MENU
カテゴリー

SNSやスマホ依存から抜け出した方法。スマホを触らない環境づくりが大事

  • URLをコピーしました!
かつてのスマホ依存重症患者

こんにちは、Yotchanです。

本日はSNS断ちを推進していくうちにスマホにほとんど触らなくなった方法を共有したいと思います。

冷静に考えると1日の可処分時間のほとんどをスマホやSNSに費やすのはもったいないですよね。

目次

SNS依存≒スマホ依存

私の場合、スマホに触れている時間のほとんどはSNSの閲覧にあてられていました。

中学3年の春休みにiPod Touchをお年玉で購入したことをきっかけにTwitterに登録して以降、12年以上にわたってTwitterに生息していたのでもはや半生をネット上で過ごしていたと言っても過言ではありません。

それ故にSNS依存も深刻なもので、スマホを持つ→Twitter→ネット検索→Twitter→漫画アプリ→Twitterといったようにスマホを持つという行為がトリガーになってSNSに時間を奪われ続けていたのがこれまでの人生でした。

脱SNS依存のきっかけ

意識の半分をネットの世界に置いて過ごしていた私でしたが、興味のない話題(ガレソ砲をはじめとする私刑や不倫など)やインプレゾンビで溢れかえっている昨今のTwitterに嫌気がさしてくるようになりました

もはやTwitterはかつてのようにフォロワーのツイートだけを閲覧して気になる人とコミュニケーションを交わす場ではなくなり、無関係の人間のポストが表示されるおすすめタブに代表されるように企業や名声を求める個人の宣伝や収入源としての場になってしまっているのが実情です。

タイムラインに流れている自分にとって不要な情報は目に入るだけでも脳のリソースが取られて疲れるので有害です。

流石に1mmも興味のない話題で時間が奪われることが馬鹿らしくなってきたので12年入り浸ったTwitterから距離を置き、ブログ記事の更新情報やボヤキの垂れ流しといった主体的な発信以外を行わないことを決意するに至りました。

SNS依存から脱却するために行ったこと

  • SNSは基本タブレットのみで
  • スマホを身の回りに置かない
  • スマホを触りたくなったらKindleを手に取る
  • 「現状維持バイアス」という概念を知る
  • 寝室にスマホを持ち込まない
  • 空いた時間で「やりたいこと」を考える

SNS依存から脱却するために行った順序としては上記のとおりです。

まず、①〜③でSNS巡回のトリガーとなっていたスマホを持つ習慣を薄めていき、④にてSNSを惰性で見てしまう原因について理解し、⑤⑥でSNS・スマホ依存から脱して変わる人生について体感したり考えるといった流れです。

①SNSは基本タブレットのみ

私が最初に行ったことは全てのスマホからTwitterをアンインストールし、iPadのみで確認する方法です。

スマホと違って片手で操作ができないiPadは少しめんどくさいので「そこまでしてTwitterを見たいのか?」という意識がはたらくようになりました。

完全にTwitterを切り離すのではなく、見ようと思えばいつでも見れるという距離感がちょうど良かったのかもしれません。

Yotchan

このステップで自分が漫然とアプリを立ち上げてSNSの不要な情報に時間を奪われていたことを自覚しました。

②スマホを身の回りに置かない

①と並行して身近にスマホを置かないことも心がけていました。

リビングで家族と同じ空間で過ごす際にネットの世界に没入しないための環境整備として全てのスマホを自室にいてみたところ、この方法は思っていた以上に収穫がありました。

私がリビングにいる時はだいたい4歳の娘もいるので、スマホがないことで暇を持て余したら遊びに誘うことで娘のYouTube時間の減少にも繋がり一石二鳥な結果でした。

Yotchan

YouTubeから学ぶこともあるのでしょうが、両親がスマホを触ってるので暇だから動画を見るという習慣が形成されるのは好ましくありませんよね。

仕事中はデスクの上に私用スマホは置かずにカバンの奥にいれています。

③スマホを触りたくなったらKindleで読書

寝かしつけ中も読書

娘がどうしてもYouTubeを見ると頑なだったり、寝かしつけの時間にスマホを触りたくなったらKindle Paperwhiteを手に取って読書することにしました。

SNSやネットサーフィンよりもKindleで読書する方が有意義であることは言うまでもありません。

「スマホを触りたくなったらkindle」というトリガーが定着した背景には①と②を継続して行っていたことも大きいと思います。

④「現状維持バイアス」を認識する

②③を意識せずに行えるようになったあたりでスマホやSNSに触れているときに「今の自分は現状維持バイアスに囚われているな」と客観視できるようになっていました。

現状維持バイアスとは、変化を避けて現状維持を望む心理傾向のことです。認知バイアスの一種で、確証バイアスや同調性バイアスと並んで知られています。

現状維持バイアスに陥る原因としては、次のようなことが考えられます。

  • 慣れ親しんだ状態を「安定」と捉え、変化や別の選択をしたときの失敗を恐れる
  • 安定性と予測可能性を求める本能的な欲求
  • 変化に伴うリスクや不確実性を避けるため、現状の状態や意見を守ることを好む

