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こんにちは、Yotchanです。
本日はAirPods MaxとBeats Solo Proを比較していきたいと思います。
Beats Solo Proの仕様
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2020/10/IMG_3964-1024x768.jpeg)
- Apple H1チップ搭載
- ノイズキャンセリング対応
- 外音取り込み対応
- 連続使用時間22時間(ノイズキャンセリングオン)
- オンイヤー型ヘッドフォン
- 重量:267g
- 価格は29800円(税別)
Beats Solo Proの大まかな仕様はこのようになっています。
発売から一年以上経っているということもあり、すでに持っている人も多いのではないでしょうか。
基本的なスペックはAirPods Proのヘッドフォン版といった感じで使い勝手が非常にいいヘッドフォンです。
AirPods Maxの仕様
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- Apple H1チップ搭載
- ノイズキャンセリング対応
- 外音取り込み対応
- 連続使用時間20時間(ノイズキャンセリングオン)
- オーバーイヤー型ヘッドフォン
- 空間オーディオ対応(Appleデバイス接続時かつ対応コンテンツのみ)
- 重量:384.8g
- 価格は61800円(税別)
AirPods Maxは先日予約が開始されたばかりのApple初の純正ヘッドフォンです。
機能面では基本的にAirPods ProやPower Beats Proと同じですが、価格は大幅に上です。
AirPods ProとPower Beats Proの2つを購入してもお釣りがくると思うと衝撃の価格です。
果たしてこれらのヘッドフォンのどちらが買いなのか、カタログスペック上ではありますが比較していきたいと思います。
音質
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音質面では流石にAirPods Maxの方がいいことは言うまでもないでしょう。
価格もそうですが、比較対象であるSolo Pro自体が取り立てて音質の良いヘッドフォンではないことからも間違いありません。
AirPods Maxの音質に約7万円の価値があるのかはこれから評価されるところです。
現時点で私がSolo Proの購入に悩んでいる人に助言できることが一つだけあります。
それは音質重視でヘッドフォンを探しているのであればSolo Proよりも実勢価格2.5万円のBose Quiet Comfort35 IIを購入した方が間違いなく後悔しないと言うこと。
Solo Proを購入して3日後にQC35IIを視聴して絶望した私が言うからこそ間違いありません。
音質、つけ心地などのヘッドフォンの命とも呼べる部分は明らかに完敗していました。
H1チップの恩恵も大きいのですが、たまにしか使わないヘッドフォンであればペアリングの手間を惜しまずに音質を重視してみるのもありだと思います。
ノイズキャンセリング性能
ノイズキャンセリング機能に関しても AirPods Maxの方が性能が上であることが期待されます。
その理由としてはアクティブノイズキャンセリングに利用するマイクの数が業界最高峰の数を搭載していることが挙げられます。
アクティブノイズキャンセリングのための8つのマイク
音声を拾う3つのマイク(2つがアクティブノイズキャンセリングと共用、1つが追加マイク)
AirPods MaxはANCのためのマイクを8基搭載しています。
Solo Proは4基しか搭載されていないので両者の間には絶対的な差があることに疑いはありません。
ヘッドフォン界でも随一のANC性能を誇るBoseのNCH700ですらマイクが6基搭載に留まっていることから、AirPods Maxは世界最高のノイズキャンセリング性能となる可能性さえあります。
これは一度は試してみたいですよね。
つけ心地
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つけ心地については間違いなくAirPods Maxの方が快適であることが予想されます。
その理由はAirPods Maxがオーバーイヤー型のヘッドフォンであるのに対して、Solo Proはオンイヤー型のヘッドフォンであるからです。
オンイヤー型のヘッドフォンは耳の上にカップが接している関係上、装着時は耳への「締め付け」が起きるので2時間程度装着していると耳が痛くなってしまいます。
一方、オーバーイヤー型のヘッドフォンはカップが耳をすっぽりと覆っているので耳への「締め付け」がなく、長時間装着していても耳がほとんど痛くなりません。
