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古のAndroidウォークマン「NW-Z1060」と「NW-F887」を発掘して懐かしい「音」を聴いた話

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こんにちは、Yotchanです。

本日は古のAndroidウォークマン「NW-Z1060」と「NW-F887」を発掘したので久しぶりに使用してみた感想を紹介したいと思います。

目次

NW-Z1060

2011年12月10日発売。シリーズ初のAndroid搭載機種であり、“ウォークマン史上最高音質”を実現したとする当時のフラグシップモデル。音質面では従来の「クリアオーディオテクノロジー」に加えてS-Masterをモバイル機器用向けに対応させた「S-Master MX」を搭載。さらに、ウォークマンとしては最大となる4.3型タッチパネル対応液晶ディスプレイ(800×480)を採用する。OSに「Android」を採用することでAndroid マーケットからのアプリのダウンロードが可能なほか、YouTubeやウェブブラウザ、Gmailが使用可能。また、CPUにNVIDIA製デュアルコアCPU「Tegra 2」を採用することで、アプリの起動や操作性の向上を図っている。 Bluetoothを搭載しており、別売のヘッドホンを接続することで本体とイヤホンを直接つなぐことなくワイヤレスで使用できる。2012年12月5日にAndroid 4.0へのOSアップグレードが提供され、F800シリーズで搭載された新機能などへの対応が盛り込まれた。

Wikipedia

NW-Z1000シリーズはウォークマンシリーズで始めてAndroidが採用された製品です。

ストレージ容量ごとにZ1050(15GB),Z1060(32GB),Z1070(64GB)という型番で私が所有しているのは32GBモデルのZ1060です。

このZ1000シリーズの初期OSのバージョンはAndroid2.3でRAMが256MBとお世辞にも使い勝手やレスポンスがいいとは言えず、ある意味当時の私に衝撃を与えたことが記憶にあります。

同時期に仕様していたiPod Touchの方が動作も軽快でレスポンスが良かったので初めてのスマホにはiPhone 5Sを選んだことにも繋がるなど、音楽プレイヤーながら私の生活に多大な影響を与えたと言っても過言ではありません。

購入当時はその音質に感動したことは言うまでもありません。

NW-F887

2013年9月25日発表、10月19日発売。音質面ではウォークマンとしては史上初となる最大192kHz/24bitのハイレゾ音源に対応し、従来の「クリアオーディオテクノロジー」に加えて先述のZXシリーズ同様、S-Masterをハイレゾ音源に対応させた「S-Master HX」を搭載。DSEEがMP3やAACなどの圧縮音源をハイレゾ音源相当にアップスケーリングする「DSEE HX」となり[† 38][† 39]、電源も左右正負の4つを独立させ、これまで必要とされてきたカップリングコンデンサーも廃止され、マイナス電源を追加することによりハイレゾ音源の忠実な再現が図られた。さらに、4.0型タッチパネル対応液晶ディスプレイを採用する。新たにFLACApple LosslessAIFFなどの高音質コーデックに対応し、NW-E040以来となるMP3・AACのギャップレス再生に対応[† 16]。また、2014年4月17日のアップデートでDSDフォーマット(DSD64・2.8MHz/1bit)にも対応した[† 30]。OSに「Android 4.1」を採用することでGoogle Playなどからアプリをダウンロードが可能なほか、「mora」から楽曲の直接購入が可能。また、CPUはテキサス・インスツルメンツ製の「OMAP4430 1.0GHz(デュアルコア)」を採用し、更に従来のNW-F800シリーズに対しRAMが1GBまで拡張され(従来のF800シリーズは512MB)、アプリの起動やシステムの安定性、操作性の向上を図っている。Bluetoothに加え、ウォークマン初のNFCに対応。Xperiaシリーズなどでよく採用されていたNFCがようやくウォークマンでも使用可能となり、NFC対応の機器にかざして接続できるようになった本モデル以降のウォークマンではmacOSとの接続にも対応した

Wikipedia

NW-F880シリーズははZ1000、そしてF800シリーズに続いて発売されたAndroid搭載ウォークマンの三代目となる機種です。

F887はZ1060の大きさが気になったのでコンパクトなウォークマンが欲しいと言うことで購入した記憶があります。

F887はバッテリー持ちがそこそこ良く、Z1060よりもレスポンスが良かったのでなかなか気に入っていました。

しかし、イヤホンをHA -FX850に変えたところさらに音質のいいウォークマンが欲しくなって2016年発売のNW-A35に乗り換えました。

そのA35はというとiPhoneと別に持つのが面倒になったこととバッテリー持ちの悪さから使わなくなり、圧倒的な音質でスマートフォンとの両立を実現させたZX507の購入まではウォークマンから離れていました。

