こんにちは、Yotchanです。
本日は新たな相棒カメラとなるFUJIFILM X-T50が到着したのでファーストインプレッションを紹介したいと思います。
モノとしては気に入りましたが、マニュアルフォーカスレンズの使い勝手に難がありました・・・。
FUJIFILM X-T50がやってきた!
ヨドバシで実機を初めてみて惹かれてから2日にして我が家にやってきたX-T50。
手に取った時のフィット感と重みに所有欲をくすぐられます。
気になっていたUltron 27mm F2とのフィッティングも申し分なく、これから出張の際に持ち出したくなるコンパクトカメラの出来上がりです。
めっちゃかっこいい・・・。
X-T50とX-T30の外観比較
X-T50とX-T30の外観の違いはこんな感じです。
定価が二倍近くなったからかボディの質感も向上し、モノとしての良さをより感じる筐体に生まれ変わりました。
X-T30を半年使っていてモードダイヤルを使用した機会がほとんどなかったのでフィルムシミュレーションダイヤルに変更された点は個人的にはGood!
X-T50に買い替えた最大のメリットは握りやすく改良されたグリップです。
X-T30ではグリップが浅くて持ちにくかったのでせっかくのコンパクトなボディなのに外付けグリップを付けなければ持てたものではなかったのに対してX-T50ではしっかりと握り込めるようになりました。
この違いは実用の上で本当に大きいと感じています。
X-T50はX-T30からボタン配置も変更されています。
液晶のサイズが異なるのでX-T50とX-T30で保護フィルムの互換性がない点には注意が必要でしょう。
サムグリップはX-T30で使用していたものをX-T50に流用することができました。
X-T50の作例とファーストインプレッション
第4世代センサーとは一線を画した描写
X-T50で軽く写真を撮ってきただけでもX-T30からの画質の進化を感じました。
AF性能も申し分ない程度に向上し、子供の瞳AFだけでなくAI被写体認識で小鳥も一瞬で認識してフォーカスを合わせてくれたことには驚きました。
3枚目の写真は遮蔽物のない展望台での設定のまま1/4000だったので画面上では暗くてよくわかりませんでしたが、現像時に小鳥にバッチリピントが合っていたので驚いています。
4020万画素でクロップもOK!
X-T50は4020万画素になったことでX-Pro3やX-T30といった第4世代センサー機よりも気軽にクロップすることができるようになりました。
単焦点レンズユーザーとしてはありがたい限りです。
フィルムシミュレーションが増えて良き!
X-T50は人気のクラシックネガだけでなくX-Pro3と比較してエテルナブリーチバイパス、REALA ACE、ノスタルジックネガの3つのフィルムシミュレーションが追加されています。
FUJIFILM機の魅力はやはりフィルムシミュレーションなので種類の多い最新機種は正義ですね。
ノスタルジックネガは一番気に入っていたクラシッククロームよりも好きな色味なので、この点だけでもこの機種を買って良かったと感じています。
X-Pro3ユーザーからするとX-T30はセンサーとプロセッサーが同じでフィルムシミュレーションでも差別化できなかったのでX-T50は楽しいカメラですね。
MFレンズは使いにくくなった・・・。
基本的にX-T30の完全上位互換なX-T50ですが、唯一不満を抱いているポイントはMFレンズ使用時の挙動です。
X-T50ではMFレンズ装着時にフォーカスチェックでのピント合わせ後にシャッター半押しで拡大前の画面に戻らない仕様になっているのでフォクトレンダーのレンズの使い勝手がX-Pro3やX-T30よりも悪くなっていました。
アップデートで従来の仕様に戻ることを祈るばかりです・・・。
X-T50は自由度の高いカメラ
X-Pro3ユーザー目線ではなんでも撮れるX-T50を新たに手にしたことで写真熱がさらに高まりました。
RX1RM2で手放した高画素機が戻ってきたという意味でも安心感は強く、体感ではRX100M7に勝るとも劣らないAFを搭載しているX-T50への期待感は高まる一方です。
これは運動会や森の散策用に70-300のレンズが欲しくなりますね…。
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