こんにちは、Yotchanです。
本日は電子接点のないFUJIFILM X-Pro2でフォクトレンダーのNOKTON 23mm F1.2を使用した際の操作感について共有したいと思います。
富士フイルム機の電子接点のメリット
フォーカスチェックが利用可能
マニュアルフォーカスレンズを使用する際に最高に便利なフォーカスチェックを利用できる点が電子接点対応機のメリットです。
電子接点非対応のX-Pro2ではピント部分の拡大ができないので開放で撮る際にもどかしさを感じました。
電子接点対応のX-T30で撮る方が明らかに撮りやすさは違いますね。
Exif情報が反映される
フォーカスのやりやすさ以外でも電子接点対応機のメリットはあります。
撮影時に大きな影響がないとはいえボディ側で絞りが連動したり、写真にExif情報が記載される点はブログに写真を掲載する機会がある身としては便利です。
同じ焦点距離のマニュアル専用のレンズを複数本持っている人にはExif情報は大事ですよね。
絞りによる写りの違いを確認したくてもExifに書かれないとどうしようもないんですよね…。
よく見たら焦点距離もX-Pro2では換算35mmなのに換算53mmで表示されていますね…。
パララックス補正に対応(X-Pro3のみ)
電子接点対応のX-Pro3のみパララックス補正に対応しています。
個人的にはX-Pro2でもERFで正しいピント位置が確認できるので特に困ることはなさそうです。
私の個体ではOVF撮影時は正しい位置から左斜め上ぐらいにフォーカス位置が表示されています。予め傾向を把握しておくことで対応できる範囲ですね。
X-Pro2でもマニュアルフォーカスレンズは実用可能
フォーカスピーキングは電子接点がなくても使える
EVFや液晶で撮影する際のピントの目印になるフォーカスピーキングは問題なく使用することができました。
純正レンズのフォーカスチェックの簡便さに慣れ親しんだ身からするとピント部分が拡大されないのが少し不便ですが、ピント自体は外していないのでOKです。
マニュアルフォーカスレンズでもERFは使用可能
残念ながらvoigtlanderのレンズではフォーカスチェックが使えないX-Pro2ですが、OVFでのERFは問題なく使用することができます。
フォーカスチェックと違ってファインダー全体ではなく小窓での表示になることからピントの正確な確認はできないものの、確認できないよりは全然いいので助かっています。
どのレンズでもERFは使えると思うのでマニュアルレンズが合うのか手持ちのレンズで操作感をテストしてみてもいいかもしれません。
ERFという概念がないX-Proシリーズ以外の旧型機(X-E1など)ではフォーカスピーキングしか指標になるものはないのかも?
X-Pro2とフォクトレンダー NOKTON 23mm F1.2の組み合わせは最高
X-Pro2でフォクトレンダー NOKTON 23mm F1.2を使っているとどうしても便利なX-Pro3が欲しくなってしまいますが、見た目が最高なので今のところ物欲は抑えられそうです。
外観的にはDRシルバーのX-Pro3が好みすぎるものの、液晶での撮影を気軽にできる方が撮影の幅が広がるのでX-Pro2でもフォクトレンダーのレンズの運用はできそうな予感。
とはいえ、フォーカスチェックとExif対応は地味に便利なので予算ができればマニュアルレンズ専用でX-Pro3を買いたくなるんだろうなぁ…。
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