こんにちは、Yotchanです。
本日は『Xperia Pro-I』でのRAW撮影をやめることにした話をしたいと思います。
RAW撮影をやめたことでRX100シリーズと比較して優れた点も見つかったので正解だったかもしれません。
Xperia Pro-Iを3ヶ月使ってみて
現像するわけがなかった
『Xperia Pro-I』の「Photography Pro」ではRX100シリーズに近い操作感で写真を撮ることができることはみなさんがご存知の通りです。
この端末はスマホでなくコンデジとして導入したので『RX100M7』同様に「RAW+JPEG」で撮影を行うことが多かったですが、結局のところRAWデータを触る機会は一度もありませんでした。
SDカードから写真をパソコンなどに移行せねば何もできないコンデジと違い、『Xperia Pro-I』では撮ってすぐJPEGデータをSNSに共有することがほとんどだったからです。
一度シェアしたあとの写真のRAWデータを触ることなんてまぁないですよね。
コンデジとして導入してもやっぱりスマホの使い方になってしまいました。
RX100シリーズと違ってHDRの処理が爆速
「RAW+JPEG」での撮影をやめて「JPEG」で写真を撮るメリットはRAWが絡むと使用できないHDRをオンにすることができる点です。
RX100シリーズではHDRの処理中に被写体が動くとブレブレの写真になることもあって子供を撮影する際には使い物にならず、物撮りや風景を撮る時ぐらいにしか使用する機会はありませんでした。
しかし、『Xperia Pro-I』では今や時代遅れのSnapdragon 888を搭載しているとはいってもコンデジに搭載されているチップよりも処理能力が高いからかHDRの処理が一瞬で終わるので子供を撮影してもブレずに撮ることができます。
このことから「JPEG」での撮影においては『Xperia Pro-I』は『RX100M7』よりも使い勝手がいいカメラであると感じています。
『Xperia Pro-I』を持つ意味
HDRの処理が一瞬で終わるといっても、RAW現像すれば同じことなので『RX100M7』や『RX100M5A』とは別に『Xperia Pro-I』を持つ意義はどこにあるのか。
この三ヶ月間運用して感じたことはやはり「至高のサブカメラ」という一言に尽きます。
シャッターチャンスを逃さない
『Xperia Pro-I』の購入直後のレビューでも触れましたが、カメラの起動速度が『RX100M7』よりも早いので突然あらわれるシャッターチャンスを逃しません。
コンデジと違って常にポケットに入っているのでカメラを持っていない時でも『Xperia Pro-I』があれば安心です。
どんな場所で撮っても悪目立ちしない
『Xperia Pro-I』はスマートフォンなのでどんな場所で写真を撮っていても悪目立ちしない点も重宝しています。
得意先の病院の窓から見える夕陽が綺麗で撮影したくなったとしても、周囲の人から不審者と思われずに写真を撮れます。
24mmのサブカメラ
私がメインカメラとして愛用している『RX1RM2』は35mmの単焦点カメラということもあって被写体によっては収まらないことが稀にあります。
このようなシーンでは24mmの『Xperia Pro-I』に助けられます。
『Xperia Pro-I』のセンサーは『RX100M7』と同じ1インチセンサーなので実質RX100シリーズと言えなくもありません。
コンデジとして優秀なスマホ
「カメラスマホ」という視点では『vivo X90 Pro+』をはじめとして総合力で『Xperia Pro-I』に優っているスマートフォンは数多くありますが、コンデジとして使用できるのはXperiaのみです。
写真にハマった今ではカメラスマホを日常的に持ち歩く気にはなれず『vivo X90 Pro+』を持ち出すのは旅行の時ぐらいになった一方で、『Xperia Pro-I』は毎日欠かさず右ポケットに入れて持ち歩いています。
スマホでこの写真が撮れたらめっちゃ良くないですか?
日常に突然訪れるシャッターチャンスを逃さないだけでなく、カメラを持っている日でも24mmの単焦点コンデジといった扱いで運用できる点が最高です。
動作も軽快で快適なのでコンデジ兼スマホという運用が理想的ですね。
『Xperia Pro-I』が気になっている人はとりあえず買っておいて損はありません!
コメント