こんにちは、Yotchanです。
2020年現在にMacBook Early 2016を購入しても問題ないか検証してきたいと思います。
12インチという小さなMacBook
12インチのMacBookは現在廃盤となっており、入手方法は家電量販店などの在庫かApple整備済み品、中古市場からの購入となります。
現在Appleで取り扱いのあるMacBookの最低サイズは13インチMacBook Air or MacBook Pro。
それらよりも薄くて軽く、小さいMacBookは一定の層から熱狂的な支持を受けているモデルです。
そんなMacBookですが、2016年式のモデルはヤフオクで約7万円とお手頃な価格となっていることから現在狙い目です。
本日はMacBook Early 2016が2020年現在でも現役で戦えるのか見ていきたいと思います。
12インチ MacBookの想定用途
こちらの12インチMacBookの使用用途はメインよりもサブ端末寄り。
もしくはあまりパソコンを触らないけどたまに使いたいという人向けとなっています。
その理由はあくまでもモバイル性能に重きを置いているため複雑な処理に向いていないため。
リビングでちょっとパソコンを触りたかったり、出先で軽く使いたい場合には頼もしい相棒です。
サブノートパソコンとして優秀なのがMacBookです。
Early 2016が狙い目な理由
MacBookには2015,2016,2017の3つの年式があります。
その中でも私が2016をオススメしている理由は3点ほどあります。
- 2017年モデルはプレミア価格で比較的高い
- 2015年モデルは「第一世代」なので避けたい
- Sidecar対応は2016年以降のモデル
これらを消去法で絞り込むと2016年モデルが残ります。
2017年モデルはプレミア価格
MacBookシリーズは2017年モデルを最後に廃盤となったこともあり、比較的高い価格で出品される傾向にあります。
「最後」のMacBookというのが12インチの愛好家には重要な点です。
12インチMacBookがいつ復活するか我々にはわかりません。
そこで、12インチモデルを長く使いたい人の間ではMacBookの中で最も最新なモデルを購入して少しでも長くという需要が発生します。
iPhoneに関わらず、MacBookでも最新=スペックが高いのは事実。
かといって通販などの在庫を新品で購入するのはスペックの割には高すぎる。
必然的に中古市場に需要が集中し、相場が高くなる構図です。
Apple製品の第一世代は避けたいという心理
Apple製品を長く使っている人なら一度は聞いたことのあるであろうフレーズ。
「Apple製品の第一世代は様子見が正解」
なぜこんなことが言われているかと言うと、第一世代となる製品はとにかく不具合の確率が高いから。
iPhoneで言うと「S」がついたモデルを購入するのが安定と言われることに近いですね。
初めて4インチから画面サイズが大きくなったiPhone6シリーズの苦痛を私は忘れない・・・。
そういった経験からとりあえず2015年モデルは避けたいのが本音でした。
2015年モデルともなると5年前のモデルになるので流石に今から買うには古すぎるような気もしますしね。
Sidecar機能に対応するのは2016年以降のMacBook
MacOS Catalinaから追加されたiPadをMacのサブディスプレイにする機能「Sidecar」は12インチでは2016年以降のモデルでしか対応していません。
そのため、この機能を試してみたい場合は2015年モデルは自動的に選択肢から外れることになります。
私の使い方ではSidecarはMacBookではイマイチ使いにくいと感じました。
以下の過去記事にて動画でレビューしていますが、Sidecar時のページ読み込みの遅さが気になりました。
そのため、MacBookではSidecarよりはDuet Dsplayを推奨しています。
一応補足しておくとネット検索ではなくエクセルなどのデータを2つ表示したいといった用途であればページの更新が発生しないためSidecarでも問題ありません。
そのため、MacBookでもSidecarが役に立つシーンもあるので対応していないよりは対応していた方が便利です。
サブノートとしてのスペックはEarly 2016でも十分
このような構成の最低スペックのMacBook Early 2016でもサブノートとしてのスペックは十分に備えています。
バッテリー持ちも現在充放電回数が72回の時点でも5時間以上は問題なく動作します。
ネット検索ももちろんスムーズです。
動画のようになんのひっかかりもなくキビキビと動作します。
元はと言えば定価15万円近い製品なので数年落ちとは言え伊達ではありませんね。
Duet Displayを起動してデュアルディスプレイで使用しても引っ掛かったりということはありません。
日常で使っていてSidecarの残念さ以外には気になるところはありません。
このモデルでの不満は本当にSidecarぐらい。
Duet Displayで問題なく動作するのでいいですけども。
第一世代バタフライキーボードも慣れれば普通
MacBook 2015年モデルから搭載され、現行でもMacBook Pro16以外には全て搭載されている悪名高いバタフライキーボード。
個人的にはそこまで悪いものとは思っていません。
最初からキーボードカバーをつけていないと故障するという話を聞いていたのでカバーをつけて対策済みですし、そこまで気にするほどでもないかなといったところ。
MacBook Early 2016に搭載されている第一世代バタフライキーボードは第二世代や第三世代のそれと比較すると確かに打ちにくいです。
しかし、使い続けているといつしか気にならなくなっているのであくまでも慣れの範疇です。
出先でEarly 2016、家でMacBook Proに接続しているシザー式のMagic Keyboardの二種類を毎日使い分けていますが気になりません。
そんなことよりも本体の小ささと薄さが何よりも重要ですね。
機動性を重視するとここは少し妥協せなばならない点です。
まとめ:モバイル用途では最高のMacBook
以上が2020年MacBook Early 2016の検証でした。
iPhone XS MaxやiPad mini 5と並べてもこれだけコンパクトという点はほかのMacシリーズにはないメリット。
ブログを外でも書くために小型のパソコンが欲しい人には一推しのMacです。
iPadでもブログの記事は書けますが、マウスの挙動が完璧ではないので使いやすいトラックパッドのあるMacBookを購入する方が効率は圧倒的に良いです。
特にブログをやっている人でiPhoneユーザーであればiCloudを経由してiPhoneで撮った写真を何もしなくてもMacBookで扱える点は非常に楽。
Apple製品の連携は一度体感すると離れられません。
2020年現在でもブログやネット検索、動画鑑賞などの用途であれば現役で動いてくれるので安心して選んであげてくださいね!
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