2021年のNW-Z1060

Z1060は発売後にAndroid2.3から4.0へと大幅なアップデートが配信されており手元にある製品も当然アップデート済みです。

このウォークマンは私がF887を購入したタイミングで当時高校生だった妹にあげていたのですが、現在では流石に使われていなかったのでなんとなく回収してきました。

画面右下が割れているのでどんな使い方をしていたのか気になりますがきっと本体が大きいのでポケットから落としたとかそんなところでしょう。

Z1060は純正のW.ミュージックアプリの音質が微妙なので当時はNeutron Music Playerをよく使用していたのでダウンロードしようとしましたが残念ながら不可能でした。

Playストアのバージョンが古すぎるということで有料アプリのダウンロードは軒並み弾かれます。

このアプリはすでに購入済みなのでマイアプリからダウンロードしようとしましたが購入履歴の画面はエラーが出てアクセスできませんでした。

そもそもRAMが256MBしかないのでPlayストアの動作すら厳しく、目当てのアプリがある場合はChromeで検索してPlayストアのリンクを踏んでアプリページにアクセスするという手間をすればなんとかインストールすることはできます。

また、APKをストレージにぶち込んでインストールしようとしてもファイルマネージャーアプリが存在しないので上記の方法でPlayストアからインストールする必要があります。

このような調子なのでストリーミングミュージックアプリのインストールは難しく断念せざるを得ませんでした。

久しぶりに当時使用していた構成で音楽を聴いてみることにしました。

当時3万円ぐらいで購入したHA-FX850をFX1100のケーブルを用いてNeutron Music Playerで試聴して見たところ思いの外音質が良くて驚きました。

最新のZX507とFX850で聴くとウォークマン側の性能が高すぎて微妙だったのですがZ1060との組み合わせだとそこまで悪くありません。

なんだか懐かしい「音」で少し昔にもどった気分になりました。

W.ミュージックでも試聴してみましたが音が悪すぎるのでNeutronのインストールが実用の上での最低条件であるというのは当時と変わりませんでした。

有料版がインストールできなかったので無料版を入れていますが無料期間が過ぎると有料版の購入履歴をリストアできるのかだけが気がかりです。

2021年のNW-F887

F887は発売当時からAndroid4.1を搭載しておりメジャーアップデートの対応はありませんでした。

Z1060はフラッグシップモデルであったため特別にF800シリーズの新機能をアップデートで追加されたというだけでスタンダードモデルのウォークマンではそのような対応は基本的にされていないのでしょう。

動作はZ1060と比較するとサクサク動作するので使用に際するストレスはあまり感じません。

F887は若干Z1060よりもバージョンが新しいからかPlay StoreのマイアプリにアクセスすることができたのでNeutronの有料版をインストールすることができました。

また、Neon版もサーバーエラーで接続できなかったZ1060と違ってダウンロードすることができたので現在でも普通に使用することはできそうです。

しかし、残念なことにApple Musicは対応しておらずストリーミング音楽を再生することはできないことがわかりました。

Androidを搭載しているのでもしかしたらと期待したのですがダメでしたね。

どの世代のウォークマンならストリーミングミュージックの視聴ができるのか気になったので調べてみると現行最新のA100シリーズとZX507しか再生できないということがわかりました。

A35やA55など比較的新しめのAndroidウォークマンでも再生不可とのことなのでローカルとストリーミングの共存をしたい人はA100orZX507を購入するしかないようです。

Z1060同様にHA-FX850とNeutron Music Playerで音楽を視聴してみました。

この機種は背面のウォークマンロゴがスピーカーになっているという面白いデザインなのがこのスピーカーのせいで誤爆したことが何度もあったので個人的にはウォークマンにスピーカーは不要派です。

この時代は技術の進歩が大きく、2011年発売のフラッグシップ機Z1060より遅れて2年後の2013年に発売されたスタンダード機F885の方が音質がいいことがよくわかります。

ウォークマンとして初めてハイレゾに対応したことやFlac,Apple Losslessへの対応、DSEE-HXの搭載など音質面での技術革新が強い印象です。

それなりにいい有線イヤホンで聴けばiPhone + AirPods Proよりも音質がいいので今でも十分使用できるレベルかもしれません。

イヤホンをFX850からFX1100に変えてみてもいい音を鳴らしてくれます。

F887がすごいのかFX1100がすごいのかわからなくなってきますね。

FX1100も5年前のイヤホンなので最新のイヤホンに買い替えたらどうなるのか気になります。

まとめ

古のウォークマンを引っ張り出して見たところ案外音質がいいことに驚きました。

当然、最新モデルの方が音質がいいのは当然ですが昔のウォークマンと昔のイヤホンで音楽を視聴するのもまた楽しいひとときであるということを今回知ることができました。

昔聞いていた「音」を聴くという体験は音質を追求する以外にも音楽の楽しみ方があることを教えてくれました。

同じ楽曲なのにどこか懐かしい感覚を味わうことができるので古い機器が手元にある人は久々に視聴してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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