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LGウルトラワイドディスプレイ「29WK600-W」と「29WL500-B」の違いは?〜1万円の価格差とは〜

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こんにちは、Yotchanです。

本日はLGウルトラワイドディスプレイ「29WK600-W」と「29WL500-B」の違いをみていきたいと思います。

「29WK600-W」を購入した後にはなりますが、1万円の価格差がどこからくるか調べてみました。

目次

「29WL500-B」のスペック

  • HDR10対応 29型ウルトラワイド(2560×1080)モニター / 3辺フレームレスデザイン
  • 映像出力のタイムラグを抑えるDAS(Dynamic Action Sync)モード
  • 暗いシーンの視認性を高めるブラック スタビライザーなどのゲーム機能も搭載
  • 目の負担を軽減するフリッカーセーフやブルーライト低減機能を搭載
  • 入力端子: HDMI×2/ 輝度: 250cd㎡(/標準)/ 応答速度: 5ms(GTG)
  • チルト対応:上15°~下-5°/ 壁掛け: 100×100mm/ スピーカー非搭載

「29WK600-W」のスペック

  • 画面サイズ:29インチ/解像度:2560×1080/パネル:IPS 非光沢
  • 3辺フレームレスデザインのウルトラワイド
  • 滑らかな描写を可能にする「FreeSync」などゲーム機能も充実
  • 映像出力のタイムラグを抑える「DASモード」や、暗いシーンの視認性を高める「Black Stabilizer」
  • 入力端子:HDMI(Ver2.0)×2、DisplayPort(Ver1.2)×1
  • 5W×2 スピーカー内蔵
  • 輝度:300cd/㎡(標準) /応答速度:5ms(GTG)
  • チルト対応:上20°~下-5°/壁掛け:100×100mm

「29WK600-W」と「29WL500-B」の違い

両モデルの大き違いは3つあります。

  • DisplayPortの有無
  • スピーカー内蔵の有無
  • 輝度

ディスプレイの性能はいずれもHDR10対応かつsRGB99%であるため大きく変わるのは輝度の違いでしょう。

まず輝度についてだが、高ければ良いとは限らない。輝度の高低が画面の見やすさに影響するのは事実だが、画面の見やすさは輝度以外にも、人間の目から画面までの距離、視力、環境光(周辺の明るさ)にも左右される。

 高輝度の長所のひとつは、明るい室内でも、遠くの位置から画面の文字やアイコンをしっかり視認できる点である。だが、PC用の液晶ディスプレイの場合は、目から画面までの距離は一般的に50センチ前後。 これくらいの距離では、ビジネスアプリケーションでも動画/静止画でも、それほどの輝度は必要なく、液晶ディスプレイを最大輝度にすると、明るすぎて目の負担が大きくなる。このため、普段は輝度を低くして使っている人も多い。

 ちなみに、TCO’03規格における要求輝度は150cd/m2、液晶ディスプレイのエルゴノミック基準を定めたISO13406規格では最低35cd/m2、明るい環境では100cd/m2以上が推奨されている。 sRGBの規定でも、CRTディスプレイの輝度は80cd/m2で、液晶ディスプレイもこの基準に沿っている(sRGBでは液晶ディスプレイの明確な輝度は定められていない)。 一昔前の高級17インチCRTディスプレイの輝度が100~120cd/m2程度であったことを考えると、現在の液晶ディスプレイがいかに高輝度であるかがわかるだろう。

 最近は高輝度を謳った液晶ディスプレイも増えているが、これは液晶テレビの影響が大きい。液晶テレビにはリビングなど比較的明るい場所での視認性が求められるため、高い輝度が必要だからだ。 液晶テレビの場合、500cd/m2クラスの輝度を持った製品が多い。

 PC用の液晶ディスプレイでも高輝度だと動画がきれいと言われるが、先述したように環境光と画面までの距離でかなり違ってくる。 家庭の一般的な蛍光灯の下で、画面までの距離が50センチ前後なら、最大輝度は250~300cd/m2もあれば十分だろう。

EIZO

EIZO社によると輝度は高すぎるといいわけではないようです。

高輝度であれば動画が綺麗との記載がありますが、最大輝度は29WL500-Bの250cdでも問題なさそうですね。

少しでも綺麗な映像を見たい人は29WK600-Wを購入すると良いでしょう。

次に、入力端子に関しては変換アダプターなどあるのでDisplayPortの有無はそこまで重要ではないと思われます。

そう考えると、スピーカー内蔵の有無が重要になってくると思います。

私は内蔵スピーカーのある29WK600-Wを使用していますが、ディスプレイ内蔵のスピーカーにしては音が良い印象です。

少なくとも安物のスピーカーに劣ることはありません。

しかし、ウルトラワイドディスプレイを購入するほど周辺機器にこだわりのある人はすでに自前で良いスピーカーを用意しているのではないでしょうか。

ディスプレイではオーディオ出力端子が備えられているので手持ちのスピーカーに出力してしまえば内蔵スピーカーの有無は関係ありません。

よって、個人的には内蔵スピーカーの有無は気にしないでいい項目であると考えます。

これら3つの違いに1万円の差額を出す価値があると考えるかどうかでモデルを選択してみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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