
こんにちは、Yotchanです。
本日はiPadの容量はどれがベストなのかを用途に合わせてご紹介したいと思います。
いろいろ容量が変わるだけで二万円ぐらい値段が上がるので自分の必要最低限の容量は知りたいですよね。
iPadの各サイズの容量と価格

容量/モデル | iPad Pro 12.9 第6世代 | iPad Pro 11 第4世代 | iPad Air 5 | iPad 第10世代 | iPad mini 6 |
64GB | 92800 | 68800 | 78800 | ||
128GB | 172800 | 124800 | |||
256GB | 188800 | 140800 | 116800 | 92800 | 102800 |
512GB | 220800 | 172800 | |||
1TB | 284800 | 236800 | |||
2TB | 348800 | 300800 |
2023年4月現在において販売されているiPadのWiFiモデルの価格はこのようになっています。
iPad/iPad Air/iPad miniではストレージ容量をアップグレードすると+24000円。
iPad Proについては4種類のストレージが用意されており、容量を128GB増やすごとに+16000円嵩んでいきます。
そのため、iPadを購入する前には自分に適したストレージ容量を熟考し後悔のないようにすることが重要です。
そもそもiPadで最低限必要な容量はどれぐらい?
iPhoneでも悩ましいストレージ容量ですが、iPadではそれ以上に難しい問題です。
その理由は多くの人にとってiPadはiPhoneほど頻繁に買い換えるものではないため、長く使用することを想定した上で選択せねばならないからです。
iPadは後から容量を追加することが物理的に不可能であるため、最初が肝心というわけです。
昨今ではかつてと違ってユーザーのストレージ容量への意識は変わりつつある印象を私は抱いています。

Amazon Prime VideoやApple Musicのようなサブスクサービスへの課金に抵抗が薄くなったことによってiCloudの月額課金のクラウドストレージプランを契約している人も多いことでしょう。
iCloudのストレージを契約している人にとって端末本体のストレージ容量は大して重要なポイントではありません。
なぜなら、ストレージ逼迫の原因となる写真や動画のオリジナルデータは全てiCloudに保存されているので端末内はストレージ残量に合わせてファイルサイズが最適化された状態となっているからです。

現在では無印iPadの最低容量が32GBではなく64GBになったことで容量選択の落とし穴も無くなりました。
常にオリジナルの高画質データをiPadの大画面で表示できる状態にしておきたい私のような人でなければ各モデルの最低容量で事足ります。
前置きはこれぐらいにして、私が思う最低限必要な容量を選択する上で意識しておきたいことをこれから紹介していきたいと思います。
iPadの買い替えの動機
私の買い替えのタイミング

冒頭でも少し触れましたが、iPadを購入してあなたは何年間そのiPadを使い続けるでしょうか?
iPadはスマートフォンと違って基本的に2年縛りのような機種変のタイミングがないのでなかなか買い替えを意識する瞬間というものは少ないことが予想されます。
日常で利用していて不便がなければ買い換えようという発想すら浮かばないからです。
- ゲームや動作がもっさりする
- バッテリーがすぐなくなる
- OSのアップデートから外れた
- 他のシリーズでのみできることがしたくなった
- ストレージ不足
- 革新的な更新があった
では、iPadを買い換えようと思うほどの不便とは一体どのようなものがあるのでしょうか。
ざっと私が浮かべただけでもこれぐらいありました。
これらの買い換える動機に一つでも該当してしまった時点でその端末はあなたの要求するパフォーマンスを満たしていないということになります。
経年劣化は避けられない

例に挙げた6つの買い替え理由の中でも上から三つは経年によるものでスペック不足が原因のため回避できません。
4つ目の他のシリーズでのみできることという点は全てのモデルでApple Pencilに対応した今のiPadのラインナップではあまりないと思います。
強いていうのであればMagic Keyboardを使ってみたくなったぐらいでしょうか。
購入時点から陳腐化しないスペックはストレージ容量のみ

上記に挙げた買い替えの動機となる事象の中に一つだけ購入の時点で回避できるものがあることにお気づきでしょうか?
それが今回のテーマであるストレージ容量です。
そうは言ってもiPadを買ったことがないのに自分の使用する容量が想像できるわけがないと考える人もいると思います。
そこで、iPadのストレージ選択時に参考にするべきものとしてあなたが毎日使用しているスマートフォンを提案します。
スマホはiPadのストレージ選択のベンチマーク
写真の容量が一つの基準


私はあまり多くのアプリを入れるタイプではありませんがそれでも140GBのストレージを消費しています。
その140GBのうち80GBを占めるのが「写真」アプリです。
今後もiPhoneのカメラ性能が向上すると同時に1枚あたりの写真や動画のデータ容量が増え続けていくことは避けられません。


iPadはiCloudと同期することでiPhone内の写真や動画を端末に保存され、その際に設定で画質を落として容量を小さくして保存することも選択できます。
『写真を最適化』して画質を落とすと上記のように写真を表示する際にiCloudから画像をダウンロードするまでの読み込み時間が発生します。
写真であれば読み込みはまだ早いですが、動画であれば結構な待ち時間になる時もあるので容量が少ないとストレージ不足が原因でiPadの使い勝手が悪くなってしまう恐れがあります。
ストレージ不足によるiPadのパフォーマンスの低下
新しくコンテンツを作成できない

