こんにちは、Yotchanです。
本日はMacユーザになってから常に2台以上のMacを運用していた筆者がMacを複数台運用するメリットを紹介したいと思います。
Macを2台持ちする意義
メイン機に大型なMacBook Pro 15/16を愛用している人の悩みは持ち運びできることも重視してiMacではなくMacBookを選択したにもかかわらず重すぎてそもそも持ち運ぶことができないということに買ってから気づいたことです。
物理的に重いという理由以外にもメイン機のMacBook Proには外部モニター二枚をはじめとして周辺機器も多くハブに接続して運用しているので持ち運びのたびにそれらの機器を取り外すことは存外に億劫な作業です。
人間というものはどうしても自室のデスクでは作業をする気になれない時もある気まぐれな生き物で、ベッドの上でゴロゴロしながら作業をしたい時もあるし、カフェで美味しいコーヒーを飲みながら作業したい時だってある。
そこでガジェットオタクのたどり着いた結論は某王妃の迷言「パンがないならケーキを食べればいいじゃない」に倣った「Macが重すぎて持ち運べないなら軽いMacを買えばいいじゃない。」というもの。
そう、持ち運び専用の2台めのMacを購入すれば解決する話だったのです。
サブのMacに求めること
二台目のMacに求めること、言い換えればモバイル用のMacに求めることはその人によって変わります。
私の場合は以下の2点です。
ブログをストレスなく更新できるスペックを備えていること
私がモバイル用のMacに第一に求めることは最低限ブログが支障なく執筆可能なスペックを備えていることです。
- MacBook 12インチ:2017年モデルのみ
- MacBook Air:2018年モデル以降
- MacBook Pro 13インチ:2017年モデル以降
- MacBook Pro 14インチ:2021年モデル以降
詳しい説明は省きますが私の条件を満たすMacBookの例は上記のモデルです。
ある程度のバッテリー持ち
次に重視する点はモバイル用途にとって重要な電源なしでの連続稼働時間、つまりはバッテリー持ちです。
あなたにとってメイン機以外の環境、すなわち自室以外の場でどの程度の作業を行う可能性があるのかによって選択するモデルは変わってくるでしょう。
バッテリー持ちが最も期待できるマシンはM1チップなどのApple Silicon搭載機ですが、充放電回数が44回程度の12インチMacBook 2017でも4時間程度はバッテリーが持っていたので必要十分でした。
本当にライトな用途であればiPadでも問題なし
モバイル用途の理由が多少ブログを書きたいだけであればiPadでも支障がないことは半年間iPad Proのみでブログを毎日更新していた経験から知っています。
Macで利用可能なClipyなどのクリップボード系のツールを使えないというデメリットはありますが、そこにさえ目を瞑れば手元のiPadを少ない投資でサブMac的に運用することも可能です。
動画編集や音楽制作などGPU性能を要する作業であればMacBookシリーズを選択すると良いでしょう。
Macを2台持ちして便利だったこと
メイン機の作業環境を維持できる
先ほども軽く触れましたがMacを2台持ちしているメリットの一つはメイン機に接続している複数の周辺機器の環境を維持し続けることができる点です。
複数の外部ディスプレイにそれぞれ配置しているタブの配置はディスプレイとの接続を一度解除すると再接続時に各ディスプレイへ再配置せねばならないのが地味にストレスの溜まる作業でした。
この手間をなくすことができるだけでもMacを複数台持ちする価値はあると私は考えています。
どこでもMacで作業ができる
Macの2台持ちというか私は3台持ちをしているわけですが、その最大のメリットはどこでもMacで作業ができるという点にあります。
自室でメインの環境を据え置きしつつ、リビングや車の中、電車の中ですら作業ができるので隙間時間を最大限有効活用できます。
外出時に最適な一台を選ぶことができる
Macを2台持ちするメリットは外出時に用途に合わせて最適なサイズ・スペックの一台を選択することができる点です。
- バッテリー持ちが第一→M1 MacBook Air
- 使用時間が短いので軽さ重視→12インチMacBook
- 暇潰しにゲームもしたい→MacBook Pro 15
日常的にMacBookを使用しているユーザーは複数台持ちをしない方が人生を損しているレベルです。
私のサブMac遍歴
私はこの3年間でサブのMacを4台ほど購入しました。
それらのモデルを選択した理由と感想を簡単に紹介していきたいと思います。
MacBook Early 2016
- モデル:MacBook Early 2016
- スペック:Core m3 , 8GB RAM , 256GB SSD
- 使用期間:2019/01〜2020/02
- 購入金額:7.9万円
- 売却金額:額面8.3万円、手取り7.5万円
私が最初に購入したサブ機のMacは12インチMacBookの2016年モデルです。
12インチMacBookはiPhoneやiPad miniと並べても非常にコンパクトで持ち運びがしやすかったので重宝していましたが、2016年モデルはSidecarの動作がもっさりしていたりブログを書いているだけでSafariが落ちるといったことからスペック不足を感じて手放すことにしました。
MacBook Air 2019
- モデル:MacBook Air 2019
- スペック:Core i5 , 8GB RAM , 256GB SSD
- 使用期間:2020/02〜2020/06
- 購入金額:8.0万円
- 売却金額:額面10.7万円、手取り9.5万円
MacBook 2016のスペックに不満を覚え始めていた頃にMacBook Air 2019をヤフオクで激安価格で入手することができたので2台目のサブ機として運用することにしました。
SideCarも特に支障なく利用できて満足していましたがiPad Pro 2020年モデルへブログの執筆環境を移行したこともあって手放しました。
2022年現在でも十分実用できるスペックを備えているので今から購入するサブ機としてもオススメです。
MacBook 2017
- モデル:MacBook 2017
- スペック:Core m3 , 8GB RAM , 256GB SSD
- 使用期間:2021/04〜2022/01
- 購入金額:4.0万円
- 売却金額:額面4.7万円、手取り4.1万円
MacBook Air 2019からiPad Proに移行してから半年間はiPadだけでブログを更新していましたが、M1 MacBook Airを購入してから再びMacへとメインの環境が戻ることになりました。
Macに環境を戻したのはいいものの、1.4kgあるMacBook Airを持ち歩くことがストレスだったので12インチのMacBook 2017を購入することにしました。
2017年モデルは2016年モデルと違って十分なスペックを備えていながらも安価なのでサブ機として非常に理想的なMacであるといえました。
MacBook 2017
- モデル:MacBook 2017
- スペック:Core i7 , 16GB RAM , 512GB SSD
- 使用期間:2022/01〜
- 購入金額:7.5万円
MacBook 2017の最小構成でも快適に利用できていましたが、多少もっさりするシーンがあったことも事実なので思い切って最上構成のマシンに買い換えることにしました。
Apple Siliconを搭載して12インチMacBookが復活するかもという淡い期待は抱いているものの、いざ発売されてもサブ機に10万円以上投資する価値があるのかは疑問だったので今ある最高の12インチMacBookを確保することにしました。
まとめ
以上が私がMacを二台持ちする理由と感想でした。
お気づきの方もいるかもしれませんが今まで購入して手放したサブ機のMacBookの収支は3年間で+1.2万円なのでお金をもらってサブ機を運用していたことになります。
流石に現在使用しているMacBook 2017の最上構成は今後リセールバリューが低下していくので収支はマイナスになると思われますが使用期間を考えれば実質無料みたいなものです。
安い個体を入手することができればランニングコストは0みたいなものなので使い道は別としてとりあえず物色してみてはいかがでしょうか?
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