こんにちは、Yotchanです。
外出先に持っていく荷物はできるだけ減らしたいもの。
そこで、MacBook AirとiPad Proのどちらを持っていくべきか検討していきたいと思います。
Macにするか、iPadにするか
iPad Proの進化に伴って悩ましい問題が一つあります。
それはMacを選ぶべきか、iPadを選ぶべきかということ。
Magic KeyboardおよびiPadOS 13.4のリリースによってiPad ProはiPadという型を破り、「新たなコンピュータ」への道を歩み始めました。
しかし、実際どの程度iPadがパソコンの代替となるのかイメージがつきにくい人もいるのではないでしょうか。
- iPad 6th
- iPad mini 4
- iPad mini 5
- iPad Pro 12.9 1st
- iPad Pro 9.7
- iPad Pro 11 1st
- iPad Pro 12.9 3rd
- iPad Pro 11 2nd
- MacBook 12 Early 2016
- MacBook Pro 15 2017
- MacBook Air 2019
私は今までにiPadとMacをこれだけの機種の所有経験があります。
特に、iPad Proは第二世代以外は全て長期使用しているので使い勝手がどんなものかはよく知っています。
そこで、本日はiPadとMacのどちらかを選択する上で抑えておきたいポイントを紹介したいと思います。
iPadがMacの土俵に立つために必要なもの
iPadがMacとの比較の土俵に立つために必要なものがあります。
それはキーボードとマウスorトラックパッド。
iPadをMacのように使うためには少なくともこの2種類のデバイスをそろえておく必要があります。
最近ではトラックパッド内蔵のキーボードケースも販売されるようになってきたので確認しておきましょう。
- iPad 10.2/Air3/Pro10.5 : Logicool Combo Touch
- iPad Pro 11/12.9(3gen~): Magic Keyboard / Brydge Pro+
各モデルにおけるトラックパッド内蔵ケースは上記製品。
現行ラインナップではiPad mini5を除く全てのモデルで対応製品が販売されています。
Brydge Pro+は唯一、トラックパッドの精度に課題がありますが慣れればMagic Keybaordと遜色のない程度に作業を行うことができます。
まずは、自分が所有しているorこれから購入を検討しているモデルに対応しているキーボードを確認しましょう。
iPadとMacを選択するポイント
iPadとMacを選択する上で重要なポイントはなんなのか。
雑に言えば主に作業内容とタブレットの利用希望があるのかということ。
まず、念頭に入れておきたいことは一点。
それは、iPadはある程度Macの代替として使用できますが、その逆はできないということ。
iPad Proの購入にあたり、すでにiPadを持っているのかどうかでiPad Pro or Macの比重はMac側に傾くかどうかが変わります。
それでは、私が考えるiPadとMacを選択する上で抑えておきたいポイントを見ていきましょう。
- iPadを既に持っているかどうか
- 想定用途
- Apple Pencilは必要
- 使用する主な環境
ざっくりこの4点が重要です。
これらについて詳しく触れていきたいと思います。
iPadを既に持っているかどうか
はじめに抑えておきたいポイントは、既にiPadを持っているのかどうかということ。
既にiPadを持っているのであれば所有しているiPadの「タブレットとしてのスペック」に不満があるかどうかでiPad Pro or Macの選択が変わります。
基本的に、iPad Proとその他iPadシリーズで作業効率や処理の速さは変わっても「できること」の違いはありません。
そのため、持っているiPadがApple Pencil非対応であったり、スペックに不満がある場合を除くとMacを選択した方が「できること」の幅が広がります。
想定用途
次に、考えたいのが想定用途。
iPad Pro or Macをどのように使うことをイメージしているのかという点です。
まず、知っておかねばならないことはiPadは完全にMacの代替にはならないということ。
その理由はMacで使えるソフトがiPadに対応していないため。
Safariなどブラウザ上で完結する作業はiPad Proでも問題なく行うことができます。
実際に、私は現在ではほとんどの記事をiPad Pro 12.9 + Brydge Pro+を用いてSafari上のWordPressで執筆しています。
しかし、ブログの執筆はできてもWordPressを運営する上でサーバー上のファイルのやり取りを行うFTPソフトはMacの方が効率で勝ります。
このように、Safariなどのブラウザ上で完結する作業であればiPad Proでも問題なく作業できますが、それ以上の踏み込んだ作業はMacの方が効率が良いでしょう。
最近行う人が増えている動画編集も、結局のところMacの方が色々やれるでしょうし複数のディスプレイに表示できるのが大きい。
iPadではProであろうとMacのように外部ディスプレイを拡張ディスプレイとして使用することはできません。
ディスプレイを接続してもiPadの画面が表示されるのみで作業領域は広くなりません。
自宅でがっつりと作業をしたいという人は間違いなくMacを選ぶべきというのが私の持論です。
iPad Proはどちらかというとメイン機というよりは自宅と外出先での作業環境の差異を埋めるモバイルパソコンといった印象です。
結局のところ、画面の広さ=作業領域の広さは正義です。
iPad ProとMacで悩む人はそれなりにパソコンでの作業時間が多いはず。
であればMacを選んだ方が無難であることは想像に難くありません。
Apple Pencilは必要?
