こんにちは、Yotchanです。
M1 MacBook Airを購入してから2ヶ月が経過しました。
そこで、本日はIntelチップを搭載した旧メイン機のMacBook Pro 15の立ち位置を考えていきたいと思います。
M1 MacBook Airの購入から2ヶ月
私がM1 MacBook Airを購入したのは2ヶ月前のこと。
選択したモデルはMacBook Airのいわゆる上位モデルです。
このマシンを購入する前はMacBook Pro 15の2017年モデルをメイン機として使用していました。
M1チップの性能が非常にいいこともありmacOS BigSurで動作させる分には当時30万円のMacBook Pro 15よりも15万円のMacBook Airの方が快適に動作するので性能の進化に舌を巻きました。
そこで悩ましくなってくるのが旧機種のMacBook Pro 15の立ち位置です。
macOSの動作という点では完全にM1 Airに負けてしまっているので売却を検討しましたが、30万円で購入したMacBook Proが現在の相場では13万円程度にしかならないので気が乗りません。
そのためMacBook Proを売却せずに使用していましたが、使っているうちに両者のそれぞれの違いが見えてきたので2台の共存が可能だと判断しました。
そこで、私がM1 Mac購入後にIntel MacBook Proで何をしているのか紹介したいと思います。
Intel版 MacBook Proの用途
Steamゲームのプレイ
現在、MacBook Proで最も使用している用途はBootCampでインストールしたWindowsでSteamのゲームをプレイすること。
現状のM1 MacのラインナップではdGPUを搭載しているモデルがなく、eGPUが使用できません。
また、そもそもBootCamp非対応かつインストールできるWindowsはARM版に限られるためM1 MacではSteamゲームをプレイすることが不可能となっています。
そこで活用したいのがIntelチップを搭載しdGPUを採用しているMacBook Pro 15/16です。
2017年モデルのMacBook Pro 15でもPS4タイトルの閃の軌跡IIIが快適にプレイできるので私にとってMacBook Proはもはやゲーム機。
基本的に軌跡シリーズぐらいしかプレイしないので配信は1年遅いもののSteamでプレイできるので満足しています。
スタンディングスタイルで使用
私はMacBook ProをSteamゲームプレイ時以外では立って作業をしたいときに使用しています。
長時間座って作業をしているとどうしても腰とお尻が痛くなってしまいますよね。
そのようなときにノートPCアームの高さを限界まで上げて使用することでなんちゃって昇降デスクな環境にして作業しています。
このときにMacBook AirではなくMacBook Proを使用する理由は画面サイズにあります。
立って作業をするときはMac本体のキーボードやトラックパッドを使用する必要があるので必然的にメインのディスプレイはMacBook内蔵のディスプレイになります。
MacBook内蔵のディスプレイを使用する用途においてはM1 Airよりも画面サイズの大きい15インチのMacBook Proの方が快適であることは疑いようがありません。
M1チップの方が軽快に動作するとはいえ2017年モデルのMacBook Proも立ち上がりの少々の遅さに目を瞑れば十分快適に使用することができます。
M1 AirのMagic Keybaordに慣れた後にMacBook Pro 15のバタフライキーボードを久しぶりに使用すると打ちにくくはありますが、立って長時間作業をすることはないので十分許容範囲です。
サブ機としての保険
M1 MacBook Air購入後もMacBook Pro 15を手放さなかった最大の理由は保険としてサブ機が手元に欲しかったからです。
最も使用する用途の中で割合が高いSteamゲームのプレイはあくまでもMacBook Proの付加価値としての側面でしかありません。
ただゲームをしたいだけであればPS4やPS5を買った方が安いことに加えてタイトルが発売されるのが早いですしね。
スタンディングスタイルでの使用においては確かに画面サイズに助けられていますが、13インチのMacBook Airでも作業自体は行えるので必須ではありません。
M1 Airを購入してもなおIntel版のMacを手元に残した要因の本質はM1チップを100%手放しで信頼することができないということにあります。
Apple製品を長く使い続けている人が口を揃えて言う「Appleの初モノはスルーがベター」というジンクス。
初めてのプロダクトは往々にして初期不良がつきものというAppleに限らずSONY製品などでも起こっている事実ベースの経験則です。
私もこのジンクスを経験として信じており、本来であればM1 Macはスルーするつもりだったのですが諸事情あって購入することになりました。
発売直後から1ヶ月待って評判が良かったので問題がなさそうであると判断して最終的に購入を決断したのですが、購入から3週間で不具合を経験することになりました。
その不具合は寝て起きたら文鎮化していたというもの。
アップデート作業などもしておらず、スリープにして翌朝復帰しようとしたら電源がつかなくなっていました。
同様の不具合が私以外にも一定数発生しているようで途端にM1 Mac一本で作業をすることに抵抗感を覚えるようになりました。
いくら快適に動作するからといってある日突然文鎮化するかもしれないマシン一つで作業を行う気にはなりません。
それ以外にもM1 Macと同期したiPhoneやiPadでアプリが起動しなくなるといった不具合も発生しているようです。
幸い私はiPhoneやiPadの母艦をMacBook Pro 15のままにしていたので問題ありませんでしたがこのようなことが発生している事実を見ると不安が拭いきれません。
ソフトの対応状況などの課題も無論ありますが、発売してから間もないということもあってハードとしての信頼性に欠けていると言わざるを得ません。
M1 Macの動作は確かに軽快で快適そのもので素晴らしいのですが、その体験は何か不具合があってもMacBook Proがあるという保険の上に成り立っているというのが現状です。
まとめ
以上が私の中でのM1 Mac発売後におけるIntel Macの立ち位置でした。
保険としての2台運用ありきでの使い分けを行なっている感じですね。
過去のゲームタイトルなどが脱Intelチップをできない以上、旧機種でしかできないことや使い方があります。
M1 Macへの買い替えの際には旧機種を手元に残しておくことが現状ではベターだと言えるのではないでしょうか。
Windowsも使用したいユーザーにとっては2020年春モデルの最後のIntel MacBook Air /Pro13は今のうちに確保しておいた方がいいかもしれませんね。
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