こんにちは、Yotchanです。
本日はGalaxy Z Fold 3に続いてGalaxy Z Flip 3も購入したので紹介したいと思います。
Z Fold 3と比較すると折りたたむメリットに乏しいZ Flip 3ですが、メリットがないわけではありませんでした。
Galaxy Z Flip 3を購入した理由
Galaxy Z Fold 3とGalaxy S22 Ultraを所有している私がGalaxy Z Flip 3を買い足した理由はいつも通り”安くなっていたから”です。
そもそも、Z Fold 3と違って画面が大きいわけではないZ Flip 3で折り畳む意味を感じていないので価格以外に惹かれるところがなかったのが実際のところです。
私のように普通のサイズのスマホ画面を折りたたむことに意味があるのか疑問をもっている人には本レビュー記事は参考になるかもしれません。
Galaxy Z Flip 3の外観をチェック
今回、私が購入したGalaxy Z Flip 3は四年前に購入したGalaxy Note 8以来となる国内キャリア版の端末です。
韓国版同様にシングルSIMなので国内版を購入するメリットはフルバンド対応とFelicaぐらいしかありませんが少し新鮮です。
折りたたんだ本体はかなり小さく、懐かしのゲームボーイアドバンスSPを彷彿とさせる外観です。
また、ヒンジ部分には海外版のSAMSUNG刻印ではなくGalaxyの刻印となっています。
右側面には指紋認証センサーと音量ボタン、左側面にはSIMスロットがあります。
残念ながらSDカードには非対応です。
スピーカー穴は本体下部にしかありませんが、ディスプレイ上部に配置されているスピーカーとの組み合わせでDolby Atmosに対応しています。
私はYoutubeぐらいにしか本体のスピーカーを活用していませんが音質は十分に良いので特に不満は感じていません。
Galaxyは移行が楽なのもGood
SAMSUNG純正のSmart Switchという移行アプリを利用すればGalaxyデバイス間でのデータ移行がApple製品に近いレベルで行える点が気に入っています。
旧端末でランチャーアプリにNovaを利用していればデスクトップやドロワーの設定もまるっと移行できるので新端末側での作業は各アプリへのログインぐらいしかありません。
別件で義両親のXperia X CompactからGalaxy A53への機種変の際にもSmart Switchを使用しましたが、写真や連絡先、Googleアカウントの移行を簡単にできたので時代の進歩を感じています。
Galaxy Z Flip 3のサイズ感
Galaxy Z Fold 3との比較
Galaxy Z Flip 3とGalaxy Z Fold 3の画面サイズの違いはこんな感じです。
メインディスプレイ同士の比較では当然Z Fold 3の方が大きいですが、カバーディスプレイと比べるとZ Flip 3の方が広くなっています。
折りたたんだ状態でのそれぞれの厚みはこんな感じです。
Z Fold 3よりもZ Flip 3の方が分厚いのでケースを装着して厚みが増した状態で胸ポケットに入れるのは服によっては厳しいかもしれません。
Galaxy S22 Ultraとの比較
Galaxy S22 UltraとZ Flip 3を並べるとこんな感じです。
縦の長さは大きく変わりませんが、横幅が短く本体重量がかなり軽いのでZ Flip 3の持ちやすさは好印象。
カメラ性能についてはZ Flip 3は正直良くないので比較する土俵にも上がれていないのが現実でした。
Xperia 5 IIIとの比較
Xperia 5 IIIとGalaxy Z Flip 3を並べるとこんな感じです。
Xperiaの方が横幅が短いのでごろ寝しながらTwitterをするのに向いています。
Galaxy Z Flip 3を使用して感じたこと
動画再生はZ Fold 3よりもいいかもしれない
フォルダブルスマホのメリットの一つとしてスタンドなしで動画を再生できるということがよく紹介されていますが、Z Flip 3はZ Fold 3よりも動画との相性が良いように感じました。
家事をしながら動画を見るときには何も考えずに横置きできるので他のスマホにはないフォルダブルならではの使い方ができます。
Galaxy Z Flip 3は防水にも対応しているのでお風呂場での使用もある程度は問題ありません。
他のスマホと違ってディスプレイに水がかかってもスピーカーが詰まって音が小さくなることもないので常にクリアな音声で視聴できます。
折り目は全く気にならない
Galaxy Z Flip 3を扱う上で気になる折り目についてですが、正面から見る分には全く気になりません。
指でなぞっていても意識しなければ違和感もないのでよほど神経質な人でもない限り問題になることはないでしょう。
カバーディスプレイがいい
Z Flip 3の特徴の一つでもあるカバーディスプレイは新鮮で見ていて飽きません。
残念ながらサードパーティ製のアプリを表示することができませんが、最低限の通知の確認や音楽コントロール程度であればこなせます。
インカメとしてはGalaxy S22 Ultra以上
あまりカメラ性能が良いとは言えないGalaxy Z Flip 3ですが、カバーディスプレイを活用するとリアカメラで自撮りができるのでインカメとしてはGalaxy S22 Ultra以上のポテンシャルを秘めています。
それだけでなく、普段カメラを構えたら逃げていく娘もカバーディスプレイに写っている自分の姿が興味深いのか自然な表情を写真に残すことができました。
子持ち家庭にはGalaxy Z Flip 3が便利というのは本当だったようです。
ナイトモードが使い物にならない
インカメとしての性能は十分でしたがリアカメラの性能は全く満足できないレベル。
特にナイトモードの仕上がりがiPhone 11以下なので寝室での娘の寝顔をおさめたい私には使い物にならないカメラ性能です。
光量が十分な明るい室内ではそれなりに写りますが、他機種と比べて秀でている点はありません。
SD非対応でROMが128GBは辛い
Galaxy Z Flip 3の最大の不満はSDカード非対応であるにも関わらずROMが128GBしかない点です。
私のようにそれなりにAndroidデバイスも長く使ってきたユーザーからすると写真だけでも50GB前後はありますし、最近では音楽のサブスクでもロスレス配信がされているので容量は増えていく一方です。
iPhoneでも128GBモデルがあると思うと別にGalaxyだけが責められる謂れはないかもしれませんが、元は15万円近くした端末であることを考慮すると最低でも256GBは搭載していて欲しかったところ。
iPhoneと違って写真のオリジナルをクラウドに上げて本体の画像は圧縮するという逃げ道がないのでROMが足りない問題はクリティカルですね。
バッテリー持ちが悪い
Galaxy Z Flip 3のバッテリー持ちは体感でiPhone 12 mini以下なので普通の人は間違いなく1日持ちません。
そこまで触る機会のないサブのサブ機ぐらいの使用頻度でも1日1回の充電が必須です。
この端末をメインで使用するのであればモバイルバッテリーの携行を強くオススメします。
万人にはオススメできないスマホ
以前より気にはなりつつも手を出せていなかったGalaxy Z Flipシリーズは期待値が低すぎたこともあり、思っていたよりも面白い端末であると感じました。
特に、お風呂での動画鑑賞とインカメとしての用途が他のデバイスでは実現できないメリットと言えるでしょう。
海外版の価格はかなりこなれてきているので興味のある方は手を出してみてはいかがでしょうか。
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