Solo Proは前身であるSolo3 Wirelessと比較すると耳が痛くなりにくくはありますが、それでも長時間の使用は厳しいです。
オーバーイヤー型のAirPods Maxの方が長く連続して使用できることが予想されます。
持ち運びのしやすさ
ヘッドフォンを実用する上でやはり気になる点は持ち運びのしやすさです。
購入時に外で利用するつもりがなくても、実際に使用してみると気に入って外でも使いたくなるということはよくある話。
持ち運びやすさという点で見ると間違いなくSolo Proに軍配が上がります。
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写真を見るだけでわかりますよね。
Solo Proは折り畳みが可能で持ち運びの際はコンパクトに収納できますが、AirPods Maxはできません。
ケースの形も独特なのでバッグの中でかなりの幅を取ることは避けられません。
操作性
操作性の項ではどちらが優れているという話ではなく、使用者の好みによるところが大きいかもしれません。
AirPods Maxは最近のトレンドであるタッチセンサーではなくアナログなDigital Crownを採用している点が特徴です。
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2020/12/スクリーンショット-2020-12-10-2.23.56-1024x561.png)
Digital CrownはApple Watchでお馴染みのパーツですが、まさかのヘッドフォンでの採用です。
Digital Crownは滑らかに回るので操作性が良く、非常に使っていて気持ちのいいギミックなので個人的には興味深いところです。
![](https://gadget-nyaa.com/wp-content/uploads/2020/10/5F7283E7-F4DC-4736-8682-3DBB7531622E-1024x768.jpeg)
一方、Solo ProはBeatsボタンやその周辺を押すことで音量の調節などを行います。
この方式はボタンを押した際のクリック音が意外と耳に響くので私はあまり好きではありません。
そういった意味でもAirPods MaxのDigital Crownは一度は触ってみたいパーツです。
空間オーディオ
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AirPods MaxにあってSolo Proにはない唯一の機能。
それが空間オーディオです。
しかし、あまりこの機能は使えるシーンが限られているので気にしないでいいかもしれません。
空間オーディオが有効になるのは対応コンテンツ(映画や動画)のみなので普段聴く楽曲が臨場感あふれるサウンドになると言うわけではありません。
後述しますが、ヘッドフォンとしては超ヘビー級のAirPods Maxをつけて映画を見ると肩こりが凄そうなので実際に恩恵を受けることは少ないでしょう。
重さ
ヘッドフォンを連続して使用する上で影響してくることは耳への締め付け以外にも一つあります。
それはヘッドフォンの重さです。
本体が重いほど首へかかる負担が増加するので使用感への影響は避けられません。
そこで、それぞれのヘッドフォンの重さを確認しましょう。
- AirPods Max : 384g
- Beats Solo Pro : 267g
AirPods Maxはめちゃめちゃ重いです。
ヘッドフォン全体で見ても非常に重たい部類の製品になります。
iPhone 12 Pro Maxが220gぐらいなので、それよりも重たいものを常に首にぶら下げていることを想像してみてください。
肩が凝りますよね。
まとめ
以上がAirPods MaxとSolo Proの大まかな比較でした。
機能はほぼ変わらないのでどこまで音質を求めるのか、それに尽きると思います。
ただし、実使用する上では音質以外の面も考慮して選択した方が利用する機会が増えるので宝の持ち腐れにはなりにくくなります。
持ち運びやすさや使用に際しての負担などなど。
価格も価格なのでAppleに拘らずにコストパフォーマンスの面で納得のいくヘッドフォンを探してみることもオススメします。
BoseのNoise Canceling Headphone 700やSONYのXM4が4万円前後で比較的手が届く価格で音質もかなりいいので有力候補となるでしょう。
Solo Proも悪い製品ではないのですが、音質にこだわりたい人にはオススメはしないのでH1チップを感じてみたい人向けといった印象です。
とりあえずはAirPods Maxの発売を待ちつつ、他の製品も吟味していきましょう。
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