iPadとMacの実用上の大きな違いはApple Pencilが使えるかどうか。
Apple Pencilはイラストなどのクリエイター的な用途だけでなく、勉強や仕事でも非常に有用なツールです。
iPad一枚で無限に書き込める手帳になります。
それ以外にも仕事の資料のPDFを取り込めば手書きで注釈を書き込むことができます。
このようなApple PencilはiPad Proを仕事において非常に多岐にわたって活用させることができる優秀なツールです。
MacではApple Pencilが利用できないため、デバイス選択の上で重要な決め手となるでしょう。
使用する主な環境
最後に、作業内容と同じぐらいモデル選択において重要な点が「主に使用する環境」です。
動画編集など専用のソフトを利用する用途が多いのであればMacを選択したほうがいいということは先述の通りです。
それと同じぐらい使用する環境というものは大事です。
パソコンをすでに持っている場合
例えば、すでにメインのパソコンを持っていてサブのパソコンが欲しいという場合。
その場合であれば外で使用する機会が多いのではないでしょうか。
そんな時はMacよりiPad Proを選択しても良いかもしれません。
外出先でパソコンの他にタブレットも利用したい場合。
iPad ProとMagic KeyboardやBrydge Pro+を組み合わせると一台で二役をこなすことができます。
先の項で触れた通り、Apple Pencilは仕事でもかなり使える優れもの。
サブのパソコンの用途は主にメイン機で集中して作業するまでの繋ぎ。
その場合は1つで2役のタブレットパソコンになり得るiPad Proを選択するのもありでしょう。
パソコンを持っていない場合
次に、パソコンを一つも持っていない場合。
そのような人はiPad ProよりもMacBook Airを購入したほうが無難と言えます。
iPad ProはあくまでもMacの外出中の「代替」としてはパソコンとして使えるというレベル。
iPhone不具合時のバックアップデータの保存や初期化はiPadでは行うことができません。
また、iPadでは使いたいソフトが非対応な可能性もあります。
そのため、パソコンを持っていない場合はまずはMacBook Airを購入し、その後にiPadを導入したほうが上手に暮らしをハイテク化することができます。
まとめ
MacBook AirとiPad Proの二択で迷う人はなかなか多いと思います。
そんな時は今回の記事で紹介したポイントを思い出しながら検討してみてください。
私はMacBook AirとiPad Proを両方所持していますが、サブのパソコンはiPad Proにすることにしました。
理由としては私の主な用途はSafari上で作業が完結するブログの執筆であるからです。
MacBook AirとiPad Proを持ち歩くよりは、iPad Pro11とMagic Keyboard or iPad Pro12.9 + Brydge Pro+を持ったほうが荷物が軽くてスマート。
外出時に持っていくデバイスは少ないに越したことはないので、一つで二役のiPad Proはオススメの選択肢です。
iPadにはSIMを挿せるモデルもありますしね。
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