このように不足したストレージ容量がiPadのパフォーマンスを低下させる瞬間はこれだけではありません。
例えば、絵を描いていているとどんどんストレージ容量は増えていくとこれ以上内部ストレージに保存できなくなる瞬間が訪れます。
新しく絵を描くためには今までに描いた作品を外部ストレージに移動したりiPadから削除するといった選択を迫られてしまいます。
資料を保存できないストレス

絵に限らずとも、それは資料であったり見たい動画であるかもしれません。
せっかく生活を豊かにするためのツールとしてiPadを購入したにも関わらずストレージ容量の2万円をケチってこのような制限を自身に課してしまっては元も子もないのではないでしょうか。
iPadは購入時の自分が想像するよりも長く使うことのできる製品です。
余裕を持ったストレージを選択し、空き容量を気にせずに使用できる環境を構築することが何よりも重要です。
iPadの容量はどう選ぶ?
容量/モデル | iPad Pro 12.9 第6世代 | iPad Pro 11 第4世代 | iPad Air 5 | iPad 第10世代 | iPad mini 6 |
64GB | 92800 | 68800 | 78800 | ||
128GB | 172800 | 124800 | |||
256GB | 188800 | 140800 | 116800 | 92800 | 102800 |
512GB | 220800 | 172800 | |||
1TB | 284800 | 236800 | |||
2TB | 348800 | 300800 |
iPad Pro以外は64GBもアリ

iPad Proは以外は最低容量で比較的安価な64GBの選択肢があるだけに悩ましい限りです。
私のようにiPhoneで写真をたくさん撮らず、動画なども端末内に保存しないのであれば64GBもあれば十分だと思います。
アプリだけで64GB埋まることは流石にないですし、Youtubeなどの動画視聴がメインであればiPadのストレージが逼迫されることはありません。

メイン機でなければiCloudの活用前提で64GBを選んでいます。
iPad Proの場合は余裕があってもいいかも


一方でiPad Proの人は最低価格でも高額であるため慎重になったほうが無難です。
特に12.9インチの128GBに税込17万円を出しておいて容量不足が原因でストレスを溜めているようではシャレになりません。
そのため、iPad Proを検討している人はある程度ゆとりを持ったストレージ選択をすることをオススメします。



容量不足で満足に扱えないiPadはもはやProでもなんでもないです。
私のiPadの容量選択の基準と実例
上記を踏まえて私はiPadを購入しています。
そこで、実際に各モデルを購入した際に選択した容量とその理由について参考までに紹介したいと思います。
iPad Air 4 64GB Cellular


iPad Air 4の用途は車のカーナビとしての利用が主で特にアプリの利用や写真の鑑賞をするわけでもないので64GBを選択しました。
用途的に車に据え置きなのでストレージ容量は不要でした。


iPad mini 6 256GB Cellular


iPad Air 4では64GBであった一方でiPad mini 6では最大容量の256GBを選択しています。
iPad mini 6は外出先だけでなく自宅でもフルで活用するデバイスであるため、「写真の最適化」に伴う写真の読み込みの遅延は多用するデバイスでは最大のストレスになり得ます。
そのため、購入時点で既に写真の容量が64GBを超えてしまっていたので256GB一択となりました。
iPad Pro 11 2020 128GB WiFi


私が最も容量選択を熟考するようにお伝えしたiPad Proの11インチモデルは最低容量の128GBを購入しています。
このiPad Proでは仕事とブログの更新を行うことを目的に購入しましたが、これらの作業は全てブラウザ上で行うことができるので端末内に資料を保存することはありません。
そのため、128GBでも十分以上に余裕があるのでアップグレードは行いませんでした。
iPad Pro 12.9 2020 512GB WiFi


現在所有しているiPad Pro 12.9インチは512GBモデルを購入しました。
このiPad Proの主な用途は写真の閲覧やブログの更新、コンテンツ視聴です。
この端末を購入する時点で写真の容量が200GBを超えていたので256GBでは近いうちに容量不足に陥ることが予想されたので余裕を持たせることにしました。



使用頻度の少ないデバイスは最低容量、使用頻度が高いデバイスでは容量をケチらないというのが私のiPadでの容量選びの鉄則です。
iPadの容量選びは慎重に!


- 容量は後から追加できないのでゆとりを持って選択
- 容量不足に悩まされる=買い替えと同義
- 特にProを検討している人は安物買いの銭失いにならないように
以上が私がiPadを購入する際に容量を選択する基準でした。
また、容量の選定と同じぐらい重要であるポイントはどこで購入するのかということです。
AmazonではiPad本体やApple Pencilが意外と家電量販店よりも安かったりするので確認してみる価値は十分にあります。
購入コストを抑えることで一つ上に容量に手を出せることができたりもするので要チェックです。


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