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AptX Adaptive非対応のiPhoneでもMomentum True Wireless 3は買いなのか?ー環境によってはWF-1000XM4の方がオススメ

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こんにちは、Yotchanです。

本日はAptX Adaptiveに非対応のiPhoneでもAAC接続のMomentum True Wireless 3の音質が”買い”なのか検証したいと思います。

個人的にはiPhoneで使うならWF-1000XM4の方がオススメです。

アップデートでマルチポイントに対応して最強になりました。

目次

Momentum True Wireless 3の音質は異次元

先日発売されたSENNHEISERのMomentum True Wireless 3は一聴しただけで音質の良さが感じられる異次元のワイヤレスイヤホンでした。

クリアなボーカルの高音域は聴いていて非常に心地よく、女性アーティストの楽曲の表現が特によかったです。

しかし、それはXperia 5 IIIのAptX Adaptive接続で視聴した場合の話での評価です。

残念ながらAAC接続のiPhoneではオールラウンドで使用できるイヤホンではありませんでした。

Momentum True Wireless 3とWF-1000XM4の比較レビュー

iPhoneユーザーが高音質なワイヤレスイヤホンの購入を検討する上で最有力候補となるのがMomentum True Wireless 3とSONYのWF-1000XM4でしょう。

iPhoneはAptX AdaptiveだけでなくLDACにも対応していないのでこれらのイヤホンを使用したとしてもAACでしか接続することができない点がネックです。

もちろん、AACでも十分な音質ではありますがAptX Adaptive接続でのイヤホンの評価を間に受けて購入すると期待外れな結果になる可能性は0ではない点に注意が必要です。

高音質音源なら好みのレベル

Apple Musicのロスレス音源のように高音質な音源で視聴する分にはWF-1000XM4とMomentum True Wireless 3はテイストが違うだけでどちらも満足できるレベルの音質です。(AAC接続なので圧縮されますが…)

Momentum True Wireless 3

  • WF-1000XM4よりも分離感が高い
  • 高音の伸びがいい

WF-1000XM4

  • Momentumよりボーカルの線が太め
  • メリハリのある低音

Momentum True Wireless 3は分離感が高いのでボーカルと楽器の音が1:1ぐらいのイメージであるのに対して、WF-1000XM4は2:1ぐらいの大きさで聞こえます。

そのため、ボーカルを大きめな音で聴きたい人はWF-1000XM4、クラシックなどはMomentumの方が向いている印象です。

MP3音源はWF-1000XM4の方が高音質

Apple Musicでは多くの楽曲のロスレス音源が配信されていますが、そもそもストリーミングで配信されていない楽曲を聴いている人もそれなりにいらっしゃるかと思います。

特にゲーム系の楽曲はあまり配信されていないのでMP3でリッピングした音源しか手元にない人もいらっしゃるのではないでしょうか。

私のようにMP3音源の楽曲を聴く機会の多い人はDSEE EXTREMEで非ハイレゾ音源をハイレゾ相当までアップスケーリングできるWF-1000XM4の方がオススメです。

Momentum True Wireless 3

  • 分離感が高いが故に音の荒さが目立つ

WF-1000XM4

  • ボーカルの線が太めなので勢いでごまかせる
  • DSEE EXTREMEでアップスケーリング

MomentumはMP3音源で分離感が高いが故にボーカルと楽器の音すべての荒さが目立ってしまうので高音質な音源とMP3音源が混在しているプレイリストでは音質の差が激しくなります。

一方、WF-1000XM4はDSEEでのアップスケーリング×ボーカルの太さで音源の差をあまり感じることなく音楽を楽しめます

ノイキャン・外音取り込みはWF-1000XM4

Momentum True Wireless 3

  • ノイキャン:風切り音の処理が甘い
  • 外音取り込み:環境音を拾いがちで店内アナウンスが聞こえにくい

WF-1000XM4

  • ノイキャン:ほぼ無音
  • 外音取り込み:どの音も満遍なく聴こる

ノイズキャンセリングと外音取り込み機能についてもWF-1000XM4の方が優れている印象です。

MomentumのANC設定

MomentumはANCを「風切り音防止」にしても風切り音が響くのに対してWF-1000XM4ではほとんど気にならない程度まで軽減することができていました。

車やバイクの音に関してもWF-1000XM4ではほとんど聞こえないレベルだったのに対してMomentumでは普通に耳に入ってきます。

このことから自転車で通学や通勤をする人はWF-1000XM4の方が向いているように思いました。

また、外音取り込みに関してもWF-1000XM4の方が上手く周囲の音を拾えている印象です。

イコライザーの設定もWF-1000XM4

Momentum
WF-1000XM4

両機種共にコンパニオンアプリからイコライザーの設定が可能ですがWF-1000XM4の方がより詳細に調整することができます

私はイコライザーは使わない派なのでどちらでも構いませんが、徹底的に好みの音を作りたい人はWF-1000XM4の方が向いているかもしれません。

iPhoneではWF-1000XM4の方がオススメ

Momentum True Wireless 3を選ぶべき人

  • 高音質な音源で視聴する
  • 分離感が高いイヤホンがいい
  • AptX Adaptive対応のスマホを持っている

WF-1000XM4を選ぶべき人

  • MP3音源も聴く機会がある
  • 自転車通学・通勤やランニングをする人
  • ノイキャン重視の人
  • イコライザーを徹底的に弄りたい人

両機種を総合的に評価するとiPhoneで使うのであればWF-1000XM4をオススメします。

WF-1000XM4の実勢価格はMomentumより1万円近く安いことも考えるとコスパの高さでも魅力的な選択肢です。

しかし、LDACとAptX Adaptiveの両方に対応しているXperiaも持っているユーザーであればMomentumの方が音質面での満足度は高いと思います。

アップデートでマルチポイントに対応して最強になりました。

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この記事を書いた人

医療業界に勤めるAppleオタク。毎日11種類ものApple製品を使い分けて日々の暮らしを効率化しています。「手軽に少し、ハイテクな暮らしを」をテーマに皆さんのお役に立てる記事を提供していきたいと思います。レビュー記事のご依頼などはTwitter(@gadget_nyaa)にて承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。

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