できましたので、HomePodを強制終了するコマンドを送ってみますね。・・・HomePodと繋がらないのでダメですね・・・。」

私「詰みましたね。思ったのですが、外部端子がないのでMacに繋いで初期化するといった選択肢も取れませんし普通に設計ミスじゃないですか?」

サ「初代のこの問題点を解消すべくHomePod miniではUSB-C端子が搭載されたと聞いています。」

私「やっぱりw」

サ「初代HomePodはApple Storeで検査ができず、工場に送るしかないので基本的には修理ではなく交換のご案内となっております。保証期間が過ぎている製品の交換の場合は新規での購入よりも少し安い29800円となりますがいかがなさいますか?」

私「諦めます。」

Apple Storeでのやりとりはこんな感じでした。

いや、検査できない上に最初に案内された交換の値段と違うやないかいwというツッコミが頭をよぎりました。

強制終了のコマンドを受け付けるかどうかが検査に入ると言えば入るのかな?

いずれにせよHomePodの音量が点滅する不具合が発生してしまったら詰んでいるのは確実のようですね。

電源が入って初期化の手順も途中まではクリアするだけに悔しい結末。

ポートレスなデバイスはパソコンで復元ができないのが本当に致命的ですよね。

初代HomePodは価格もスマートスピーカーとしては高額であるだけに欠陥と言っても差し支えないレベルな気がします。

交換するにも29800円あればHomePod miniを二台買ってステレオペアを組めたりするので対処をどうするか悩ましいところですね。

それにしてもこの手元に残った置物をどうしようか・・・。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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