日常生活における現状維持バイアスの例としては、次のようなものがあります。

  • いつも同じ店に行き、同じ席に座り、同じメニューを注文する
  • 新しい趣味を始めようと思っても、なかなか行動に移せない
  • 健康的な生活習慣を取り入れようと思っても、なかなか続かない

現状維持バイアスを克服するには、自己認識と洞察力を高めることが大切です。自己分析を行い、自らの行動や意思決定に影響を与える心理的要因を理解します。また、他者とのフィードバックを受け入れる姿勢を持ち、客観的な視点を得ることも重要です。

Google検索にて「現状維持バイアス」と検索した際に表示されるAIによる概要は上記のとおりです。

SNSの投稿を次々と巡回してしまう行為は自分の意思ではなく現状維持バイアスによって齎された結果です。

もっと言えばスマホを手に取るとなんとなくSNSを立ち上げてしまう行為自体もスマホを触り続ける現状維持バイアスがはたらいた結果です。

スマホ依存やSNS依存は自分の意思による結果ではなく、現状維持バイアスという心理傾向の結果でしかないことを自覚したことでSNSへの依存心がなくなりました。

Yotchan

現状維持バイアスについて詳しく知りたい方はこの2冊が読みやすくていいかもしれません。日常生活でのあるあるの原因も書かれていて面白かったです。

現状維持バイアスの理解を間違えていたら申し訳ありません。ざっくりこんな感じなのだろうという私の理解を記載しています。

⑤寝室にスマホを持ち込まない

④でSNSへの依存心を克服したことでわざわざ寝室で確認したい情報がなくなったのでスマホを寝室に持ち込まないことを決意しました。

SNSとの付き合い方について自分で理解し決めたことだからか、決意した日以降は就寝時にスマホを持ち込むことはなくなりました。

ディスプレイの光や寝付けなくてなんとなくネットサーフィンをすることがなくなったおかげで寝付くまでの時間や寝起きの体調が良くなった気がしています。

どうしても寝付けない時のためにKindleだけは枕元に置いています。しかし、いざとなったらKindleで本を読めば良いということがお守りになっているのかKindleを手にすることは今のところありません。

⑥空いた時間で読書や「やりたいこと」を考える

ここまでの取り組みでSNSどころかスマホを触る時間が格段に減り、浮いた時間で気になる本をジャンル問わず読んだり日記を書いたりして過ごすようになりました。

読書を通じて得た「現状バイアス」の影響を自覚できたことは確実に人生を変えてくれましたし、数行程度の簡単な日記を書き始めたことをきっかけに筆が乗った日には最近の出来事を通じて気づいた今の自分の考えを手帳に整理するようにしています。

このような時間を過ごすことで日々の慌しさを言い訳に目を逸らしていたどんな風に人生を過ごしたいのかということを見つめることにも繋がり、スマホで時間を浪費したくないという思いが強くなっています。

※この方法の限界

  • タブレットを持っていない人
  • LINEでのやりとりがトリガーとなる惰性操作

以上が私がSNS依存、スマホ依存から脱却するために行った行動と順序ですが、この方法はあくまでも私にとって有効であっただけで万人向けというわけでもありません。

結婚してからはLINEで友達とやり取りをする機会がほとんどないので自室にスマホを置きっぱなしでも休日を過ごせているといった背景はありますし、そもそもタブレットを持っていない人はSNSとの距離感は0か100かになってしまうことは想像に難くありません。

結局は自分の環境に応じてどのようにしてスマホとの距離を取る環境を整備できるのかという点が成功するかどうかの鍵となるのでしょう。

Yotchan

ダイエットのための筋トレや運動に何度も挫折している私に「意志力に頼るのは無駄で、環境整備こそが重要である」ということに気づかせてくれた本です。読まないのは損と言い切れるほどの名著。

スマホはあくまでもツール

スマホがある生活が当たり前になったことで意識する機会がなくなりましたが、スマホはあくまでもツール、すなわち道具であることを距離を取るようになってから感じています。

思い返せばスマホが存在しなかった中学時代は特に不便していなかったのでもっと時間を自分の欲求に従って過ごせていたような気がしています。

何事もそうですが知らぬ間に依存してしまっているという状況が一番恐ろしいもの。

公園でスマホばかり触っている親にはなりたくないですよね。

スマホを使っていたはずがスマホに時間の使い方を支配されていた事実に気づけたことは今後の人生に大きな影響を与えることは間違いありません。

スマホの画面ではなく目の前の現実に向き合って生きていけるようにこれからも努力していきたいと思います。

合わせて読みたい記事

ガジェット好きはこちらも必見!

カテゴリー

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次